今話の名セリフ:「みんな、咲を支えてくれてた。それは、咲とみんなの間に信頼があるからだよ。」
「トロピカル~ジュ!プリキュア」第25話「桜川先生パワーアップ大作戦!」の感想です。
~ オープニング前 ~
夏休みが終わり、新学期が始まりました。来週は授業参観があるようです。
「授業参観?」
「お父さんやお母さんが授業を見に来る日だよ!」
「ふーん・・・。」
「私にとっては、女王様が親みたいなものだけど・・・。」
「来てもらうのは難しいよね・・・。」
「ドラえもん」の世界から「どこでもドア」を借りれば、何て事ないと思うのですが。幸い、放映局は、どちらもテレ朝。楽に事が運ぶと思うんですけどねえ。(そういう問題じゃねぇ(笑))
親が授業を見に来るとなると、生徒達は緊張するもの。憂鬱に感じる生徒は多いです。
「そうよね・・・。参観日って、良いところを見せられるか、不安になっちゃうよね・・・。」
「さ、桜川先生?」
「あ、でも、みんな、普段通りで大丈夫だからね!」
「それじゃ、プリントを配りま・・・。」
「あー! 忘れてきた!」
~ Aパート ~
それからしばらくして、トロピカる部では、夏合宿のレポートを発表しました。
桜川先生も参加していましたが、心ここにあらずといった感じ。
「もしかして、先生も授業参観に緊張してるんですか?」
「え?」
「おー、1年生は授業参観なのか。」
「みんなも、家族が来るから、ドキドキしてるのかなって。」
「そ、そんな事ないよ・・・。」
「まあ、先生には授業参観なんて慣れたもんだよな。まさか、先生の親が来る訳じゃあるまいし・・・。」
「来るんですか!?」
あすか先輩、「まさか」発言は、たいていフラグっす(笑)。っていうか、今作、フラグ発言多過ぎるような気がしますね。
先生が夏休みに実家に帰った時・・・、
「咲、学校の方はどうだい? ちゃんと先生やれているかい?」
「うん! 生徒もみんないい子だよ!」
「お父さんは?」
「まあ、父さんもいい歳だし、そろそろ引退かな・・・。」
「そっか・・・。」
「そういえば・・・。」
「ん?」
「今度あおぞら市に行くんだ。その時に咲の学校へ行ってもいいかい?」
「え? ど、どうして? というか、なぜあおぞら市に?」
「大事な用があってな・・・。」
「大事な・・・、用・・・?」
校長先生に話したら、授業参観に来てもらったらどうかと言われたそうです。
「大事な用」とは何なのか? みのりは、父親は先生にリンゴ畑を継いでほしいと思ってるんじゃないかと推測。今度の授業参観で出来が良くなければ、先生をやめさせ、リンゴ畑を継いでもらおうとしていると、まなつは考えました。
父親の真意は分かりませんが、先生は、子供の頃からの夢だった先生を続けたいと思っています。
しばらくして、まなつは、クラスメイト達に、桜川先生が立派な仕事を父親に見せられるように協力しようと呼びかけました。
「そりゃ、オレ達も親に良いとこ見せたいし、頑張るけどさ・・・。」
「けど?」
「桜川先生、ちょっとドジというか・・・。」
「かなり、おっちょこちょいというか・・・。」
「はい、いいですか? これは・・・。」
「オーマイガッ・・・。」
「では、出席をとります。」
「オーマイガッ・・・。」
「犬はドッグで、猫は・・・。」
先生、とんだドジっ子じゃないですか! 花瓶については、「授業の支障になるんだから、どかせよ」と言いたいところですが、「眼鏡っ娘な上にドジっ子とか最高! ここに花瓶置いたら、またやらかしてくれたりして・・・」なんて思っている生徒が置いている可能性も? だとしたら、「お前、天才だな!」と褒めてあげたいですね。(笑)
「桜川先生をサポートしなきゃいけないよね!」
「それ!」
「うん! 私達も、桜川先生には絶対にやめてほしくないもん!」
「あんな面白い先生、他にいないもんな!」
「いつも優しくし、明るいし!」
「気持ちは一緒だね!」
