たつなみそう(立浪草)
Scutellaria indica
7月3日の誕生花
花言葉 : 私の命を捧げます
春の終わり頃から初夏にかけ、
日の当たる方向に向かって、繊細な模様のある花を咲かせます。
花の咲き方と模様が「泡立つ波」を連想させ、
浮世絵に描かれる波のようなので、立浪草と呼ばれます。
「立浪の模様」の着物は江戸時代たいへん人気を集め、
陶磁器の模様にも使われまし . . . 本文を読む
ブローディア
Brodiaea californica
7月2日の誕生花
花言葉 : 淡い恋
ヒヤシンスにそっくりな薄紫から菫色の花色と、
ロックガーデン向きの丈夫さをもつことから、
ワイルド・ヒヤシンスとも呼ばれます。
和名は、ヒメアガパンサス。
英名は、カリフォルニアヒヤシンス"California hyacinth”です。
【 科名 】 ユリ科の多年草
【 . . . 本文を読む
あざみ(のあざみ)
Cirsium japonicum
7月1日の誕生花
花言葉 : 独立、触れないで
水田の畦道にあざみが咲きそろうと、いよいよ夏です。
「あざみ」の名は「アザム」の言葉に由来するという説もあります。
「アザム」には「驚きあきれる」とか「興ざめする」の意味があり、
花が美しいので手折ろうとするとトゲにさされて痛いので、
「驚きあきれ、興ざめする」ということから . . . 本文を読む
びようやなぎ(未央柳)
Hypericum chinense
6月30日の誕生花
花言葉 : 多感、有用、薬用、辛い
「君を見てびようやなぎ薫るごと 胸さわぎをおぼえそめにき」。
北原白秋の夏の淡い恋の歌に、
この花は鮮やかな彩りをそえています。
美女柳(びじょやなぎ)、美容柳(びようやなぎ)、
金線海棠(きんせんかいどう)などの別名があります。
【 科名 】 オトギリ . . . 本文を読む
あじさい(紫陽花)
Hydrangea macrophylla
6月29日の誕生花
花言葉 : 移り気、あなたは美しいが冷淡だ
昔の呼び名は、あずさい。
「あず」は集まること、「さ」は真、「い」は藍を省略したもので「集真藍」。
藍色の花が集まった様子をよく表した名前です。
漢字の「紫陽花」は、
唐の詩人の白居易が命名した別の紫の花のことで、
平安時代の学者、源順(みなもとの . . . 本文を読む
ざくろ(石榴)
Punica granatum
6月28日の誕生花
花言葉 : 円熟した優美、子孫の守護
塗林安石国(ペルシア)からやってきたという意味で、
安石榴とも書きます。
また属名のプニカ"Punica”は、
ラテン語の"punicus(カルタゴの)”が語源。
ローマ帝国では、
ザクロの原産地を北アフリカのカルタゴと思っていたのか?
乾燥した国でみずみずしいざくろ . . . 本文を読む
びわ(枇杷)
Eriobotrya japonica
6月27日の誕生花
花言葉 : 治癒
果実の形が、楽器の琵琶に似ていることから、
「枇杷」の字は漢名からの命名です。
夏に熟す果実だけでなく、冬に咲く芳香をもつ白い花も魅力です。
「桃栗3年、柿8年」という諺がありますが、
さらに「ビワは9年でなりかねる」という諺もあるそうです。
【 科名 】 バラ科の常緑高木
. . . 本文を読む
グロリオーサ
Gloriosa superba
6月26日の誕生花
花言葉 : 栄光
グロリオーサは、ラテン語の"gloriosus”
「見事な、栄光、立派」からきた名前です。
アフリカ、熱帯アジア原産の花らしく、燃え立つような華やかさがあり、
そのユニークな花形と派手な色彩に特徴があります。
百合車(ゆりぐるま)、狐百合(きつねゆり)などの和名があります。
【 科名 . . . 本文を読む
ゆり
Lilium
6月25日の誕生花
花言葉 : 純潔
ユリ(Lilium) は、
ユリ目ユリ科のうち主としてユリ属の多年草の総称です。
属名のLiliumの語源はケルト語の"Li Lium”(白い花)といわれます。
洋の東西を問わず聖なる花と呼ばれます。
絵画「受胎告知」にも、マドンナ・リリーが象徴的に登場しています。
日本の百合を外国に紹介したのは江戸末期に来たシ . . . 本文を読む
すいせんのう(酔仙翁)
Lychnis coronaria
6月24日の誕生花
花言葉 : 冠、名誉
茎葉全体に白い綿毛が密生するのが特徴。
白い綿毛から、フランネル(織物の一種)を連想し、
フランネルソウの名でも親しまれています。
一度植えておくと、毎年花を咲かせてくれます。
【 科名 】 ナデシコ科の1年草
【 原産地 】 南欧原産
【 栽培方法 】 実 . . . 本文を読む
みやこわすれ(都忘れ)
Gymnaster savatieri
6月23日の誕生花
花言葉 : 憂いを忘れる
日本独特の草花で、
江戸時代から茶花、庭の下草として栽培されてきた
ミヤマヨメナの園芸種です。
「この花を見ていると、都のことも忘れられる」
と古人が歌を詠んだことから、みやこわすれという名になりました。
古人とは、
承久の乱に敗れて佐渡へ遠流となった順徳帝という説 . . . 本文を読む
やぶかんぞう(薮萱草)
Hemerocallis fulva var. kwanso
6月22日の誕生花
花言葉 : 悲しみを忘れる
「悲しいときに、かんぞうを眺めれば忘れられる」
という言い伝えがあります。
1日でしぼむ花が、悲しみを包み込んでくれるのかもしれません。
属名の"Hemerocallis”は、
ギリシャ語の"hemera”(一日)+"callos”(美) . . . 本文を読む
さつき(皐月)
Rhododendron indicum
6月21日の誕生花
花言葉 : 節制
旧暦の5月(皐月)に咲くことから、さつき。
「皐月躑躅(さつきつつじ)」を省略したもので、
ツツジの一種です。
杜鵑(ほととぎす)が盛んに鳴くころ、
さつきが盛んに咲くことから、
杜鵑花ともいいます。
江戸時代から人気があって園芸化がすすみ、
現在、1500種ほどもあるそう . . . 本文を読む
ちがや(茅萱)
Imperata cylindrica
6月20日の誕生花
花言葉 : 子どもの守護神
ちがやの「ち」は千のこと。
茎が密生し、1株1000本も伸びる様から。
花穂には甘みがあり、これを味わうのは昔の子どもの楽しみでした。
端午の節句の「粽」の日本の呼び名「ちまき」は、
昔、茅萱の葉っぱで餅を包んでいたので、
「茅巻き」から名付けられました。
【 科名 . . . 本文を読む
イキシア
Ixia
6月19日の誕生花
花言葉 : 団結して当たろう
南アフリカ、とくにケープタウンに自生します。
粘る汁をもつことから、
ギリシャ語のイコス"ixos”(鳥もちの意)に由来して名づけられました。
南アフリカのとうもろこし畑に生えていたことから、
英名はアフリカンコーンリリー"African corn lily”
和名は槍水仙(やりずいせん)です。
【 . . . 本文を読む