(写真は「横浜にぎわい座」)
ウォーキングの後に、「寄席」に寄って帰る
というのはいかが?
前回は、ウォーキングの後に、地元の「三吉
演芸場(大衆演劇)」(2014/9)に立ち寄り
ましたが、今回は地元の「横浜にぎわい座」
(寄席)に立ち寄ります。
寄席というと、東京の末広亭などを思い浮かべる
方が多いと思いますが、実は、横浜にも常設の
寄席「にぎわい座」があります。
「にぎわい座」は、10年前に出来た日本初の
”市立”の大衆芸能専門施設で、桂歌丸が
館長を務めます。
毎月1~7日の昼間(2時開演)に開催される寄席
公演「有名会」は、日本で唯一の落語協会と
落語芸術協会による合同公演です。
桜木町駅から徒歩3分と交通至便で、地下道の
野毛近道を通って南1番出口を出て、大きな
通りを進むと、すぐに右手のビルに「横浜
にぎわい座」の入口があります。
「横浜にぎわい座」の前のこの大きな通りを少し
進むと、居酒屋街で有名な「野毛本通り」と
交差します。
開演までだいぶ時間があったので、野毛の居酒屋
街などをブラブラします。
野毛周辺を散歩しているうちに、お昼過ぎに
なったので、先ず「にぎわい座」と同じビルの
「ふぐ料理店:ふぐよし」で腹ごしらえします。
「ふぐ三昧コース(3,000円)」を注文します。
フグ刺しをツマミに、お昼から、ひれ酒を飲みます。
幸せ~!
焼きふぐ、フグから揚げ、フグ鍋と次々に料理が
出てくるので、ついつい「つぎ酒」を注文して
しまい、落語を聞く前から良い気分になって
しまいました・・・
(「にぎわい座」の座席では、飲食自由なので、
私の様に事前の腹ごしらえをしなくても、
途中で弁当を買うか、ホールの売店で弁当
を買ってから、飲み食いしながら
落語を楽しむことも出来ますよ。)
にぎわい座の入口には、写真の様なノボリと
出演者の一覧が掲げられており、雰囲気を
盛り上げています。
ビルの大きな階段をあがったらすぐカウンターが
あるので、ここでチケットを買います。
(3,000円)
観客席は、写真の様に真新しい感じで綺麗です。
食べ物、グッズ販売の売店もあります。
観客はやはり中高年が多いですが、若い人も結構います。
高座との距離が近いので、話に引き込まれる
一体感が楽しめます。
落語の間に、奇術や漫才もあります。
漫才の途中で、いきなり高座から、私の出身を
聞かれたので「熊本」と答えると、漫才の話題
が馬刺しになって、会場が盛り上がります。
話しの途中に客がトイレから席に戻ったのを、
高座からからかったりと、和やかな雰囲気です。
出し物は、柳家花緑の「松竹梅」、桂文治の
「源平盛衰記-木曾義仲」、東京太ゆめ子の漫才、
松旭斎美智美登の奇術などです。
柳家花緑の「松竹梅」は、
伊勢屋のお嬢さんの婚礼に呼ばれた松さん、
竹さん、梅さんが、三人で順番に、
”なった、なった、蛇になった。当家の婿殿が
蛇になった。”
”何の蛇になられた。”
”長者になられた。”
と言うべきところを間違えて ”大蛇に
なられた。”
と言ってしまうという有名な噺です。
また、桂文治の「源平盛衰記:木曾義仲」は、
”祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり”から
始まる有名な物語ですが、あちこちで噺が
脱線して、本筋の源平盛衰記のストーリーは
ほとんど進まず、脱線話に会場が次々に大爆笑
に包まれるうちに、タイムオーバー、時間切れ
となります。
帰りに、2階の寄席の展示場に立ち寄ってみます。
色紙などの展示の他に、湯呑、手拭などの
オリジナルグッズの販売もしています。
横浜にぎわい座は、ふらっと立ち寄れる雰囲気
なので、気軽に立ち寄ってみることをお勧め
します。
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