(写真は遊行寺の参道)
藤沢→辻堂→茅ヶ崎→平塚
JR藤沢駅をスタートします。
藤沢は、古くは遊行寺の門前町として賑わった歴史のある町
だそうです。
という訳で、先ず、旧東海道沿いの遊行寺へ向かいます。
境川に架かる真っ赤な遊行寺橋を渡ると、写真の様な
立派な石段の参道の奥に大きな遊行寺の本堂がありました。
静寂な参道、立派な本堂や梵鐘に感動です!
石段の途中に、国定忠治の子分の板割の浅太郎の墓なんて
のもありました。
権威ある時宗の総本山と、ヤクザの子分と、どういう関係
なんでしょうかね?
更に歩くと、写真の源義経の首洗い井戸、なる井戸が
ありました。
案内板には、奥州平泉で殺された源義経の首は、鎌倉で
首実検された後、海に捨てられ、それを拾った村人が
この井戸で洗った、とあります。
う~ん!義経の怪奇な伝説は、日本各地に残っていますが、
これもその一つなのでしょうかね?
旧東海道は、小田急線の藤沢本町駅の前を横切り、暫く
歩いて引地川を渡ると、国道1号(東海道)に合流します。
藤沢、辻堂と海岸沿いの気持ち良いウォーキングをイメージ
していたのですが、東海道は、JR東海道線から更に内陸側
を走っており、海は全く見ず、単調なウォーキングが
続きます! ガッカリ!
東海道は、やがて、藤沢市から茅ヶ崎市に入ります。
茅ヶ崎の辺りは、所々ですが、東海道の松並木が残って
いました。
茅ヶ崎の千の川に架かる鳥井戸橋の脇に、下の写真の
「南湖の左富士」の碑がありました。
説明板によると、東海道を江戸から京都へ向かうと、
富士山は常に街道の右側に見えますが、この場所と吉原
の2か所だけが、富士山が街道の左側に見えるそうです!
不思議?
そのカラクリは、長い東海道ですが、途中で2か所だけ、
北へ向かって蛇行する個所があるため、そこだけ富士山
が左側に見えるのだそうです!
納得!
広大な相模川を渡ると平塚市です。
藤沢宿から平塚宿まで約14キロです。
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更家
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