＜新型インフル＞豪で最悪６０００人死亡の可能性
オーストラリアのロクソン保健相は１６日、同国で感染拡大が続く新型インフルエンザについて、ワクチン接種など適切な措置が取られない「最悪のシナリオ」では、「年内に最大６０００人が死亡する可能性がある」と述べた。豪ＡＢＣ放送が伝えた。
＜新型インフル＞オーストラリアで感染者が１万人超える
オーストラリア保健省は１５日、同国の新型インフルエンザ感染者数が１万人を超え、１万３８９人になったことを公表した。ロイター通信によると、南米チリの保健省も１４日、同国の染者数が１万人を超えたと発表。現在冬の南半球での感染拡大に、世界保健機関（ＷＨＯ）や関係国は警戒を強めている。
国内での新型感染者が全都道府県、3416人に
新型インフルエンザの国内での感染者数が、7月16日午前11時現在で3416人となった=表=。15日午前11時の時点から292人増加した。空港での「水際対策」で確認された25人を含む感染者数は3441人。
新型インフルエンザ：宝達志水の親子３人感染 ／石川
県は１４日、宝達志水町在住の３０代女性が新型インフルエンザに感染したと発表。１５日、家族の女児（３）と小学生の男児（６）も感染したと発表した。
県によると、女性は９～１１日、家族で関東方面へ旅行。１４日に３８度台の発熱があり、感染が判明した。男児と女児も３９度台の発熱があり、１５日、県の遺伝子検査で陽性反応が出た。
３人とも快方へ向かっており、自宅療養中。県は濃厚接触者の家族らと、女児が通う保育所や男児が通う小学校にも健康観察をする
新型インフルエンザ：新たに３人感染 ／岡山
倉敷市は１５日、市内に住む２０代男性が新型インフルエンザに感染したと発表した。また備前保健所管内でも同日、グアム旅行から帰国した２０代夫婦の新型感染が確認された。県内での感染確認は１０例となった。
新型インフルエンザ：新たに７人感染 県内３０人に ／奈良
県と奈良市は１５日までに、県内で７人が新型インフルエンザに感染したと発表した。県内で感染が確認されたのはこれで３０人になった。いずれも自宅や滞在先で療養しているという。
新型インフルエンザ：県警察学校関係者の感染者、２２人に ／香川
県警察学校関係者の新型インフルエンザ感染で県と県警は１５日、新たに４人の感染が確認されたと発表した。これで同校関係者の感染者は２２人、県内の感染者は計３４人。
感染を確認したのは、初任科長期の１０代男性巡査２人と感染者の家族の３０代女性、同校の出入り業者の２０代女性。４人とも容体は安定しており、自宅療養中。同校再開のめどはまだ立っていないという
新型インフルエンザ：新たに５人感染 ／滋賀
県などは１５日、いずれも大津市に住む１６～２４歳の男女５人が新型インフルエンザに感染したと発表した。県内の感染者は計４５人となった。
県立石山高３年の男女２人▽県立大津清陵高通信制の男子生徒（２１）▽大阪府内の幼稚園の女性教諭（２４）▽大津市で勤める男性アルバイト店員（１６）－－の５人。現在は自宅療養中で、全員快方に向かっているという。
新型インフルエンザ：新たに１６人、府内計１０７人に ／京都
府と京都市は１５日、新型インフルエンザ感染者１６人を新たに確認したと発表した。府内で確認された感染者は１０７人になった。１６人のうち京田辺市の男子中学生（１３）と木津川市の男子中学生（１３）、京都市伏見区の男子中学生（１３）は同じ奈良県の私立中学の生徒。舞鶴市の小学校に通う男子小学生（１０）の感染も確認され、同校での感染確認は１１人となった。１人が入院、１５人が自宅で療養している
新型インフルエンザ：感染、県内４５人に ／大分
