(ドラム缶橋)
新横浜駅から横浜線の始発電車に乗って、八王子と立川で乗り換え、青梅線の終点の奥多摩駅で下ります。
駅前の路線バスに乗って、前回のゴールの「大麦代」バス停で下ります。
ホントは、対岸の遊歩道の「湖畔の小道」を歩きたかったのですが・・・
「湖畔の小道」には、最近「熊」が盛んに出没しているとのことなので断念しました。
仕方なく、車が多くて歩道の無いこの「青梅街道」を歩いて行きます。
振り返ると、上の写真の中央右に、小河内ダムの5本の「余水吐(よすいはき)水門」が小さく見えます。
(余水吐水門については、「多摩川を歩く・小河内ダム」を見てね。)
(駐在所)
青梅街道沿いの飲食店はほとんど閉まっています・・・
青梅街道沿いには、民宿風の旅館が点在しています。
青梅街道は、バイクのツーリングがやたらと多く、猛スピードで飛ばして行きます。
青梅街道沿いの民家は廃墟が目立ちます。
この辺りは、やたらと歩道の無い短いトンネルが多いです。
青梅街道の前方に、目が覚める様な真っ赤な橋が見えて来ました!
青々とした山の木々に真っ赤な色が映えて、とても美しくて魅力的なデザインです。
この「峰谷橋」の開通は1956年です。
規則正しく並ぶ白いランプ風の照明灯(青丸印)のデザインが素敵です。
欄干には郷土芸能をモチーフにしたレリーフが付いています。
橋の上からの紅葉も素敵です。
「峰谷橋」を対岸へ渡り終えると、すぐにトンネルがありました。
このトンネルを抜けると、「ドラム缶橋(麦山浮橋)」があるハズです!
羽田空港の「多摩川河口の標識」から「97.5キロ」地点の「菱山浮橋」です!
「全長138キロ」の「多摩川沿いに河口から源流を目指して歩く旅」も、ようやく100キロ近くまでやって来ました!
(菱山の浮橋:ドラム缶橋)
上の写真の様の標識によると、この浮き橋を渡ると、その先には、奥多摩周遊道路(奥多摩湖いこいの路など)や三頭山への登山道があるみたいです。
対岸までゆるやかなカーブを描きながら、湖上に浮いています。
階段を降りて、浮き橋を渡ります。
現在は、写真の様に、ポリタンクの様な容器が使われていますが、以前はドラム缶を使っていたので、今もそのまま「ドラム缶橋」と呼ばれているそうです。
因みに、「ドラム缶橋」の正式名称は「菱山の浮橋」です。
極端に揺れるようなことはないので安心して歩けました。
ドラム缶橋の上からは、奥多摩湖の水面から360度を見渡せる絶景です!
フジテレビの「ぶらサタ・タカトシ・温水の路線バスで!」も、この「菱山の浮橋(ドラム缶橋)」を訪れていました。
そのときの様子は、この番組の以下の写真でご覧ください。
多摩川を歩く:奥多摩湖沿いの青梅街道
多摩川を歩く:峰谷橋
多摩川を歩く・ドラム缶橋
ps.
ここまでの「多摩川を歩く」と「五街道踏破」については、「中山道を歩く 」の中程の一覧表と、冒頭の一覧表の見たい項目をクリックしてね。