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HUGっと!プリキュア 第13話感想

2018年04月30日 | HUGっと!プリキュア
 今話の名セリフ:「ルールーが好きだから! それじゃ、ダメ・・・?」(キュアエール)

 「HUGっと!プリキュア」第13話「転校生はフレッシュ&ミステリアス!」の感想です。


 今話の本編開始前のあらすじは・・・、
「グッドモーニング、エブリワン! マイネーム イズ 野乃はな! この前は、マイフェーバリットショップのビューティーハリーで、パジャマパーティーをエンジョイしたよ!」
    
   

 中途半端に英語使うな。ったく、初っ端からツッコミで忙しくさせやがって・・・。(笑)


~ オープニング前 ~

 前話の続きです。パジャマパーティーから戻ったはなの家には、ルールーがいました。
「私の名前?」
   

「お会いした事ありますよね?」
「え・・・? あ・・・。あ・・・。えっと・・・。」
    
   
「久しぶり! さん付けじゃなくて、はなでいいよ! はなで! ナイストゥーミーチューチュー!」
    

 脅し感の「お会いした事ありますよね?」からの「久しぶり!」とか、空気読んでるなあ(笑)。少しばかり、はながイケてる女の子に見えてきました。

「何ですか? これは?」
「え?」
「理解不能です。」
    

 ルールーの部屋は、はなの部屋の隣。

 その後、部屋に戻ったはなは・・・、
「ダメだ・・・。どこで会ったか全然思い出せない・・・! こういうところ、私の悪いとこだ・・・!」
    

 ですが、外国の人がホームステイすると知って、いっぱいおもてなししようと、すぐに元気になります。
 一方、ルールーは・・・、
「野乃はな。キュアエール。あなたの力の源、解明してみせます。」
    



~ Aパート ~
「ルールー・アムールです。効率が悪いので、敬称はいりません。」
   
 効率が悪いから敬称はいらないとか、初めて聞いたぜ、そのセリフ。という事は、ちゃん付けで呼びまくっていたチャラリートは、相当非効率だったって訳か。早々とデスクが倉庫入りされたのも頷けます。(笑)

「家にホームステイしてるの! よろしくね!」
「何で、あなたが言うのです?」
「めちょっく・・・。」
    
    


 その後の国語の授業では、教科書なしで古文をすらすら読み上げました。昨日教科書をすべて暗記したそうです。
 体育の授業でも・・・、
    
    
    
    
    
 すごいと言うよりも、もはや大人げねぇ・・・。まあ、大人でも子供でもないんだろうけどさ。(笑)

 しばらくして・・・、
『付き合って下さい!』
「どこにですか?」
「いや、そういう意味じゃなくて・・・。」
    
「では、こういう事ですか?」
   
「拳の・・・、突き合い?」
『し・・・、失礼しましたー!』
    
 そういう事です。これぞ、チャラチャラした男の良い振り方! 世間知らずっていいね!(笑)


 その夜、はなは、ルールーのすごさを家族に自慢していました。
 ルールーは、スポーツ万能なものの、興味がないからと、運動部のスカウトを断ったようです。
「ルールーちゃんは、何に興味あるの?」
   
    


 その後日、はなは、サプライズでルールーに何かしたいとハリーに相談を持ち掛けていました。
 ルールーは、優秀なためになかなかおもてなしできず、はなの傍にいる事も多いです。
   
 はなは、自分だけでなく他の子達とも仲良くした方がいいと思い、ある事を考えました。さあや、ほまれ、ハリーも協力します。

 ルールーがはなの家に来てから1週間が経ちました。
 はなは学業も運動も特に優れていないと、ルールーは分析。しかし、それでは、オシマイダーとなったチャラリートを浄化できた強さに繋がらないと、腑に落ちません。
 そんな中・・・、
    
