忙中 A 閑話

 近頃、皆様妙に忙しい。忙しすぎるのはあ・かんわ(*^^*)
 無駄話でも致しましょ。

リハビリ医療の打ち切り反対の署名活動へご協力のお願い

2006-06-25 00:17:26 | Diary
残り時間が少ないので、手短にお願いです。

6月26日午前9時以前にこの記事をお読みになっている方は
とりあえず、以下をご参照下さい。<m(__)m>

http://my.reset.jp/~comcom/shinryo/tada.htm

突然の脳出血や交通事故は決して他人事ではない。
また喫煙や排気ガスによる呼吸器障害もしかりである。
この改正は、リハビリの継続により、回復が見込まれる場合でも、一部の疾患を除いて、
一律に日数のみ(最高180日)でリハビリテーション医療が打ち切られる
という非人間的画一的なものである。

病による重い医療費負担の上に、自己負担によるリハビリということになれば、
生きる気力を失うのみならず、寝たきりになる患者もどれだけ増えるかわからない。
寝たきり老人を減らし、障碍児にもできうる限り、普通の教育をという
本来目指すべき福祉の視点から大きく外れるものと思う。

上記をお読みになり、また以下をご参照になって、ご賛同頂ける方は
是非署名運動にご協力お願いします。
http://www.craseed.net/

寡聞にしてこの運動を知るのが遅く、明朝6月26日午前9時までという期限までに
残すところ数時間ではあるが、一人でも多くの方にこの現実を知って頂き、
ご協力頂けたらと、このbrogに記載します。

コッペリアはマジックアイ・エクササイズで

2006-06-19 01:55:45 | Ballet
6月17日(土曜)
石村容子先生のスタジオのバレエ発表会。
曜日は違うがレッスン場所が同じなので、なにかとお世話になっている。
今回はコッペリアだというので、大いに楽しみにして出かけた。
ゲストは志村昌宏さん他のフリーの方と小林紀子バレエシアターから中尾充弘さんも。
プリマダム初回の公演シーンに出ておられた方だとか。

着いてすぐ、うちの先生と後援会からのお花をcheckするも見当たらず。
あわてて、会長のところに電話して、お花屋さんに確認してもらったが、
結局、開演前には届かなかった。
他にも同じ花屋に頼んでいた方がいたらしく、5時過ぎには
先生とゲスト宛のお花のテーブルがぎゅうぎゅうの目白押しになってしまってた。
最初バランスよく配置してあったお花も、飾るというよりただの花置き場みたいに。
開場前にちゃんと届いていれば、スタッフの方も
ちゃんと見合った数のテーブルを用意できたんだろうに。
発表会のスタッフはほんとにたいへんなんだから、無駄な手間掛けさせんな。
(妙にリキ入っております。(笑))
でも、石村先生にも失礼だわ。<花屋

さて、肝心の発表会のほうだが。
どんなもんかと心配していた息子もなんだかんだで最後までちゃんと見た。
幕が下りる度に「そして裏には火の用心」と言っていたのはお笑いだが。
初めての発表会で見た緞帳裏の「火の用心」がよほど面白かったのだろう。
その坊主もさすがに、グラン・パドドゥには感動したらしく真剣に拍手していた。
やはり目が行くのは男性舞踊手らしい。
娘の方は、3月のおさらい会でコッペリアからの抜粋を
先生に振り付けして頂いて踊ったので、ことさら真面目に観賞。
たいへんよろしい。(笑)

で、私はというと。
なんてことなのっ。
暗くなる。幕があがる。舞台のみ明るい。
目の焦点が合わない。
私ゃ眼科医のパラパラwithペンライトを見にきたわけではないっちゅうのに。
二重視状態...。
舞台上にダンサーが多いこと多いこと。
8人のコールドが16人に見えちゃうのはともかく
パ・ド・ドゥがパ・ド・カトルに見えるのには参った。
とにかく目が慣れるまで瞬いたり、こすったりして、なんとか両目の焦点を一致させる。
もうほとんどマジック・アイ・エクササイズ。(笑)
二人のスワニルダが一人に合体するまでがたいへん。(^^;)

