ウォーク更家の散歩(東海道・中山道など五街道踏破、首都圏散策)

秋田竿灯祭り 2012.8.4


(写真は、秋田竿灯)

以前から、一度は実際に観に行きたいと思って
いた、東北三大祭りの「秋田竿灯」と「青森
ねぶた」に行ってきました。

先ずは、4日(土)に「秋田竿燈(かんとう)」
に行きました。

4時に、ホテルにチェックインし、早めの夕食を
とり、ホテルの近くの会場に向かいます。
祭りが始まるまでの間の空き時間を利用して、
民族芸能伝承館(250円)へ行って、係の人に、
秋田竿灯の基本的な説明をしてもらいました。

それによると、竿灯は「大若(大人用)」以外に、
写真の「中若(中学生用)」、「小若(小学生
用)」、「幼若(幼稚園児用)」の3種類が
あるそうです。


また、竿燈に使われる竹は鹿児島産で、節の間隔
が詰まっているなどの条件が厳しく、実際に使わ
れるのは、たったの300本に1本だそうです。
説明のおじさんも、物心がついた頃から、「幼若」
の竿灯で練習していたそうです。
なるほど!
そうやって上手な大人になるんだ!

桟敷の観覧席(2,000円)は、写真の様に、全長
800mの大通りの中央分離帯に組み立てられています。

私が驚いたのは、提灯の中が、電球では無くて
ロウソクだということです!

壮大な秋田竿灯の提灯の全てがロウソクの火!、
というのは凄いです!!

写真は、出発前に、一つづつ、提灯のロウソクに
火を点けているところです。

黄金色の稲穂を表現しているという、約260本
もの竿燈が夜空を彩ります。
祭りの若者が、高さ約12メートル、重さ50
キロもの竿燈を、片手で高々と持ち上げると、
歓声とどよめきがあがり、祭りは最高潮に達します!

大音量の迫力ある太鼓、お囃子と、”どっこい
しょ”の掛け声に乗せられて、祭りの若者が、
竿灯を頭に乗せたり、腰の帯に引っ掛けたりして、妙技を披露します!



50キロもある竿燈を、額、肩、腰へと次々に移し
変えていく妙技に、歓声が沸き上がります!


竹竿を次々に継ぎ足して、どんどん高くしていきます!

小学生の竿灯が、バランスを崩してアッという間
に倒れてしまいました!

提灯のロウソクが全て消えてしまい、倒した
小学生は顔が引きつっています。

可哀相!
でも、こうやって上手な大人に成長してゆくのだろうな~。

竿灯の発祥は江戸中期だそうです。
約250年絶やさず受け継がれているのですね!

秩父の夜祭りもそうでしたが、伝統の祭りという
ものは、やはり、地元の人の郷土を強く愛する
気持ちが観客に伝わり、観る人の心を打つのですね。

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コメント一覧

更家
勿体ない
いや~!
4日秋田、5日青森と
一緒だったんですね!!

しかし、お祭りの時期に、秋田と青森へ行って、
竿灯とねぶたを観ないなんて勿体ないですね。

桟敷席でなくても、道路からでも十分観られる
感じでしたけどね。
船橋原人
東北の祭り
秋田竿灯、青森ねぶたと観てこられたようですが・・・
小生も4日に秋田、5日~6日青森、7日仙台と廻ってきましたが、当初の目的が違っていたので「仙台七夕」しか見ることができませんでした。(竿灯、ねぶたは旅行中に気付いたのですが、時間の関係で観るチャンスはありませんでした。)
同時期に同じ地域に行っていたようで、偶然会う機会もあったようですね。

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