「ことり。首尾はどうじゃ?」
「万事滞りなく。姉上。」
   
「うむ。では、私は、そろそろルールーを・・・。」
「私をどうする気ですか?」
「それは、もちろん・・・。」
   
    
「一体、何を企んでいるのです?」
「えっと・・・。」
「どうする、お姉ちゃん?」
   
「こ・・・、こうなったら・・・、結果オーライ! 連れてっちゃえ!」
    

 はながルールーを連れた先は・・・、
『ようこそ! はぐくみ市へ!』
    
「これは何ですか?」
「ルールーのサプライズ歓迎会だよ!」
「歓迎会?」
   

 食事の用意もできています。
   
 手巻き寿司です。はな達は早速食事を楽しみます。
 さらに・・・、
「さあさあ、皆さん! ご注目やで!」
「よっ、待ってました!」
「今度は何です?」
「ハリーとはぐたんの二人羽織や!」
   
   
    
    
    
「あんさんもやってみるか?」
「お断りします。」
「ルールー?」
   
   
「どうして、食べるのに、未成熟な赤ん坊の手を借りる必要があるのです? 効率が悪過ぎます。」
    
「理解不能です。」
「めちょっく!」
    
 お前が「めちょっく!」って言うんかい。前話の「HUGっとひらめいた!」といい、人の口癖使うの好きやな、ホンマ。(笑)

「それに、この料理、未完成なものを出された上に、調理を食べる側にさせるなんて、非効率極まりないです。」
『めちょっく!』
    
 「めちょっく!」のオンパレードやな、今回。「めちょっく!」を今年の流行語大賞にでもしたいんでしょうか。(笑)

「そもそも、なぜ歓迎会を? あいさつなら初日に済ませたはずです。」
「そんな言い方、ないんじゃないの?」
   
   
「私は分かりやすく伝えているつもりです。」
「そうじゃなくて、気持ちの話なんだけど・・・。」
「気持ちですか?」
    
「はーぎゅ!」
   
「理解不能です。」
    
 ちょっ。まさかのはぐたんのギャグ顔。これは、理解不能、・・・じゃなかった、予測不能だったぜ。(笑)
 しかも、「理解不能」って言われてこの表情とか、「理解不能」の意味分かってるっぽい? はぐたん頭脳明晰説が誕生しました。(笑)


「ごめんね。言い出しっぺ、私なんだ・・・。」
「はな・・・。」
    
「謝る必要もありません。私は、私の意見を述べたまでですから。失礼します。」
    

 残されたはな達は暗い雰囲気になるものの、すぐに、はなが散らし寿司にしておみやげにしようと盛り上げました。

 同じ頃、パップルはミライクリスタルを奪う事ができずに残業続きになっている事を、前に言っていた「彼氏」と思わしき男にぼやいていました。
「あなたと会える時間も減るし、やんなっちゃう・・・。他の子と遊んじゃ嫌よ・・・。」
    
「と言っても、心がない機械人形のルールーはありえないか・・・。」
    



~ Bパート ~
 その翌日、歓迎会の事を振り返っていました。
「一緒にいて疲れないの?」
「え? 全然。何とかなるよ!」
   

「その根拠は?」
「それは・・・。」
    
   
「とにかく! 何とかなるって!」
   


 放課後、はなはルールーと一緒に下校していました。一言も話さないルールーに、はなは笑顔で楽しく話しかけます。
   
 少しして、ルールーは、自分に話しかけに来た生徒が大幅に減った事を話しました。歓迎会のあの態度が影響しているでしょう。
 とはいえ、ルールーは特に問題視していません。
「調査対象ではない相手にどんな印象を持たれても影響はない。しかし、野乃はなが私に話しかける回数も半減している。」
    
「私は、間違ったのでしょうか?」
   


 しばらくして、夕食の時間に。はなは、ルールーを呼ぶ事なく、下階に降りました。
 ちょうどその時、父・森太郎が声をかけました。ルールーの事を聞かれると、すぐに降りてくると思うと返します。
「そうだ、パパ! 今度、ルールーと一緒にお出かけしない?」
「お出かけ?」
「うん! 遊園地とか! 昨日のは気に入ってもらえなかったけど、それなら喜んでもらえるかも!」
   
