感覚統合の視点から3つの方法が考えられます。
①楽しい音楽を聞かせたりアニメを見せたりする。
靴下が嫌ということには、3つの基礎感覚のうち、「触覚」が働いています。
「触覚」には原始感覚と識別感覚があります。
嫌がる、逃げるといった行動は「原始感覚」が働いています。
その場合、状況を冷静に受け止める「識別感覚」を働かせることが必要です。
識別感覚を働かせるには、見る、聞く、といった活動が必要です。
楽しい音楽を聞かせ、好きなアニメを見せることで、識別感覚が上がり、嫌だ、逃げたい、という原始感覚が低くなります。
②靴下を持たせて、一緒に履く。
靴下をはきたくない、という行為には、触覚過敏、触覚防衛反応が働いています。
触覚過敏は、「自分が自分にすること」には発動しにくい特徴があります。
履かせられるより、自分で履く方が良いわけです。自分で持たせて、その手を支えて一緒に履くと履きやすいです。
③いくつか用意した靴下から選択させる。
自分で好きなものを選ぶという行為は触覚過敏の発動が薄まります。
ただ無理やりはかせるだけでは絶対はかないという気持ちを育てます。
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