Msk-Mtnのブログ

プリキュアについて熱く語る一独身男性のブログ

HUGっと!プリキュア 第25話感想

2018年07月26日 | HUGっと!プリキュア
 今話の名セリフ:「私は・・・、私を支えてくれる人のためにも、私のなりたい私になるって・・・、決めてるんだ・・・。」(輝木ほまれ)

 「HUGっと!プリキュア」第25話「夏祭りと花火とハリーのヒミツ」の感想です。


~ オープニング前 ~

 ある日・・・、
「あなた達には才能がある!」
「5分で国民的アイドルになれる!」
「動画1,000万再生だって、夢じゃない!」
『ぜひ! うちの事務所に!』
    
 おい、ダイガン。「5分で国民的アイドル」って、アイドルなめてんのか、お前。胡散臭さ全開だろ。読者の皆さん、「5分でアイドルになれる」なんて戯言を言うヤツを見かけたら、即110番通報を!(笑)

「お断りします。」
「これから大事な用事があるので、それどころじゃないのです!」
   


 同じ頃・・・、
   
 祖母から浴衣を着付けてもらったほまれ。また、母から髪飾りも着けてもらいました。
    

 今日は、はぐくみ神社で夏祭り。ほまれだけではなく、はな達も浴衣姿で神社に来ていました。
    
 はな達5人は一足先に階段を上りました。直後、はぐたんから首飾りを握られたハリーは、何かを思い出します。
    

 一方、クライアス社。ビシンには、会いたい者がいるそうで。


~ Aパート ~
 階段を上ると、沢山の出店が並んでいました。
   
 そこには、パップルの姿も。パップルも出店を開いていました。
   
 はぐたんは、大きなクマのぬいぐるみが気に入っているようで、はなは、くじ引きに挑戦します。
    
 結果は・・・、
「めちょっく・・・。」
   
 その後も、何度か挑戦しましたが、ハズレばかり。お小遣いを使い切る気かと、ほまれに指摘されます。
 その直後・・・、
「僕にやらせて下さい!」
   
「お前、それ全財産!」
「ひなせ君! うみと君!」
   
    
   

「どうぞ!」
「でも、これ、ひなせ君が・・・。」
「僕の気持ち・・・。だから・・・。」
    
「ありがとう!」
   
   
「ほら、お兄ちゃんが、はぐたんが欲しかった人形取ってくれたよ!」
   
「え・・・。あ・・・。そういう事・・・。ハハッ・・・。」
「ドンマイ。」
   
 ひなせ、お前は思いっ切り泣いていい。ついでに、後で500円分おごってやるよ! まあ、気持ちしか届けられないんですが。(笑)


 そして、記念撮影。
    

 次の出店は・・・、
   
「ハハハハハ! 景品を当てられるものなら、当ててみろ!」
   
「弾の威力と空気抵抗を踏まえて最適な発射角度を算出。」
「35度ね!」
   
    
   
 キミ達、可愛い顔して怖ろしい分析するのう。この2人を敵に回いてはいけない。そう確信しました。(笑)

 次は型抜き。
    
    
    
   
 アンリと、えみるの兄・正人も来ていました。
   

 しばらくして、だいぶ陽が落ち、花火が打ち上がる時間が近付いてきました。
 ほまれ、ハリー、はぐたんが花火の場所取りをする事に。ルールー、えみる、はな、さあやは、引き続き出店を堪能しました。

 少しして・・・、
「前から思ってたけど、ハリーって結構赤ちゃん慣れしてるよね。」
「んん? まあ、昔、沢山子供の面倒見とったからなあ。」
「親の代わりに?」
   

「オレ、両親の顔知らんねん。」
「え・・・?」
   
   
「物心ついた時には1人やった。いわゆる、孤児ってやつやな。」
   
「しばらく未来の街の隅っこで、同じ境遇の仲間と暮らしとったんや。」
    
「その日その日を生きていくだけで精一杯やったな・・・。子供達は毎日元気でいたずらばっかしよって、楽しかったな・・・。」
    
「そうなんだ。守ってくれる人がいるって、マジありがたいと思うよ。」
   
「あまり言ってないんだけど、うち・・・、私が小さい頃に両親が離婚してて・・・。ずっとお母さんの実家で暮らしてるんだ・・・。」

「そうなんか・・・。」
    
「お父さんがいた時に好きになったスケートを続けていいって、お母さんが言ってくれたんだ・・・。練習を休んでいた時も、何も聞かずにいてくれた・・・。」
   
「今はスポーツ特待生で、学校にリンクもあるけど・・・、だからこそ、早く試合で結果を出して、安心させてあげたい・・・。」
   
「私は・・・、私を支えてくれる人のためにも、私のなりたい私になるって・・・、決めてるんだ・・・。」
    
   