「はな、その頑張り方は、少し違うんじゃないかな。」
「え? で、でも、家はホストなんだから・・・。」
    

「ホストの前に、今同じ屋根の下で暮らしている僕らは何だい?」
「そっか・・・。ルールーはゲストじゃないんだ・・・。」
「分かったみたいだね。」
   
「ルールー、呼んでくる!」
「階段は駆け上がっちゃダメだぞ!」
    
 直後、はなは、ルールーの部屋をノックしますが、ことりによると、ルールーは文房具を買いに出かけたとか。また、プリハートに着信が。

 着信元は、さあや達。街にオシマイダーが現れたとの事。
 オシマイダーのいる方向には、ルールーがいます。はな達は、プリキュアに変身。

 オシマイダーを召喚したのはルールー。はなに悪印象を持たれては調査はできないと感じ、いつも通り戦いを通じてプリキュアの力を測る事に。
    今回のオシマイダー
 エールは、一刻も早くルールーを見つけたいと、フラワーシュートでオシマイダーのバランスを崩します。
 しかし、オシマイダーは変形してきました。
   
 そして、反撃。オシマイダーの回転力の強さに、プリキュア達はただかわすだけ。
 ですが、エールは、オシマイダーを止めようとしていました。
「あなたの相手をしているヒマはないの! ルールーを探さなきゃいけないんだから!」
   

「私を探しに?」
   

 しかし、なかなかオシマイダーを止められず。少しして、振り落とされ、庭園に落下。
「キュアエール。いえ、野乃はな。」
   
   
「ルールー・・・。あ・・・、正体・・・。でも、無事で良かった・・・。」
    
「なぜ私を探しに来たのです?」
「来たばかりの街であんな騒ぎに巻き込まれたんだもん・・・。心配するよ・・・。」
   

「心配? そんな気持ちのせいで、非効率な戦いをして、ムダに傷を負ったのですか?」
「ムダじゃないって! こうして話ができたんだから!」
    
「私さ、さっかく来てくれたルールーを喜ばせたかったんだけど、変な感じになっちゃったよね・・・。私、余計な気を回し過ぎて、逆にあなたに壁を作っちゃってた・・・。」
   
「それじゃあ、お互いの事なんて分かる訳ないよね・・・。だから、あなたのために、特別な事をしようと思うのはやめる・・・。」
   
「今からは、パパやママ、ことりと同じように、ルールー。家族になろう。」

「家族に?」
   
   
「うん! もっと気楽にさ、当たり前の事、何でも一緒にしてみようよ! 私達、タイプ全然違うし、ぶつかる事もあるかもだけど、何とかなるって!」
   
「私と・・・、あなたが? 何とかなる根拠があるのですか?」
「それは・・・。」
「ないなら無理です。」
   
「わー、タンマ! タンマ! ルールーが好きだから!」
    
   
「それじゃ、ダメ・・・?」

    
   