それでもとても楽しく見てまいりました。
こちらの発表会を見に来るのは3年ぶり。
知り合いのお子さんの上達ぶりには感心したし、
小さい子の踊りもとても可愛かったし。

できるなら、毎日をこうして楽しんでいきたい。
いやな事はとりあえず目の前のものをやっつけるしかないから。
取り越し苦労をしても始まらない。
なにもかも診断がおりてから考えよう。先ずは検査だ。

トンボのメガネと診断は玉虫色

2006-06-18 06:02:29 | Pink Ribbon
さて、メガネ屋でのこと。

運転用のメガネが壊れて久しく、室内用で間に合わせていたのだが、
この半年何かとめまぐるしい上に、治療にかかった費用も馬鹿にならず
そのうちに禿げちまったので、出かけるのも億劫で1日延ばしにしてきた。
夜の運転がしにくくなってきて、これではいかんとやっと腰を上げたのだが。

「さぁ、じゃ、両目で見ていただいて。どうでしょう?」
散々時間をかけた検眼が終わり、目にあてがった機械の片側のシャッターがあがる。
で、両目で眺めてみると、くっきり見えるはずのCの字のあっちむきやらそっちむきが、
目の前で狂喜乱舞している。というか、右往左往している。
テレイドスコープ状態。
そのことを告げると、あわてたように検眼担当者が言う。
「うーん。この状態で両目の方が見えにくいという事ですとね、
このままではうちでお作りできないんですよ。
斜視の可能性がありますので、眼科で診てもらって処方箋をお持ち頂かないと...。」
というわけで、むなしく帰宅。
実を言うと、かなり前から物が二重に見えるという自覚症状はあった。
疲れ目かメガネのせいと思っていたのだが。
とりあえずgoogleで検索してみるが、あまりよい話は転がっていない。
主治医に連絡することも考えたが、診察に行ったばかりでもあるし、
状況証拠?のみでは取り合ってもらえない可能性もある。
というわけで、翌日16日金曜、早速眼科に行く。
これも検索して、乳腺外科で通っている大学病院につながりのある眼科を選んだ。
まぁ、話は手っ取り早いに越したことはない。

で、診察の経緯だが。

とりあえず斜視の所見はない。
複視の原因は幅広く特定しにくいが、癌患者ということがあるので、
転移がまぁ心配ではあるでしょう。
ただ、断定はできないけれど、僕としてはこの状態なら、
重大な障害が脳にあるというより、抗がん剤による筋力低下と
眼精疲労のせいかなと思うんですよ。
とにかく抗がん剤にはなにもかもがやられますからね。
ただ患者さんのお気持ちもあるのでね。
検査のための紹介状書くのは簡単なんですけど、どうします?

最初はそういう話だったので、とりあえず来月の通院日まで待って、様子を見て
乳腺外科の方から眼科にまわしてもらう事にした。

で、眼科で検眼してメガネの処方をしてもらうことにした。
またしても検眼後。
遠近両用にセッティング後、しばらく本でも読んで具合を見てくださいというので、
待合室で雑誌を読む。
左のページだけがぼやける。
それを検眼担当の看護師?に伝えると、診察室に入っていった。

いきなり先生がやってきて視野検査をしろという。
それから視野検査。
途中で居眠りしそうになっちゃったよ。
いや、したかもしれん。(^^;)
看護婦さんに声掛けられてハッとしたもん。

しばらくして再度診察室に。
視野検査は問題なし。
今度はなにやら赤いレンズを片目にあてがわれて、ペンライトを見ろという。
見事に3cmは離れて見える。
それを告げると先生、そこいらじゅうにペンライト振り回し始める。
どこを見ても白いのと赤いのと二つずつ見える。
結構長い時間振り回してる先生。
うーん、今日はトドじゃなくて竿の先に止まったトンボの気分。
目は回らないけど、複眼になったかも。(笑)
ところが、そのうち、魔法のように二つの光が一体化した。
あとはもう先生がどれだけ振り回そうと光はひとつのままだ。