「うん! みんなで最高の授業参観にして、トロピカろう!」
『おー!』
その後、まなつ達は、校門で桜川先生の姿を見かけます。
すぐに、先生の父親がやって来ました。これから、学校の案内をするそうです。
「この子達は?」
「私達は、桜川先生に顧問をしていただいておりますトロピカる部というものでござる!」
「桜川先生には、いつもお世話になってござる!」
何で、語尾が「ござる」なんだよ。緊張してるからなんでしょうけど、でも、緊張してるなら、言葉が詰まったり、噛みそうなものですので、それがないという事は意外と落ち着いてるのかも? よく分かんねーな、これ。(笑)
まなつ達も先生に協力して、先生の父親に学校の案内をする事になりました。
「ここがトロピカる部の部室よ。」
「あれ? えっと・・・。あ・・・。」
「部室の鍵忘れてきちゃった!」
「こちらが校内でーす!」
「教室があります。」
「ああ、桜川先生。」
「はい。」
「また書類にミスがありましたよ。数字が全部バラバラで。」
「え・・・。す、すみません・・・。」
「あー! ないないないないないない! ないですよね、先生!」
「ええ・・・。」
「ほら! 珍しい鳥が!」
「あれは幻の、あおぞらレインボースズメ!」
「ここが私の机よ。」
「相変わらずだな、咲は。」
「相変わらず」という事は、もしかしたら、自宅もこのように整頓されておらず、汚部屋な可能性も? ふむ、これは調査してみたいですな。そして、場合によっては、片付けを手伝いますかね。先生の膝枕を報酬に。(笑)
この日は良いところを見せられず。
ですが、本番は授業参観。この時には、挽回したいものですが。
~ Bパート ~
そして、後日、授業参観を迎えました。
まなつが緊張している中、桜川先生の父親が教室に。先生をしっかりフォローしてトロピカろうと、まなつはクラスメイト達に声をかけました。
少しして、先生が教室に入ってきました。
「桜川先生、いつもと違う!」
「キリっとしてカッコ良い!」
「これならいける!」
おい、やめろ。揃いも揃って、褒め過ぎんなや。ドジっ子相手にそういうセリフはフラグだからな?(笑)
先生、フラグ回収、早過ぎます。っていうか、持っていた本が宙に飛んで、全部当たるとか、結構すごいなあ。こうなるよう事前に練習してたんじゃないかと疑っちゃいます。(笑)
「先生! 私の絆創膏あげる!」
「あ、ありがとう・・・。」
「うん! 良い!」
「いや、どうかな・・・。」
「じゃあ、授業を始めるわよ! 私は三毛猫です。アイアム ア キャリコキャット・・・。」
「あー! 鼻が! ミケちゃん、しっかりして!」
いや、しっかりするの、あなたです。っていうか、人形なんて使わず普通に授業すればいいのに、どうしてネタに走るのでしょうか。コレガワカラナイ。(笑)
「先生! この接着剤使って!」
「あ、ありがとう・・・。」
「先生! 新しいチョーク!」
「ありがとう・・・。」
「あれ? 箱が取れない・・・。」
「わ、私は白猫です・・・。アイアム ア ホワイトキャット・・・。」
接着剤を使ってると、他の物がくっついちゃうのは「あるある」ですが、ここまできちゃうと、もはや才能のように感じてしまいます。(笑)
そんな中、エルダが学校に。エルダは夏休みボケで体調が万全でないため、ヌメリーも付いてきています。
エルダは、ゼッタイヤラネーダを生み出しました。
まなつ達は、外にゼッタイヤラネーダがいるのを目にしました。そこで・・・、
「先生、お便所!」
「私も!」
「私もお便所!」
年頃の女の子が「お便所」って・・・。トイレとかお手洗いで良さそうなんですけどね。ネタに走ってくれと、スタッフ様から指示されてるんでしょうか。(笑)
そして、まなつ達は、ゼッタイヤラネーダの元に到着。みのり、あすかも合流し、5人はプリキュアに変身します。
『はーっ!』
「良いとこ見せたい!」
