登場当初より不思議なパフォーマンスを発揮するS3 GraphicsのChrome400/500シリーズだが
上記グラフのように、GSのパフォーマンスは他社を圧倒する。
一つにはnVIDIAに先駆け、読み書き可能なL1,L2 Cacheを搭載していたことが大きいだろう。
二つには固定機能部、演算部のセパレート化
これにより、純粋に演算が速い構造を作り出せているのだろう。
*500は400のメモリ強化版とされているが、実際はレジスタ、キャッシュの変更が行われており
その効果で、440GTX,540GTXのクロック差が僅かであるにも関わらず、大きな差として表れている。
マイナー第3勢力として侮られがちだが、実のところ唯一まともにDX10.1に対応させたGPUであるといえる。
(あくまでも私見)