ひとしきり先生のパラパラwithペンライトのお相手をして、さてそれから。
先ほどとは打って変わって、やっぱり紹介状を書くから
なるべく早く大学病院へ行けという。

やはり、機能性の障害があるという。
原因の特定はここではできない。検査機器がない。
私の場合は、自覚症状はあるが、永続性・持続性がないので
医師が症状を捉えるのが難しい。
原因として考えられるのは、言いにくいけど早い話が脳の悪性腫瘍。
上顎部周辺の悪性腫瘍。
他に重症筋無力症。
そのほかはあんまり覚えてないけどとりあえずいろんな病気。
一番軽い原因の場合、抗がん剤による筋力低下。
早い話が、抗がん剤によって隠れ脳梗塞のような状態が
引き起こされたということらしい。

で、とにもかくにも紹介状を貰い、月曜には早速大学病院に行く。
まだ、あまりショックを感じていないのは、気持ちが麻痺しているからなのだろう。
原因も特定できないのに騒いでも仕方ないし。
ぼんやりと心が空中に取り残されているような気分だ。
一寸先は闇、というけれど、ほんとにそうならいやだな。(苦笑)

ペンギンと白熊は16度がお好き

2006-06-17 03:56:33 | Pink Ribbon
6月15日(木) 通院の日。

ちっとは先に進めるかと思って出かけてみたが、結果は真っ赤
肝臓の数値はさらに悪くなっている。
今までで一番悪い。(号泣)

で、診察室で。
医「なんか、おかしいなー。だめだねぇ」
け「なんで?体調悪くないよ。こないだひどい風邪引いたけど。」
医「うーん、わからんなー。だけど、B型肝炎じゃないって肝臓の専門家が
  言ったんだろ?」
け「うん。いやな奴んとこに夜中に忍び込んで、私の血を入れても
  死なすのは難しいって、言ってたよ。 まじめな顔して。」
医「おお、どこ見てるかわかんない、こーんな顔(メガネの真似しつつ)してだろ?」
け「つか、ずっとPCに向かって話してた。患者はこっちだっての。」
医「わはは。そーか。こないだエレベーターで会ったときも、ああいうことは(擬似陽性)は
よくあるんだって言ってたんだよ。こーんな顔して。
  それにしてもなー、なんにもしないでこのまんまってわけにもいかんしな。
  よし、本格的に肝臓治そう。」
(早いとこ、そうしてくれよ、全くもう)
け「はい、お願いします。」
医「うん、このまんまほっといて、けせらさんが怒って、おれの寝てるとこに
  忍びこんで、悪い血入れられても困るしな。」
け「先生がどこに住んでるか、知らないし。んな、めんどくさいことするなら
  一気に首絞めますって。」
  (でも、先生、あーた、首ないんですけど。(爆))
医「まぁ、そーだよな。んでもなー、おかしいなー、痩せたんだろ?」
け「ちっとだけ。誤差の範囲。」
医「んんん、そーかぁ。」
け「んでも、先生。大丈夫。これから夏だから。夏は痩せんの、わたし。
  北海道出身だからね。この沼みたいな暑さと湿気には耐えらんないの。」
医「えー、北海道なの? どこ? 札幌? 札幌暑いじゃん。
  おれ、釧路がちょうどいいの。16度くらいね。」
け「16度いいですよね。冷房設定28度とかいうとこ行ったら殴りたくなるよね。」
医「28度なんて冷房じゃねーだろ。」
看「官公庁は28度です。」(きっぱり)
医「そんなの冷房じゃないよ。扇風機じゃねーか。」
け「うんうん、潔くないよね。冷房設定は19度がいい。」
看「冷えますよ。」
け「だからいいんですよ。うちじゃ夏は私とおんなじ部屋には誰も来ない。」
医「おれも手術中は16度16度って頼んじゃう。暑いのはたまらん。」
け「あはは、いいですねー16度。私、うちじゃペンギンって呼ばれてるんです。」
  (最近はトド。(^^;))
医「うほほ、おれ、白熊。 白熊って呼ばれてんの。」(先生もかなりトド。)
看「ペンギンに白熊ですかぁ。」(看護婦はツル。)
医「そうそう冷房はやっぱり白熊君だよ、な~。」
け「え、あ、はい。」(CMかい!)
医「というわけで。(どこが?なにが?だ)薬出すから。
 飲んで。なんだか、何科に来てるんだかわからなくなってきたけど。
 まぁ肝臓治そう。薬出して金儲けでもしておこう。」
け「はーい。でも先生、肝心の腫瘍マーカーは?」
医「そっちは平気だよ。ほら、色ついてないだろ? やっぱ赤い方が興味引くだろ。」
(あの、興味の問題じゃないんですけど...。)

