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そもそも初期統合失調症という概念は曖昧なもので、また、統合失調症の前駆期というのも理解しがたい。
まず、統合失調症の前駆期を他の疾患の諸症状とどう見分けるのか。初期統合失調症という概念も同様である。
他の疾患と見分けのつかない症状が出現した状態で早期に抗精神病薬を投与するという発想は、私には魔女狩りにしか見えない。
取り組んでいる方々は善意でしているのだろうが、よく考えてみてほしい。
前駆期や初期統合失調症と断定できる症状はどこにあるのか。
また、そうであるとう確証はどこになるのか。
見誤ったとき、あなたは責任が取れるのか。
考えれば考えるほど、前駆期や初期統合失調症という概念には疑問符が付きまとう。
さらに、薬漬けにして未来ある子どもや青年の人生を狂わせてしまう状況を自覚して耐える覚悟はあるのか。
早期治療介入やDUP(精神病未治療期間)という言語自体は批判するつもりはなく、むしろ重要だと思うが、初期統合失調症や前駆期に対する早期治療介入となると話は別だ。
これは、精神医学の疾病概念の偏りから生じた問題ともいえる。
早期に軌道修正すべき大きな問題点である。
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何だか見ていると鬱か?躁鬱か?それ以外は『統合失調症』で!みたいなニュアンスすら感じてしまいます。
医師も看護師も『勉強』してない。
『学んでない』
だから、患者の薬の副作用に対して『仕方ないね~』あるいは患者に身体障害がある場合、その身体障害のせいにする。
薬の副作用を副作用とすら認めず、あちこちの検査(眼底検査だの何だの)たらい回しにする。
(全部、私の体験です。)若干、話しがそれましたが、もう‥『医師免許下ろせ!』と言ってやりたいですね。
私の場合は『幻聴、幻覚』があるということで長年『統合失調症』扱いをされてきました。
でも、中には全く『幻聴、幻覚』のない患者さんにも『統合失調症』の判断‥その人、一見至って普通な人だったのですか。
病名聞いてひたすらびっくりしました。
長年の向精神薬の副作用でその方、指に障害があるのですが、指がつったり、動かなくなったりしたそうです。
『どんだけ曖昧なんねん!』と思ってしまいました。今の精神科医の多くは学ばない、失敗から工夫を模索しない。
その前に『治そうとしていない』
何か言われたら、『難しい病気だからね~』が言い訳です。
ただ、病院やクリニックに来院する患者の数をノルマの如くこなすだけ。
本来、医師というのは患者を寛解または快方に向かわせる為の立場の人であり、その為の医師免許なのではないでしょうか?
『怠慢』過ぎると思います。
おはようございます。毎日暑いですね。
統合失調症の早期発見早期治療を、ある家族会で家族の立場から、この必要性を訴えている方がいらっしゃいました。
その方は、結婚した当事者の孫にも早くから予防薬を飲ませたいと言っていました。
薬害に合った私たちから見ると、恐ろしい限りの言葉でした。
発達障害の概念が、早く精神科医療に普及される事を願っています。
しかし、我々の持っている知識について考える必要はいつも感じる。
本当に我々の医療の知識は正しいのか。
というより、
学術としての性質を踏まえ
どういうときが最大に有効利用でき、
どういうときに、無効なのか。
その特性を知り、どのように臨床に活用するのか
「考えれば考えるほど、前駆期や初期統合失調症という概念には疑問符が付きまとう。」
ということは…きっと、臨床に活用しにくい特性の考え方であり、そういった背景に包まれたエビデンスであるまいか…
ということだと思う。
賛同的な意見が多いなら…また、その考え方は臨床に即していないという考え方になる
精神病…色々な考え方はあるが、
私は「生きていくための何らかの利益」があるという考え方を採用している。(本人の苦痛を無視する行為はしないけど)
その性質を看きわまることも大きな意味につながる…。
私もその考え方には賛成できますね。
こういう「早期介入」なんて精神医療のビジネスモデルを提唱したオーストラリアのマクゴーリなど、今、オーストラリアではボロクソですからね。
いやはや、おそろしいもんですなあ。
ん~
病院で死なないという選択 ~在宅・ホスピスを選んだ家族たち
の著者なのかな…
いやいや…そんなはずは…^^ノ
知的な見解!凄いです!