１５日、大分市の田北調理師専門学校の男子生徒（１０代）の感染を確認。運営する学校法人は、同校などを２４日まで自主休校。このほか、児童・生徒の感染確認に基づき、佐伯鶴城高３年と杵築市立大内小６年の１クラスは、それぞれ１６～２２日に学級閉鎖する。この日は、宇佐市職員などの感染も判明し、県内感染者総数は９人増えて４５人になった。
新型インフルエンザ：佐世保と平戸在住の２人感染 ／長崎
佐世保市は１５日、タイへの観光旅行から帰国した市内の２０代女性団体職員が新型インフルエンザに感染したと発表した。さらに、県新型インフルエンザ対策本部も、平戸市在住の２０代男性公務員が新型インフルエンザに感染したと発表した。県内の感染例としては１５、１６例目となる。
市によると、女性は９～１３日にタイに滞在し、１３日に帰国。１１日からせきやのどの痛みがあり、１４日に感染が確認された。自宅療養中で、症状は安定しているという。
新型インフルエンザ：唐津の男性感染、県内患者１０人目 ／佐賀
県は１４日夜、唐津市の県職員の２０代男性が新型インフルエンザに感染したと発表した。県内の患者は１０人目。
県によると、男性は１３日昼に熱やせきなどの症状が現れ、翌１４日に唐津市内の医療機関で受診した。現在、自宅療養し、感染経路は調査中。男性が１３日に公用車で伊万里市に出張した際、同乗した同僚３人は２０日まで自宅待機としている。
新型インフルエンザ：新たに１１人感染 ／栃木
県は１５日、新たに１１人が新型インフルエンザに感染していることが確認されたと発表した。県内の感染者は６４人となった。
感染が確認されたのは、矢板市の女児２人、男児２人、１０代の男子生徒▽さくら市の男児、３０代の男性教員▽日光市の２０代の男性会社員▽足利市の女児▽那須烏山市の１０代の男子学生▽塩谷町の男児
＜新型インフル＞愛知県立大生が感染
愛知県は１６日、同県西尾市在住の愛知県立大外国語学部２年の女子学生（１９）が新型インフルエンザに感染したと発表した。同大は女子学生が所属する仏語学科の２年生全員を１９日まで出校停止とした。県健康対策課によると、女子学生は１３日にのどの痛みを訴え、１４日に３７．８度の発熱があったため、医療機関を受診したところ、１５日に感染が確認された。容体は安定しているという。愛知県内の患者数は３２１人となった
新型インフルエンザ：小学生と高校生、新たに４人感染 ／群馬
県は１５日、太田市内の別々の小学校に通う男子児童２人（いずれも７歳）と、高崎市内の同じ高校に通う男子生徒２人（１６歳と１７歳）の計４人の、新型インフルエンザへの感染を確認したと発表した。この高校では１３日にも男子生徒の感染が確認されている。１６、１７日、太田市の小学校２校は学年閉鎖、高崎市の高校は１クラスを学級閉鎖する。
新型インフルエンザ：初の「県内感染者」確認 ２０代女性、県は自宅療養要請 ／山形
山形市の２０代の女性会社員の新型インフルエンザ感染確認で、１５日、県内でも国内感染者が出た。県内在住者の感染は成田空港の検疫で１４日に判明した女子高校生に続き２人目。県は１５日、対策会議を開いたが、接触が限られているため、感染拡大の可能性は低いとした。会田稔夫危機管理監は「夏になれば収まるとみていたが想定と違う。今後も危機感を持ち対応する」と述べた。
新型インフルエンザ：３０代男性が感染 ／新潟
新潟市は１５日、同市東区在住の３０代の男性会社員が新型インフルエンザに感染したと発表した。県内での患者は計２２人。
男性はフィリピンから帰国後の１１日に感染が確認された中央区在住の男性会社員の同僚。１０日に会社で接した際に感染したとみられる。症状は安定しているという
新型インフルエンザ：花巻の女性感染－－タイから帰省中 ／岩手
県保健衛生課は１５日、花巻市内に帰省中のタイ在住の女性（３１）が新型インフルエンザに感染したと発表した。女性は１３日にのどに痛みを覚え、１４日に発熱した。現在はタミフルを処方され、実家で療養している。