『トロピカル~ジュ!プリキュア!』
プリキュアとしては良いとこ見せまくってると思うんだけどなあ。そういうツッコミは禁句ですかね?(笑)
プリキュア達はゼッタイヤラネーダにダメージを与えるものの、攻撃道具が自在に動くのが厄介。
ですが、パパイアが突破口を見出しました。黒板消しでチョークマシンガンを防ぎながら突撃し、顔を黒板消しで消去。
ゼッタイヤラネーダの動きがフラフラになり、ラメールは、奪われたやる気を取り戻しました。そのまま、オーシャンバブルシャワーでゼッタイヤラネーダを退治。
それからしばらくして・・・、
「お父さん。私、今日は全然良いところを見せられなかったけど・・・。でも、先生をやめたくないの!」
「何の話だい?」
「え?」
「お父さん、私がちゃんと先生をしてるか見に来たんじゃないの?」
「そうだよ。大事な用のついでにな。」
「つ、ついで?」
「うん。」
「え?」
「恥ずかしくて言えなかったんだけど、実は、あおぞら市で、応援してるアイドルのライブがあるんだ。」
「アイドル・・・。じゃあ、リンゴ畑は・・・?」
「リンゴ畑? ああ、それなら、このアイドル応援仲間が手伝ってくれてるから、心配ないよ。」
『こんにちは! 私達、リンゴ畑を手伝います!』
「この通り、心強いよ。みんな!」
「そ、そうなんだ・・・。良かった・・・。」
「咲は、良い先生になったね・・・。」
「でも、私、ドジばかりで・・・。」
「咲は頑張り屋さんだからね、空回る事もあるが、父さんはそれでいいと思う。」
「みんな、咲を支えてくれてた。それは、咲とみんなの間に信頼があるからだよ。」
「うん!」
「先生、ごめんなさい・・・。私達、早とちりしちゃって・・・。」
「ううん・・・。私の方こそ、ごめんなさい・・・。元はといえば、私がみんなを心配させちゃったからだし・・・。」
「よーし! クラスの担任として、それから、トロピカる部の顧問として、もっともーっと頑張るからね!」
「みんなでトロピカっちゃおー!」
『おー!』
今回は、これで終了です。
次回:「晴れわたれ! キラキラ☆流星群の夜!」
50年に1度の流星群がやってくると聞き、生徒達を集めて、流星群を見る会を開催する事を決めたトロピカる部。
しかし、当日の天気は曇り模様。晴れを呼び込むために現れたのは・・・。
【まとめ】
まなつのクラスの担任の桜川先生は、父親が授業参観に来る事から、生徒よりも緊張し、良いところを見せようにも失敗続きでしたが、父から先生の一生懸命な様子をほめられ、ほっと胸をなで下ろしました。
今回は、授業参観の話。「桜川先生の父親が来るくらいだから、割とシリアスな話になるかも?」と思っていましたが、先生のドジっぷりとか、父親があおぞら市に来た理由とか、敵側も授業参観のようになってたりなど、笑える要素が多かったと思います。
それにしても、お父さん、いい歳こいてアイドルのライブを見るのが主目的で、娘の仕事を見るのがついでだとは・・・。まあ、私も、いい歳こいてプリキュア映画を見るために有給休暇使った事あるからなあ。私もお父さんも同類だと考えましょう。(笑)
そんな訳で、今回は、ストーリー進展ゼロのギャグ寄りの話でしたが、こういう話にしたのは、Bパートに出てきた「夏休みボケ」というワードや、近年の夏休み明け事情を考えての事かな、と思っています。
夏休みは1か月を優に超えるほど長く、人によっては、長い休みに満足しちゃって、学校に行くのが嫌に感じるでしょう。自殺者が出る事もあり、近年は増加傾向にあります。
そのため、夏休み明けは憂鬱になりやすい時期ですが、しかし、今回、夏休み明けのギャグ寄りの話にした事で、夏休み明けだって楽しい事はいっぱいあると思わせ、憂鬱感を下げる狙いがあったのかな、と感じています。今話視聴前は、夏休みが終わりに近づいて学校に行きたくないと思っていた子達の中には、視聴後はそんな気分が吹き飛んだ子もいるのかも?