という何がなんだかわからん漫才をかまして帰ってきました。
肝臓の数値がすごーく悪くなってたのは気になるけど、
薬も出たことだし、腫瘍マーカーは上がってないし。
まぁ、気長に行こうと。
そう思って、以前から気になりつつ、放置していた視力低下。
ついでだからと、帰りにメガネ屋に寄りました。
そしたら、そこにまた新たな展開が待っていた...。


第5回 ふれあい音楽会

2006-06-15 02:36:54 | etc.
今週始めは、久々に管理を任されているZの会HPのメンテをした。
といっても、ポスターデザインをしてくださる方が別におられるので
私はそれを扱いやすいように少し変えて、htmlに載せるだけの事なのだが。

「ふれあい音楽・Zの会」は、以前子どもの通う小学校におられた校長先生が
教員生活を退任後に作られたボランティア団体だ。
未来を担う子どもたちの心を豊かに育てるには良い音楽に触れることが一番との
お考えから生まれた。
年に二度、入場無料のコンサートを開催している。
スタッフのほとんどが子どもたちの保護者の方々で、私はお手伝いといっても
あまり役に立たないので、細々とサイトメンテだけさせて頂いている。
活動費とコンサートの開催費用のほとんどは、主催者である庄子氏の私費で
賄われる。
営利目的ではない上に、庄子先生えらく無欲恬淡な人柄なので、ささやかに
続けている賛助会員の募集もあまり熱心には行わないというのが、モットーだ。
(無欲すぎだよ、と友人たちの突っ込みも多々あり。(笑)
 ちなみに、賛助会員は年会費1000円ぽっきり。コンサートのご案内つきです。 )
こういう活動って、歓迎はされるけど、援助はない。
それが普通ってのがちょっとさみしいね。
文化的活動をもっと応援してくれろ。>行政

5回めになる「ふれあい音楽会」の次の開催は7月23日(日)だ。
今回の出演者は、教鞭を取りながら音楽活動を続けている地元出身の
千葉竜太氏をはじめとする若い世代である。

前回は、邦楽で津軽三味線だった。
サイトの会場風景のページにも書いたけれど、とても新鮮で感動した。
和のものに触れる機会はあまり多くないが、いいものはやはりいい。
そのうち、子どもたちを歌舞伎にも連れて行かなくちゃ。

今回は、ピアノと弦楽器のアンサンブルだ。
演奏予定を見る限りでは子どもたちにも親しみやすい曲ばかりのようだ。
今から楽しみである。
今回のコンサートは、聴き手にはもちろん、出演の方々にもよい機会に
なるのではないかと思う。
きっと今頃は、来月の開催に向けて、練習に余念がないんだろうな。
別にお仕事を持ちながら、人前での演奏のための時間を捻出するのは
さぞたいへんなことだろう。

開催場所は、ハーモニーホール座間 小ホール
お近くでお時間のある方は、当日、是非聴きにいらしてください。
もちろん、入場は無料です。

詳しいご案内はこちら。
ふれあい音楽・Zの会