新型インフルエンザ：秋田、男鹿で４人感染 感染拡大の恐れも ／秋田
◇ハワイへ社員旅行
県と秋田市は１５日、同市と男鹿市の男性会社員４人が新型インフルエンザに感染したと発表した。いずれも１３日に感染が判明した男性会社員（４０）と同じ社員旅行に参加し、ハワイで感染したとみられるという。
【新型インフル】１カ月で感染者１００人超え 茨城
茨城県新型インフルエンザ対策本部は１５日、県内で新たに１１人の感染者が確認されたと発表した。県内の感染者はこれで１０４人となった。６月１６日につくば市で県内初の感染者が確認されて以来、１カ月で感染者が１００人を超え、急速に流行が拡大している。
【新型インフル】香川県警察学校の集団感染計２２人に
香川県は１５日、県警察学校の入寮生らの新型インフルエンザの集団感染で、新たに４人が感染したと発表した。全員が自宅療養中で、容体は安定しているという。
同校関係者の感染は計２２人。同県内の感染者は計３４人になった。
【新型インフル】浜松の高校生感染
浜松市は１５日、同市内の県立高校に通う男子生徒が新型インフルエンザに感染していることが確認されたと発表した。
市によると、男子生徒は１３日に３９度台の発熱を訴え、医療機関を受診。１４日、ＰＣＲ（遺伝子）検査の結果、陽性と判明した。現在、自宅療養しているという。
アジア太平洋こども会議・イン福岡 新型インフルで中止 児童ら４人感染、拡大防止
アジアと福岡県内の子どもたちが交流する「アジア太平洋こども会議・イン福岡」（ＡＰＣＣ）の事務局は１５日、来日中の児童から新型インフルエンザの患者が出たため、同日以降の活動を中止すると発表した。交流事業は２２日まで予定されていたが、帰国の繰り上げを検討するという。
ワクチンの使い方、国民合意を＝新型インフルでWHO医務官
世界保健機関（WHO）の進藤奈邦子医務官が16日、都内で開かれたワクチンに関するシンポジウムで講演し、世界の新型インフルエンザの現状を報告。終了後の記者会見で、日本の新型用ワクチンについて「どう使うか専門家の間でよく吟味し、国民に理解されるようにすべきだ。できれば国際貢献も考えてほしい」と述べた。
新型インフル、最悪のケースは「6000人死亡」＝豪保健相
［シドニー １６日 ロイター］ オーストラリアのニコラ・ロクソン保健・高齢化問題相は１６日、世界的に流行中の新型インフルエンザ（Ｈ１Ｎ１型）について、仮に予防法やワクチンが無いままであれば今年の冬季に国内最大６０００人が死亡する、という「最悪のケース」のシナリオを明らかにした。地元ラジオで「現時点での予測」として語った。
オーストラリア保健担当省の統計によると、同国での新型インフルエンザの感染確認事例はこれまでに１万３８７件に上っており、うち２１人が死亡した。
【韓国】日本観光客、再び増加する見込み
今夏休暇シーズン、日本観光客の訪韓が、また大幅に増加することが調査の結果明らかになった。
韓国観光公社は、「新型インフルエンザ発生以後、少し伸び悩んでいた日本観光客の訪韓が、7～8月夏期休暇シーズンと9月連休期間を中心にまた増加する見込みだ」と13日発表した。
【タイ】バンコクエア、今年の乗客数4％増目標
民間航空大手バンコクエアウェイズは15日、今年の乗客数を昨年比4％増の260万人に引き上げる目標を明らかにした。新型インフルエンザ（H1N1型）の感染拡大で7月前半に昨年同期比19％落ち込んだが、今後はタイ人向け販売の強化などで、てこ入れを図る。同日には運賃が約20％引きとなるパッケージを発表した。
【新型インフル】韓国で日本人の感染確認 合計６１５人に
韓国保健福祉家族省は１６日、日本人１人が新型インフルエンザに感染したことを確認したと発表した。タイと台湾を経由して１５日に韓国に入国したという。