まあ、そうは言っても、憂鬱感を下げる狙いがあって今話が作られたというのは、あくまで推測。それに、学校に行きたくないのであれば、無理して行かないという選択肢もあり、それが最善の場合もあります。
さらに、メイン視聴層の女の子達は小学校入学前。幼稚園で夏休みがあっても、宿題なんてものはなく、むしろ、友達と久々に会える事を楽しみに子達は多いかもしれません。
それゆえに、視聴者の多くは、夏休み明けの憂鬱感とは無縁だと思いますが、それでも、今作の明るく楽しい作風は、今話でもしっかり発揮されていたように感じ、今回も良い話だったと思いますね。
さて、次回は、流星群を見る話。次回もどんな話になるか予想がつきませんが、今まで通り、明るく楽しい話になってほしいですね。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「トロピカル~ジュ!プリキュア」第25話「桜川先生パワーアップ大作戦!」の感想です。
~ オープニング前 ~
夏休みが終わり、新学期が始まりました。来週は授業参観があるようです。
「授業参観?」
「お父さんやお母さんが授業を見に来る日だよ!」
「ふーん・・・。」
「私にとっては、女王様が親みたいなものだけど・・・。」
「来てもらうのは難しいよね・・・。」
「ドラえもん」の世界から「どこでもドア」を借りれば、何て事ないと思うのですが。幸い、放映局は、どちらもテレ朝。楽に事が運ぶと思うんですけどねえ。(そういう問題じゃねぇ(笑))
親が授業を見に来るとなると、生徒達は緊張するもの。憂鬱に感じる生徒は多いです。
「そうよね・・・。参観日って、良いところを見せられるか、不安になっちゃうよね・・・。」
「さ、桜川先生?」
「あ、でも、みんな、普段通りで大丈夫だからね!」
「それじゃ、プリントを配りま・・・。」
「あー! 忘れてきた!」
~ Aパート ~
それからしばらくして、トロピカる部では、夏合宿のレポートを発表しました。
桜川先生も参加していましたが、心ここにあらずといった感じ。
「もしかして、先生も授業参観に緊張してるんですか?」
「え?」
「おー、1年生は授業参観なのか。」
「みんなも、家族が来るから、ドキドキしてるのかなって。」
「そ、そんな事ないよ・・・。」
「まあ、先生には授業参観なんて慣れたもんだよな。まさか、先生の親が来る訳じゃあるまいし・・・。」
「来るんですか!?」
あすか先輩、「まさか」発言は、たいていフラグっす(笑)。っていうか、今作、フラグ発言多過ぎるような気がしますね。
先生が夏休みに実家に帰った時・・・、
「咲、学校の方はどうだい? ちゃんと先生やれているかい?」
「うん! 生徒もみんないい子だよ!」
「お父さんは?」
「まあ、父さんもいい歳だし、そろそろ引退かな・・・。」
「そっか・・・。」
「そういえば・・・。」
「ん?」
「今度あおぞら市に行くんだ。その時に咲の学校へ行ってもいいかい?」
「え? ど、どうして? というか、なぜあおぞら市に?」
「大事な用があってな・・・。」
「大事な・・・、用・・・?」
校長先生に話したら、授業参観に来てもらったらどうかと言われたそうです。
「大事な用」とは何なのか? みのりは、父親は先生にリンゴ畑を継いでほしいと思ってるんじゃないかと推測。今度の授業参観で出来が良くなければ、先生をやめさせ、リンゴ畑を継いでもらおうとしていると、まなつは考えました。
父親の真意は分かりませんが、先生は、子供の頃からの夢だった先生を続けたいと思っています。
しばらくして、まなつは、クラスメイト達に、桜川先生が立派な仕事を父親に見せられるように協力しようと呼びかけました。
「そりゃ、オレ達も親に良いとこ見せたいし、頑張るけどさ・・・。」
「けど?」
「桜川先生、ちょっとドジというか・・・。」
「かなり、おっちょこちょいというか・・・。」
「はい、いいですか? これは・・・。」
「オーマイガッ・・・。」
「では、出席をとります。」
「オーマイガッ・・・。」
「犬はドッグで、猫は・・・。」
先生、とんだドジっ子じゃないですか! 花瓶については、「授業の支障になるんだから、どかせよ」と言いたいところですが、「眼鏡っ娘な上にドジっ子とか最高! ここに花瓶置いたら、またやらかしてくれたりして・・・」なんて思っている生徒が置いている可能性も? だとしたら、「お前、天才だな!」と褒めてあげたいですね。(笑)