「大したもんや・・・。」
「そんな事ないよ・・・。」
「そんな事ある。」
   

 その後、ハリーは、本当にきつい時は1人で抱え込まないでほしいと指約束した事を思い出し・・・、
「オレな・・・、実は・・・。」
   

 そんな中、ビシンが現れました。それも、ハリーを知っているようです。


 今回は、新しいアイキャッチが出ました。
    
   
 既存の2つのアイキャッチは、もう出ないんでしょうかね。あと1つ新アイキャッチがありそうで、楽しみにしたいですね。



~ Bパート ~
 ビシンは、ハリーを迎えに来たと言います。すぐに、ハリーは、ほまれにはぐたんを預けました。
「これは・・・、オレの問題や・・・。」
    
 そして、ハムスター形態になって、ほまれから離れ、ビシンを追いかけさせます。
 ビシンは、攻撃しながらハリーを追っていきます。少しして、ハリーは攻撃を受け、ビシンに捕まってしまいました。さらに、ほまれやはな達も集まる形に。
「せっかくボクを彼女達から引き離そうとしたのに、ムダだったね、ハリー。だいたい何で、プリキュアなんかと一緒にいるのさ? こんなヤツら、早く倒しちゃえばいいのに。」
    
「何を言ってるの・・・?」
「誰がそないな事・・・。」
「そしたら、クライアス社も、裏切ったハリーを許してくれるでしょ?」
   
   
「クライアス社?」
「どういう事?」
「ハリーから何も聞いてないの? そりゃそうか。プリキュアに本当の事なんか言える訳ないよね。いいよ、教えてあげる。」
   
「ボクとハリーは、未来で一緒に暮らしていた仲間なんだ。」
    
「まさか、アンタ、ハリーの言ってた・・・。」
「そして、ボクらは、プレジデント・クライにスカウトされた。」
「それって、ハリーが・・・。」
    

「クライアス社の社員だったって事さ。」
    
「ウ・・・、ウソなのです!」
「ウソなんかついてどうするのさ?」
   
「それにしても、知らないうちに随分腑抜けになったねえ、ハリー。」
   
「ん? その首輪、未来じゃしてなかったよね?」
    
    
    
    
   
    
    
「ハリーに何をしたの!?」
「本当の姿に戻しただけさ。クライアス社はすごいんだ! 1回手術を受けただけで、食べ物も寝るところもすごい力も全部くれたんだよ!」
    
   
「すごい力って・・・。」
「改造されたのですか!?」
   
「そうだよ。さあ、ハリー。手土産にプリキュアを倒して帰ろう!」
   
 はな達5人はプリキュアに変身します。

 ハリーは理性を失って凶暴化し、エール達の声も届きません。エール達は追い込まれますが・・・、
   
「何してんの・・・。これがアンタが今まで隠してきた事? クライアス社の社員だったから? 改造されたから?」
   
「その程度で、私達が離れると思ったの!? そんな訳・・・、ないでしょ!」
    
    
    
   
「何が『オレの問題』なの!? 『私達の問題』でしょ!」
    
「約束したじゃん・・・。一緒にやってこうよ・・・。」
    
    
    
   
    

 その後、トリニティコンサートでハリーは元の姿に戻りました。
    

「ハリーから離れろよ!」
    
   
「どうして、ハリー!? ボクと一緒にクライアス社に・・・。」
「帰らへん!」
    
   
「ビシン、オレな、プリキュアと一緒にクライアス社と戦うって決めたんや!」
   
   
「フッフッフ・・・。アハハハハ! またまたまた! ボクは君を諦めないよ。」
    
 そして、ビシンは撤退。

「大丈夫ですか? ハリー。」
「大丈夫や・・・。ごめんな、みんな・・・。」
    
「何で謝るのよ?」
「そうだよ、ハリー!」
    
   
    
    
    
   