 直後、止まっていた時が進みました。アンジュとエトワールも駆けつけており、トリニティコンサートでオシマイダーを浄化しました。

 その後、ルールーは、何食わぬ顔ではなに話しかけ、一緒に家に帰りました。
 その夜、ルールーは夕食で散らし寿司をいただき・・・、
   
「喉につかえたのかい?」
「お酢強かった?」
   

 そういう訳ではないようです。はなは、何を思ってるのか理解し・・・、
「ルールー、そういう時はこう言うんだよ。」
   

「美味しいです。」
    

 それからしばらくして・・・、
「あの時の痛みは、一体・・・。」
    
「ケガしたの?」
「何でいるのですか?」
「朝までおしゃべりしよう!」
「出ていって下さい。」
「やーだー!」
    
「もっとルールーの事知りたいし!」
   
   
「ねえ、今更だけど、私達って最初どこで会ったっけ? 実は憶えてなくて・・・。」
   

「私は・・・。」
   
   
「寝たのですか?」
    
「本当にあなたは理解不能です。私の正体を知っても、あなたは・・・。」
    
「何を言っているのでしょう。私は。」
   
「お休みなさい。」
   

 今回は、これで終了です。


次回:「はぎゅ~! 赤ちゃんスマイルめいっぱい!
 保育園で保育士のお仕事体験をする事になりました。
 保育園には、はぐたんと同い年くらいの赤ちゃんがいっぱいいました。赤ちゃんのお世話は、はぐたんで慣れてるからバッチリと思われましたが、お世話の仕方が1人1人違うため、そう上手くはいきません。
 そんな中、さあやとルールーは、お仕事体験に備えて、ちゃんと勉強してきたそうです。でも、なぜか、2人は知識の多さを次々に披露していて・・・。


【まとめ】
 ルールーは、はなのプリキュアとしての力の源を知ろうと、はなの家にホームステイしたものの解明できず、また、家族になりたいというはなの純粋さから、何かが変わろうとしていました。

 さて、今話のポイントは、劇中でルールーがしきりに言っていた「効率」ですかね。入学入社シーズンが過ぎ、新たな環境に慣れてきた頃に、良い話を持ってきたな、と感じています。
 ルールーは、バイトとはいえ、社員。会社から、やるべき仕事を与えられ、それを遂行する事が求められています。
 それが出来なければ、仕事ができない、質の低い人間と見られ、社内の立場は悪くなります。会社から追い出される事もあるでしょう。
 そうならないためには、たとえ面倒でも、仕事を頑張って成果を出さなければなりません。

 そして、仕事をこなすのに求められるのが「効率」。費やす労力に対して、どれだけ仕事ができるかです。
 これの良し悪しが、社員の評価を決定付けていると言っても過言ではないでしょう。仕事のやり方を熟知していたり、仕事に関する知識を習得していれば、それだけ多くの仕事量が期待でき、評価は良くなります。逆に、ムダなおしゃべりが多かったり、同じミスを繰り返してばかりでは、勤務時間内にやれる仕事量が少なくなってしまい、評価は悪くなってしまいます。
 だから、あいさつは初日だけで十分であって、歓迎会なんざ意味がない。趣味や仕事以外の興味を持とうものなら、仕事に対する意気込みが下がり、会社の貢献度も下がる。
 多くの人から認められるような、できる人間になりたいのであれば、そういう考えを持った方が良いのかもしれませんし、「効率」を重視する考えも分からなくはありません。

 だけど、人は1人だけで生きる事はできません。何でもかんでもこなせる超人は存在している訳がなく、他者の力がなければ生きられません。
 それは、会社だって同じです。どんなに優秀な社員でも、1人ですべての仕事をこなせる事はできませんし、1人だけで会社を経営する事はできやしません。
 ですので、会社経営や仕事を円滑に進めるための「パートナー」の存在は必要なんですよね。
 そして、そのパートナーをよく知れば、それだけ仕事の効率度も上がるでしょう。パートナーの得意分野が自分のやるべき仕事にあれば、それをパートナーに回す事ができますし、パートナーの苦手分野があれば、それをフォローしてパートナーの仕事力を上げる事だってできます。

 歓迎会とか趣味とかは、業務ではなく、お金が出る訳でもないのですから、非効率な事なのかもしれません。
 ですが、後々の効率性と大きな成果を思えば、「必要経費」と言えるでしょう。ただの仕事バカでは、できる人だと認められにくいもの。他者との繋がりを築いたり趣味を持ったりなど、他人受けを良くする事も大事なのでしょうね。

 さて、今話で、ルールーは、敵であるはなから「好き」だと言われ、ただ仕事を遂行するだけの「機械人形」に狂いが生じたように思われますが、今後もこのような狂いが何度か起こるでしょう。
 そのたびに、これまで非効率だと思っていた事がどう感じるようになるのか、また、はな達に対する見方がどう変わっていくのか、しっかり見ていきたいと思います。



 今話の感想は、これで以上です。
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