「桜川先生をサポートしなきゃいけないよね!」
「それ!」
「うん! 私達も、桜川先生には絶対にやめてほしくないもん!」
「あんな面白い先生、他にいないもんな!」
「いつも優しくし、明るいし!」
「気持ちは一緒だね!」
「うん! みんなで最高の授業参観にして、トロピカろう!」
『おー!』
その後、まなつ達は、校門で桜川先生の姿を見かけます。
すぐに、先生の父親がやって来ました。これから、学校の案内をするそうです。
「この子達は?」
「私達は、桜川先生に顧問をしていただいておりますトロピカる部というものでござる!」
「桜川先生には、いつもお世話になってござる!」
何で、語尾が「ござる」なんだよ。緊張してるからなんでしょうけど、でも、緊張してるなら、言葉が詰まったり、噛みそうなものですので、それがないという事は意外と落ち着いてるのかも? よく分かんねーな、これ。(笑)
まなつ達も先生に協力して、先生の父親に学校の案内をする事になりました。
「ここがトロピカる部の部室よ。」
「あれ? えっと・・・。あ・・・。」
「部室の鍵忘れてきちゃった!」
「こちらが校内でーす!」
「教室があります。」
「ああ、桜川先生。」
「はい。」
「また書類にミスがありましたよ。数字が全部バラバラで。」
「え・・・。す、すみません・・・。」
「あー! ないないないないないない! ないですよね、先生!」
「ええ・・・。」
「ほら! 珍しい鳥が!」
「あれは幻の、あおぞらレインボースズメ!」
「ここが私の机よ。」
「相変わらずだな、咲は。」
「相変わらず」という事は、もしかしたら、自宅もこのように整頓されておらず、汚部屋な可能性も? ふむ、これは調査してみたいですな。そして、場合によっては、片付けを手伝いますかね。先生の膝枕を報酬に。(笑)
この日は良いところを見せられず。
ですが、本番は授業参観。この時には、挽回したいものですが。
~ Bパート ~
そして、後日、授業参観を迎えました。
まなつが緊張している中、桜川先生の父親が教室に。先生をしっかりフォローしてトロピカろうと、まなつはクラスメイト達に声をかけました。
少しして、先生が教室に入ってきました。
「桜川先生、いつもと違う!」
「キリっとしてカッコ良い!」
「これならいける!」
おい、やめろ。揃いも揃って、褒め過ぎんなや。ドジっ子相手にそういうセリフはフラグだからな?(笑)
先生、フラグ回収、早過ぎます。っていうか、持っていた本が宙に飛んで、全部当たるとか、結構すごいなあ。こうなるよう事前に練習してたんじゃないかと疑っちゃいます。(笑)
「先生! 私の絆創膏あげる!」
「あ、ありがとう・・・。」
「うん! 良い!」
「いや、どうかな・・・。」
「じゃあ、授業を始めるわよ! 私は三毛猫です。アイアム ア キャリコキャット・・・。」
「あー! 鼻が! ミケちゃん、しっかりして!」
いや、しっかりするの、あなたです。っていうか、人形なんて使わず普通に授業すればいいのに、どうしてネタに走るのでしょうか。コレガワカラナイ。(笑)
「先生! この接着剤使って!」
「あ、ありがとう・・・。」
「先生! 新しいチョーク!」
「ありがとう・・・。」
「あれ? 箱が取れない・・・。」
「わ、私は白猫です・・・。アイアム ア ホワイトキャット・・・。」
接着剤を使ってると、他の物がくっついちゃうのは「あるある」ですが、ここまできちゃうと、もはや才能のように感じてしまいます。(笑)
そんな中、エルダが学校に。エルダは夏休みボケで体調が万全でないため、ヌメリーも付いてきています。
エルダは、ゼッタイヤラネーダを生み出しました。
まなつ達は、外にゼッタイヤラネーダがいるのを目にしました。そこで・・・、
「先生、お便所!」
「私も!」
「私もお便所!」
年頃の女の子が「お便所」って・・・。トイレとかお手洗いで良さそうなんですけどね。ネタに走ってくれと、スタッフ様から指示されてるんでしょうか。(笑)
そして、まなつ達は、ゼッタイヤラネーダの元に到着。みのり、あすかも合流し、5人はプリキュアに変身します。
『はーっ!』
「良いとこ見せたい!」
『トロピカル~ジュ!プリキュア!』
プリキュアとしては良いとこ見せまくってると思うんだけどなあ。そういうツッコミは禁句ですかね?(笑)
プリキュア達はゼッタイヤラネーダにダメージを与えるものの、攻撃道具が自在に動くのが厄介。
ですが、パパイアが突破口を見出しました。黒板消しでチョークマシンガンを防ぎながら突撃し、顔を黒板消しで消去。
