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In My Life, I Love Them All... Weblog Ver.

たこせいじんのブログでございます。

初めて買ったギター

2011年08月12日 23時21分41秒 | ギター
ギターの話でも。
僕が中学2年当時、ヤングギターなんかに載っている楽器屋の広告を眺めては見た目で一番カッコいいと思っていたレス・ポールモデル。買うならコレと決めていた。
しかし中学生の小遣いなどたかが知れている。当時、グレコやトーカイのレス・ポールモデルだって新品で5万以上していたと記憶している。中坊においそれと買える代物ではない。
そんな中、バンドをやろうと話していた友人が
「オマエ、グレコのレスポールだったら知り合いのあんちゃんが15,000円で譲ってくれると言ってるけどどうする?」
なんて聞いてくるもんだから15,000円でも大金だったが当時の僕は飛びついてしまった。
ボディの裏にでっかい傷はあったものの中坊にはもったいない程。だけど持った時にえらく重かったと記憶してる。僕の初めてのエレキギターだった。型番は不明。
当時アンプなんかは買えるはずもなく、ラジカセのミキシングマイク端子にプラグインさせて音を出して満足していた。ミキシングの音量をMAXにすると好い感じで歪んでくれて、エフェクターなんて要らなかった、というより買えなかった。Hotel Californiaなんかを適当に耳コピしていたっけ。
そもそも前途の友人は最初はドラムをやるはずだった。しかし、いつどこで心変わりをしたのか突然
「やっぱり俺ギターやりたいから、お前ドラムやってくんない?」
「えっ????」
友人は10,000円でフェルナンデスのストラトモデルを同じあんちゃんから密かに手に入れていたのである。
「お、俺の買ったレス・ポールって...」
内気で無口な(笑)僕は抵抗することなくドラムをやることにした。ドラムもやってみたかったし、まぁなんと言っても「バンドをやりたかった」という一心だった気がする。
「どこまでお人好しなんだか」という話で、またそれからお年玉と小遣いの前借りなんかを駆使して安物のドラムセットを買うはめになるのだが...その話はまた後日。
現在残念ながらマイ・ファーストギターのレス・ポールはもう手元にない。先輩の国産フライングVと交換してしまったのだ。(そのフライングVも座って弾けないもんだから、気に入らなくて結局後日売り払ってしまった。確か3万で売れた。わはは)

確かボディの色もピックアップもこんな感じだった。今思えば手元に残しておけば良かったと少し後悔している。
ちなみに僕のギターの腕前はその頃と大して変わっていない。というよりも最近はギターを弾く時間がめっきり減ってしまって確実に指が動かなくなって来ているし、指先も柔らかくなってしまった。ちょっと弾くとすぐに水ぶくれになってしまう始末。人様の前で弾くなんて事はもう一生ないだろう。家で呑んだくれてペンペン鳴らしているのが関の山と言ったところだ。情けない話だなぁ...
ということでこれからはたまにですが何本かある自分の愛器を少しずつ晒していきたいと思います。





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