母は6時半くらいから起きていましたが、まだ早すぎるし知らん顔していたら押し車を押して廊下に出てきました。
何も羽織っていないから、慌てて
「部屋で待っていてね~洗面の用意をするからね。」と促しました。
夜中の1時過ぎに大きな音でテレビをつけたので、
「今は真夜中でみんな寝ている時間だから~」と言うと、
「じゃあ、やすみましょうねえ~」とそのまま静かに寝ていました。
だから、朝を待ちかねていたのだと思います。
洗面をすませてから、朝食を整えて運んだときにはすでに手早くお化粧は終わっていました
どこに気持ちの張りが出てくる要因があるのだろう~?と不思議に思ってみていましたが、うっすらと自然な感じに仕上げているのです。
夏休みに帰省した時に一度母に注意されたことがありました。
「ヒロちゃん、休みの時も口紅だけはうすくつけるようにね~」と・・・
その言葉を思い起こしていました。
誰にも会わないし、どこにも出かけない田舎暮らしは、面倒だと不精になってしまいがちです。
どこまでもそれは限りなく身だしなみも女であることも忘れてしまい、おしゃれに無縁の毎日に陥ってしまいそうなんです。
奈良で最初に赴任した時の教え子の化粧品店が家の近くにあって、今も化粧品は宅急便で届けてもらえています。
彼女のおかげで
「この春の新色の口紅とマニキュアですよ~
桜の下を新色をつけてどうぞお出かけください~(*^_^*)」
とメモが入っていました。
“老いてこそ華やぐ”という言葉を水上 勉さんのエピソードを思い出す中で今朝は特に感慨深くブログでまとめましたから、母の姿にダブらせながら身だしなみというか気合というか、凛とした姿勢を貫く生き方を身近な手本で学んでいるのです
長い髪も面倒で大きく一つに束ねていますが、日記をアップしたらちょっと気合を入れて以前のように編みこみのアップを鏡を前にしてやってみましょう~
左肩の痛みを覚えてから丸1年、両手が使えなかったのを言い訳にしていた感がありますから~
老いてこそ華やぐその入り口に立っている私ですからね~
ますます華やげますように
気合を入れて凛として生きたいとしみじみと思っています~(*^_^*)
これからの私を見ていてくださいね~(^.^)/~~~
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