ゼッタイヤラネーダの動きがフラフラになり、ラメールは、奪われたやる気を取り戻しました。そのまま、オーシャンバブルシャワーでゼッタイヤラネーダを退治。
それからしばらくして・・・、
「お父さん。私、今日は全然良いところを見せられなかったけど・・・。でも、先生をやめたくないの!」
「何の話だい?」
「え?」
「お父さん、私がちゃんと先生をしてるか見に来たんじゃないの?」
「そうだよ。大事な用のついでにな。」
「つ、ついで?」
「うん。」
「え?」
「恥ずかしくて言えなかったんだけど、実は、あおぞら市で、応援してるアイドルのライブがあるんだ。」
「アイドル・・・。じゃあ、リンゴ畑は・・・?」
「リンゴ畑? ああ、それなら、このアイドル応援仲間が手伝ってくれてるから、心配ないよ。」
『こんにちは! 私達、リンゴ畑を手伝います!』
「この通り、心強いよ。みんな!」
「そ、そうなんだ・・・。良かった・・・。」
「咲は、良い先生になったね・・・。」
「でも、私、ドジばかりで・・・。」
「咲は頑張り屋さんだからね、空回る事もあるが、父さんはそれでいいと思う。」
「みんな、咲を支えてくれてた。それは、咲とみんなの間に信頼があるからだよ。」
「うん!」
「先生、ごめんなさい・・・。私達、早とちりしちゃって・・・。」
「ううん・・・。私の方こそ、ごめんなさい・・・。元はといえば、私がみんなを心配させちゃったからだし・・・。」
「よーし! クラスの担任として、それから、トロピカる部の顧問として、もっともーっと頑張るからね!」
「みんなでトロピカっちゃおー!」
『おー!』
今回は、これで終了です。
次回:「晴れわたれ! キラキラ☆流星群の夜!」
50年に1度の流星群がやってくると聞き、生徒達を集めて、流星群を見る会を開催する事を決めたトロピカる部。
しかし、当日の天気は曇り模様。晴れを呼び込むために現れたのは・・・。
【まとめ】
まなつのクラスの担任の桜川先生は、父親が授業参観に来る事から、生徒よりも緊張し、良いところを見せようにも失敗続きでしたが、父から先生の一生懸命な様子をほめられ、ほっと胸をなで下ろしました。
今回は、授業参観の話。「桜川先生の父親が来るくらいだから、割とシリアスな話になるかも?」と思っていましたが、先生のドジっぷりとか、父親があおぞら市に来た理由とか、敵側も授業参観のようになってたりなど、笑える要素が多かったと思います。
それにしても、お父さん、いい歳こいてアイドルのライブを見るのが主目的で、娘の仕事を見るのがついでだとは・・・。まあ、私も、いい歳こいてプリキュア映画を見るために有給休暇使った事あるからなあ。私もお父さんも同類だと考えましょう。(笑)
そんな訳で、今回は、ストーリー進展ゼロのギャグ寄りの話でしたが、こういう話にしたのは、Bパートに出てきた「夏休みボケ」というワードや、近年の夏休み明け事情を考えての事かな、と思っています。
夏休みは1か月を優に超えるほど長く、人によっては、長い休みに満足しちゃって、学校に行くのが嫌に感じるでしょう。自殺者が出る事もあり、近年は増加傾向にあります。
そのため、夏休み明けは憂鬱になりやすい時期ですが、しかし、今回、夏休み明けのギャグ寄りの話にした事で、夏休み明けだって楽しい事はいっぱいあると思わせ、憂鬱感を下げる狙いがあったのかな、と感じています。今話視聴前は、夏休みが終わりに近づいて学校に行きたくないと思っていた子達の中には、視聴後はそんな気分が吹き飛んだ子もいるのかも?
まあ、そうは言っても、憂鬱感を下げる狙いがあって今話が作られたというのは、あくまで推測。それに、学校に行きたくないのであれば、無理して行かないという選択肢もあり、それが最善の場合もあります。
さらに、メイン視聴層の女の子達は小学校入学前。幼稚園で夏休みがあっても、宿題なんてものはなく、むしろ、友達と久々に会える事を楽しみに子達は多いかもしれません。
それゆえに、視聴者の多くは、夏休み明けの憂鬱感とは無縁だと思いますが、それでも、今作の明るく楽しい作風は、今話でもしっかり発揮されていたように感じ、今回も良い話だったと思いますね。
さて、次回は、流星群を見る話。次回もどんな話になるか予想がつきませんが、今まで通り、明るく楽しい話になってほしいですね。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。