 今回は、これで終了です。


次回:「大女優に密着! さあやとおかあさん
 さあやは、CMに出演して大ブレーク中。しかし、さあやは、まだ女優になる事を決めた訳ではないようです。
 どうやら、女優をやっている母・れいらがどう思っているのか気になるとの事。そこで、母の気持ちを聞きに、はな達は一緒に撮影現場に行く事に。
 勇気を出して、母の気持ちを聞いたさあやは・・・。


   
 いい感じに五七五で一句できてますね。まあ、季語ないけど。(笑)


【まとめ】
 はぐくみ神社での夏祭りの最中、ハリーは、ビシンにより、クライアス社の社員だった事が明かされ、怪物化されましたが、エトワールのハリーを信じる気持ちが、ハリーを救いました。

 という事で、今話は、ハリーの過去が明かされた回でした。(と言っても、時間軸上では、未来の事ですが)
 クライアス社の社員だった事は予想通りではありましたが、両親を知らぬ孤児である事や、クライアス社によって改造されていたりと、普段のハリーからは考えられない過酷な人生を送っていたのは、想定外でした。
 はなといい、何で、いつも明るくて気さくなのが、ものすごく苦労してるんだよ・・・。

 ハリーは、あのような目に遭っていれば、クライアス社から、そして、過去に逃げ出したのも分からなくはないでしょう。
 しかし、その反面、クライアス社にスカウトされる前に仲間として一緒に過ごしていたビシンは、同じように改造を施されながらも、不自由のない暮らしを提供してくれると、それを良しとしています。

 これはおそらく、「守る側」と「守られる側」の違いによるものなのでしょう。
 回想を見た感じでは、ハリーは、あの集団におけるリーダー的存在だったように思います。たとえ自分がひもじい思いをしようと、仲間を守る事や幸せを第一に考えていたでしょうね。
 それゆえ、クライアス社にスカウトされた時は、自分が精一杯頑張って、沢山稼げば、仲間達にもっと豊かな生活を与えられる。そんな希望を持っていた事でしょう。

 だけど、フタを開けてみれば、改造手術を施され、理性のない怪物として破壊を尽くす。守る事が当たり前のハリーにとって、それは、耐え難い事実であり、クライアス社、そして、クライアス社が存在する世界から逃げ出したのは自然の流れと言えるでしょう。ミライクリスタル・ホワイトを持って、はぐたんと一緒に逃げてきた事は、クライアス社に対する「レジスタンス」のように思いますね。
 未来から逃げ出したハリーですが、貧しいながらも一緒に過ごしてきた仲間達を放ってしまった訳でもあり、もしかしたら、時折その事に思い悩んでいるのかもしれません。そう思うと、ハリーがかつての仲間との再会を喜ぶシーンが来てほしいと思いますね。まあ、その前に、クライアス社をどうにかする事が先決でしょうけど。

 その一方で、ビシンは「守られる側」であり、ハリーと比べると仲間意識は低かったのでしょう。
 守られる事が当たり前となると、自分を守ってくれる事のありがたみには気付きにくいもの。これまでの境遇とは一変した裕福な暮らしを与えてくれれば、そちらに転びやすくなってしまうものでしょう。たとえ、その結果が、悪事に手を染める事になろうとも。

 しかし、そんな身ながら、クライアス社と戦う事に強い決意を示しているハリーをクライアス社に連れ帰ろうという異常な執着心も見せており、だいぶ気になるところ。
 ビシンはハリーと比べると仲間意識は低いと書いたものの、ハリーに対しては特別だったのでしょう。クライアス社にスカウトされる前は、とりわけ親身に接してくれたのかもしれず、ハリーの事を好いているのかもしれません。クライアス社がスカウトされた時も、ハリーが行くなら、という思いからだったように思います。
 そして、今は、ハリーはクライアス社と決別しており、離ればなれ。かつての仲間もいなく、周りは知らない人間ばかりで、1人ぼっち。そんな寂しさが、あの異常な執着心となって表れているように思いますね。

 まあ、こう書いたのは、あくまで推測の話。ビシンがなぜハリーに対して執着しているのかは、後の話で明らかになるでしょう。
 ハリーの事を好いているという点では、救いの道がありそうで、後の楽しみにしたいところです。



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« キラッとプリ☆チャン 第16... | トップ | プリキュアスタンプラリー 20... »
最新の画像もっと見る

HUGっと!プリキュア」カテゴリの最新記事