また韓国での感染者は計６１５人になった
オーストラリアのロクソン保健相は１６日、同国で感染拡大が続く新型インフルエンザについて、ワクチン接種など適切な措置が取られない「最悪のシナリオ」では、「年内に最大６０００人が死亡する可能性がある」と述べた。豪ＡＢＣ放送が伝えた。
＜新型インフル＞オーストラリアで感染者が１万人超える
オーストラリア保健省は１５日、同国の新型インフルエンザ感染者数が１万人を超え、１万３８９人になったことを公表した。ロイター通信によると、南米チリの保健省も１４日、同国の染者数が１万人を超えたと発表。現在冬の南半球での感染拡大に、世界保健機関（ＷＨＯ）や関係国は警戒を強めている。
国内での新型感染者が全都道府県、3416人に
新型インフルエンザの国内での感染者数が、7月16日午前11時現在で3416人となった=表=。15日午前11時の時点から292人増加した。空港での「水際対策」で確認された25人を含む感染者数は3441人。
新型インフルエンザ：宝達志水の親子３人感染 ／石川
県は１４日、宝達志水町在住の３０代女性が新型インフルエンザに感染したと発表。１５日、家族の女児（３）と小学生の男児（６）も感染したと発表した。
県によると、女性は９～１１日、家族で関東方面へ旅行。１４日に３８度台の発熱があり、感染が判明した。男児と女児も３９度台の発熱があり、１５日、県の遺伝子検査で陽性反応が出た。
３人とも快方へ向かっており、自宅療養中。県は濃厚接触者の家族らと、女児が通う保育所や男児が通う小学校にも健康観察をする
新型インフルエンザ：新たに３人感染 ／岡山
倉敷市は１５日、市内に住む２０代男性が新型インフルエンザに感染したと発表した。また備前保健所管内でも同日、グアム旅行から帰国した２０代夫婦の新型感染が確認された。県内での感染確認は１０例となった。
新型インフルエンザ：新たに７人感染 県内３０人に ／奈良
県と奈良市は１５日までに、県内で７人が新型インフルエンザに感染したと発表した。県内で感染が確認されたのはこれで３０人になった。いずれも自宅や滞在先で療養しているという。
新型インフルエンザ：県警察学校関係者の感染者、２２人に ／香川
県警察学校関係者の新型インフルエンザ感染で県と県警は１５日、新たに４人の感染が確認されたと発表した。これで同校関係者の感染者は２２人、県内の感染者は計３４人。
感染を確認したのは、初任科長期の１０代男性巡査２人と感染者の家族の３０代女性、同校の出入り業者の２０代女性。４人とも容体は安定しており、自宅療養中。同校再開のめどはまだ立っていないという
新型インフルエンザ：新たに５人感染 ／滋賀
県などは１５日、いずれも大津市に住む１６～２４歳の男女５人が新型インフルエンザに感染したと発表した。県内の感染者は計４５人となった。
県立石山高３年の男女２人▽県立大津清陵高通信制の男子生徒（２１）▽大阪府内の幼稚園の女性教諭（２４）▽大津市で勤める男性アルバイト店員（１６）－－の５人。現在は自宅療養中で、全員快方に向かっているという。
新型インフルエンザ：新たに１６人、府内計１０７人に ／京都
府と京都市は１５日、新型インフルエンザ感染者１６人を新たに確認したと発表した。府内で確認された感染者は１０７人になった。１６人のうち京田辺市の男子中学生（１３）と木津川市の男子中学生（１３）、京都市伏見区の男子中学生（１３）は同じ奈良県の私立中学の生徒。舞鶴市の小学校に通う男子小学生（１０）の感染も確認され、同校での感染確認は１１人となった。１人が入院、１５人が自宅で療養している
新型インフルエンザ：感染、県内４５人に ／大分