『最もひどい発想で、害となる可能性が極めて高い』
これは次期DSM-Vで採用しようとしている「精神病リスク症候群」を評し、現DSM-Ⅳの編集委員長を務めたFrances氏が述べた言葉です。
PsychiatricTimes
http://www.psychiatrictimes.com/dsm-5/content/article/10168/1541615
そして、「「DSM-Vに入れようと提案されている議事の中でも疑う余地なく一番無謀な提案は、すでに公式に認められている重症疾患の軽度なものを、閾値下でも取り込めるように多くのカテゴリ-を新たに加えようという提案である。このDSM-V のために世界中に"誤診"が溢れ、予期せぬ悲惨な結果となりうる可能性があることを、DSM-Vのタスクフォースはしっかりと考慮していない。もしそうなれば帝国的薬剤処方の大量販売が日常となって精神疾患が矮小化され、不必要な薬剤治療の氾濫につながる結果となる。製薬業界には大鉱脈となるだろうが、ただしそれはDSM-Vの異様なまでに拡大された網にひっかかり、新たに誤診される患者に強いられる多大な犠牲と引きかえなのだ。」とも。
日本はかなり異常なのです。
(シドニー・モーニング・ヘラルド紙)
http://www.smh.com.au/national/mcgorry-misleading-the-public-20100808-11qes.html
マクゴーリの書籍は「日本精神保健・予防学会」の推奨図書ですね。
http://square.umin.ac.jp/JSPD/Contents/Books/books.html
すでにこうした「精神疾患予防」を支持する医療機関が、中学校などにスクールソーシャルワカーとして送りこまれ、実際に発病前の子供を掘り起こし、精神科受診につなげていることです。
http://www.pref.mie.jp/TOPICS/2009070150.htm
もちろんこれは日本も批准する国連の「児童の権利に関する条約」に違反するものです。
メンタルヘルス
60. 委員会は,著しい数の児童が情緒面での健康状態が低いとの報告をしていること,また両親や教師との関係の貧しさがその決定要因となっている可能性があることを示すデータに留意する。委員会はまた,発達障害者支援センターにおける注意欠陥多動性障害(ADHD)の相談数が増加していることに留意する。委員会は,ADHDの治療に関する研究と医療従事者の研修が開始されたことを歓迎するが,この現象が主に薬物によって治療されるべき生理的障害とみなされ,社会的決定要因が適切に考慮されていないことを懸念する。
61. 委員会は,締約国が,全ての環境における効果的な支援を確保するための学際的アプローチを通じ,児童と青少年の情緒的・心理的な健康問題に対処するために効果的な措置を講じるよう勧告する。また,委員会は,締約国がADHDの診断数の推移を監視するとともに,この分野における研究が製薬産業とは独立した形で実施されることを確保するよう勧告する。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/jido/pdfs/1006_kj03_kenkai.pdf
とても異常です。
http://www.schizophreniaforum.org/for/live/detail.asp?liveID=68
●現在、精神疾患の発病リスクありとされるUHR/COPSの基準を満たし、実際に2年以内に発病するのは約35パーセント(キャノンら、2008年)と予想されているが、この予想は研究サンプルの中でも一定したものではなく、もっと広く臨床的に急を要さないコミュニティー・サンプルを基準にすれば、さらに低い予想になる。UHRの基準を満たすものの治療にあたる臨床医にいかに注意を促し、治療に制約を加えたとしても、大なり小なり薬剤治療になることは避けられず、医療的にも重大かつ非難を受ける副作用(運動障害や肥満)につながる治療となる。
研究者 Daniel Mathalon
●DSM-Vに統合失調症のリスク診断を含めるべきでない根拠がいくつかある。マグラシャン医師やウッズ医師がこのカテゴリーを定義するためにスライドキャストで提示した5つの症状は、すべて精神病様、あるいは弱い精神病様症状といえるものばかりである。単に陽性症状にだけ基づいて、リスク症候群、あるいは統合失調症前駆症状と定義するのはきわめて時期尚早である。さらに、統合失調症前駆症状という概念自体にも批判のあるところであり、そのようなリスク症候群をDSM-Vに含めるのは危険であろうと思われる。
研究者 Dirk van Kampen
●精神病発症リスクを明らかな臨床単位とする、説得力のあるエビデンスはない。また、時を経ても大きな精神疾患を発症しない人はどうなるのかに関しても明らかではない。
研究者 Amresh Shrivastava
●例えば近年引用されるメルボルンのPACEクリニックでの発症率10~15パーセント(ヤングら、2007年)のようなNAPLSグループに比べ、、他の複数国のクリニックでは、明らかに精神障害を発症したとする率は極端に低い。その率も、それまでの年に比べて有意に減少しており、しっかりとしたクリニックにおいてですら精神疾患に進行すると正しく識別されたのは、おそらく「リスク症候群」の基準を満たした10人のうち1人であることが示唆される。また事実、精神疾患に進行した群の中でも統合失調症らしき精神疾患を発症したのは、わずか55パーセントであった(キャノンら、2008年)。
研究者 Andrew Thompson
昨日はお疲れ様でした
発達障害の2次、3次障害と気がつかず
統合失調症を含む早期精神病の前駆状態を
抗精神病薬を飲ませ、思春期、
青年期の大切な発達の過程を阻害された
被害者がどれだけ多いことか・・・・
厚生労働省や日本医師会は
統合失調症を含む早期精神病の前駆状態での
操作的な診断の為に開発されたARMSの
方針を改め、精神科医に発達障害の2次、3次
症状の可能性を含めた治療が出来るように
関係者に通達をして欲しいです
わが子を何とか救い出そうと苦戦中の母は
このセミナーに参加させて頂き
勇気付けられました。
これからも負けずに
ご活躍されることを期待します。
いやはや、
ドタバタしているうちに皆さん書き込んでくださって、本当にありがとうございます。
やはり、まだまだ頭の固い連中がおりますが、なんとか日本の精神科を変えていきますよ。
先日ちょっと思ったことがあるんですが、時間があればまたblogに書きますね^^