プチ早期退職者の資産運用+αブログ

自分で勉強して金融リテラシーを高くする

日本FP協会の雑誌

 日本FP協会発行のJournal of Financial Planning 7月号の特集は「資産形成・維持・取り崩しの新常識 人生100年時代の資産運用」だった。3~4月に取材・執筆された内容なので老後資金2000万円問題のバカ騒ぎとは関係なく、もちろん公的年金だけで足りるなんて非常識な前提にはなっていなかった

 この雑誌は日本FP協会の会員誌で、FP試験に合格すると入会案内がくる。私は職業としてFPをやる訳ではなく、最新情報を網羅的に把握し続ける必要もないので入会してない。知人のFPが貸してくれて、たまたま会員誌を見る機会があっただけだ。その人は仕事の関係でFP知識が必要で2級を取得していた。その人はまだ若くほとんど実践していないのでペーパードライバみたいなものだ。資産運用関連は私の方が実務的にはずっと詳しい。


セールスのためのFP

 いろんな金融機関の相談窓口等にFPの人がいるが、そのアドバイスの基本は自社取扱商品のセールスだと思った方がいいだろう。それが仕事で給料をもらっているので当然だ。他社商品までは無理でも、自社取扱商品で最適なものを選んでくれればまだましだ。しかし、歩合とか会社の販売方針とかも考慮されている可能性が大きいので要注意だ。

 独立系のFPでも金融商品の紹介料を当てにしている場合も多い。中立的に保険を紹介する窓口みたいな所は特にそうだ。アドバイスされたままを安易に信じず、自分で確認し納得してから従うべきだろう。本当に完全中立な独立系のFPを探して、きちっと相応の対価を払って相談すべきだが、それもなかなか難しいそうだ。FP相談に対価を払う文化は、まだ日本に根付いてないと思う。


引っかからないように自分で勉強

 自分で勉強すると、初めの内はちょっとハードルが高いだろう。勉強しても、いざ実践してみたら失敗して高い勉強料を払うことになる可能性もある。しかし、長期で考えれば、やり直し、挽回もできるので、自分で勉強するのが一番だと思っている。
 勉強・実践を通して金融リテラシーを高くしよう!
 
 60歳前になると、退職金を目当てにするのか、口座のある銀行等からささやかなプレゼント付きの無料相談の案内が来たりした。私にとっては時間の無駄でしかないので、もちろん行かなかった。退職金をもらう時になって初めて資産運用を考えたりすると、お金に関する無料相談で「セールスのプロ」に引っかかてしまう
 最近、以下の記事があった。一読してみるとよいと思う。

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