１５日、大分市の田北調理師専門学校の男子生徒（１０代）の感染を確認。運営する学校法人は、同校などを２４日まで自主休校。このほか、児童・生徒の感染確認に基づき、佐伯鶴城高３年と杵築市立大内小６年の１クラスは、それぞれ１６～２２日に学級閉鎖する。この日は、宇佐市職員などの感染も判明し、県内感染者総数は９人増えて４５人になった。
新型インフルエンザ：佐世保と平戸在住の２人感染 ／長崎
佐世保市は１５日、タイへの観光旅行から帰国した市内の２０代女性団体職員が新型インフルエンザに感染したと発表した。さらに、県新型インフルエンザ対策本部も、平戸市在住の２０代男性公務員が新型インフルエンザに感染したと発表した。県内の感染例としては１５、１６例目となる。
市によると、女性は９～１３日にタイに滞在し、１３日に帰国。１１日からせきやのどの痛みがあり、１４日に感染が確認された。自宅療養中で、症状は安定しているという。
新型インフルエンザ：唐津の男性感染、県内患者１０人目 ／佐賀
県は１４日夜、唐津市の県職員の２０代男性が新型インフルエンザに感染したと発表した。県内の患者は１０人目。
県によると、男性は１３日昼に熱やせきなどの症状が現れ、翌１４日に唐津市内の医療機関で受診した。現在、自宅療養し、感染経路は調査中。男性が１３日に公用車で伊万里市に出張した際、同乗した同僚３人は２０日まで自宅待機としている。
新型インフルエンザ：新たに１１人感染 ／栃木
県は１５日、新たに１１人が新型インフルエンザに感染していることが確認されたと発表した。県内の感染者は６４人となった。
感染が確認されたのは、矢板市の女児２人、男児２人、１０代の男子生徒▽さくら市の男児、３０代の男性教員▽日光市の２０代の男性会社員▽足利市の女児▽那須烏山市の１０代の男子学生▽塩谷町の男児
＜新型インフル＞愛知県立大生が感染
愛知県は１６日、同県西尾市在住の愛知県立大外国語学部２年の女子学生（１９）が新型インフルエンザに感染したと発表した。同大は女子学生が所属する仏語学科の２年生全員を１９日まで出校停止とした。県健康対策課によると、女子学生は１３日にのどの痛みを訴え、１４日に３７．８度の発熱があったため、医療機関を受診したところ、１５日に感染が確認された。容体は安定しているという。愛知県内の患者数は３２１人となった
新型インフルエンザ：小学生と高校生、新たに４人感染 ／群馬
県は１５日、太田市内の別々の小学校に通う男子児童２人（いずれも７歳）と、高崎市内の同じ高校に通う男子生徒２人（１６歳と１７歳）の計４人の、新型インフルエンザへの感染を確認したと発表した。この高校では１３日にも男子生徒の感染が確認されている。１６、１７日、太田市の小学校２校は学年閉鎖、高崎市の高校は１クラスを学級閉鎖する。
新型インフルエンザ：初の「県内感染者」確認 ２０代女性、県は自宅療養要請 ／山形
山形市の２０代の女性会社員の新型インフルエンザ感染確認で、１５日、県内でも国内感染者が出た。県内在住者の感染は成田空港の検疫で１４日に判明した女子高校生に続き２人目。県は１５日、対策会議を開いたが、接触が限られているため、感染拡大の可能性は低いとした。会田稔夫危機管理監は「夏になれば収まるとみていたが想定と違う。今後も危機感を持ち対応する」と述べた。
新型インフルエンザ：３０代男性が感染 ／新潟
新潟市は１５日、同市東区在住の３０代の男性会社員が新型インフルエンザに感染したと発表した。県内での患者は計２２人。
男性はフィリピンから帰国後の１１日に感染が確認された中央区在住の男性会社員の同僚。１０日に会社で接した際に感染したとみられる。症状は安定しているという
新型インフルエンザ：花巻の女性感染－－タイから帰省中 ／岩手
県保健衛生課は１５日、花巻市内に帰省中のタイ在住の女性（３１）が新型インフルエンザに感染したと発表した。女性は１３日にのどに痛みを覚え、１４日に発熱した。現在はタミフルを処方され、実家で療養している。
新型インフルエンザ：秋田、男鹿で４人感染 感染拡大の恐れも ／秋田
◇ハワイへ社員旅行
県と秋田市は１５日、同市と男鹿市の男性会社員４人が新型インフルエンザに感染したと発表した。いずれも１３日に感染が判明した男性会社員（４０）と同じ社員旅行に参加し、ハワイで感染したとみられるという。
【新型インフル】１カ月で感染者１００人超え 茨城
茨城県新型インフルエンザ対策本部は１５日、県内で新たに１１人の感染者が確認されたと発表した。県内の感染者はこれで１０４人となった。６月１６日につくば市で県内初の感染者が確認されて以来、１カ月で感染者が１００人を超え、急速に流行が拡大している。
【新型インフル】香川県警察学校の集団感染計２２人に
香川県は１５日、県警察学校の入寮生らの新型インフルエンザの集団感染で、新たに４人が感染したと発表した。全員が自宅療養中で、容体は安定しているという。
同校関係者の感染は計２２人。同県内の感染者は計３４人になった。
【新型インフル】浜松の高校生感染
浜松市は１５日、同市内の県立高校に通う男子生徒が新型インフルエンザに感染していることが確認されたと発表した。
市によると、男子生徒は１３日に３９度台の発熱を訴え、医療機関を受診。１４日、ＰＣＲ（遺伝子）検査の結果、陽性と判明した。現在、自宅療養しているという。
アジア太平洋こども会議・イン福岡 新型インフルで中止 児童ら４人感染、拡大防止
アジアと福岡県内の子どもたちが交流する「アジア太平洋こども会議・イン福岡」（ＡＰＣＣ）の事務局は１５日、来日中の児童から新型インフルエンザの患者が出たため、同日以降の活動を中止すると発表した。交流事業は２２日まで予定されていたが、帰国の繰り上げを検討するという。
ワクチンの使い方、国民合意を＝新型インフルでWHO医務官
世界保健機関（WHO）の進藤奈邦子医務官が16日、都内で開かれたワクチンに関するシンポジウムで講演し、世界の新型インフルエンザの現状を報告。終了後の記者会見で、日本の新型用ワクチンについて「どう使うか専門家の間でよく吟味し、国民に理解されるようにすべきだ。できれば国際貢献も考えてほしい」と述べた。
新型インフル、最悪のケースは「6000人死亡」＝豪保健相
［シドニー １６日 ロイター］ オーストラリアのニコラ・ロクソン保健・高齢化問題相は１６日、世界的に流行中の新型インフルエンザ（Ｈ１Ｎ１型）について、仮に予防法やワクチンが無いままであれば今年の冬季に国内最大６０００人が死亡する、という「最悪のケース」のシナリオを明らかにした。地元ラジオで「現時点での予測」として語った。
オーストラリア保健担当省の統計によると、同国での新型インフルエンザの感染確認事例はこれまでに１万３８７件に上っており、うち２１人が死亡した。
【韓国】日本観光客、再び増加する見込み
今夏休暇シーズン、日本観光客の訪韓が、また大幅に増加することが調査の結果明らかになった。
韓国観光公社は、「新型インフルエンザ発生以後、少し伸び悩んでいた日本観光客の訪韓が、7～8月夏期休暇シーズンと9月連休期間を中心にまた増加する見込みだ」と13日発表した。
【タイ】バンコクエア、今年の乗客数4％増目標
民間航空大手バンコクエアウェイズは15日、今年の乗客数を昨年比4％増の260万人に引き上げる目標を明らかにした。新型インフルエンザ（H1N1型）の感染拡大で7月前半に昨年同期比19％落ち込んだが、今後はタイ人向け販売の強化などで、てこ入れを図る。同日には運賃が約20％引きとなるパッケージを発表した。
【新型インフル】韓国で日本人の感染確認 合計６１５人に
韓国保健福祉家族省は１６日、日本人１人が新型インフルエンザに感染したことを確認したと発表した。タイと台湾を経由して１５日に韓国に入国したという。
また韓国での感染者は計６１５人になった