スタン・ゲッツ

先日、知り合いの若いドラマー、トミー君から、僕がスタン・ゲッツと演奏している画像が、YouTubeに載っている事を知らされた！
これは1989年、スタン・ゲッツ、ケニー・バロン、ベン・ライリーとの演奏で、場所は、スイスのルガノ・ジャズ祭での演奏の模様でした。
この時は、イェーテボリからミラノへのフライトが３時間遅れ、演奏直前にルガノに到着。楽器も何も持っていかなかったので、コントラバスをチェックしておこうと思って会場に行くが、僕がスタンのバンドのベース奏者だと云っても、最初は信じて貰えず、バックステージに入れて貰えなかったという話もありました。(笑)
スタン・ゲッツ「Green Dolphin Street」で検索すると見る事が出来ます。
この時のツアーは、スタンのオーソドックスなカルテットでの最期の欧州ツアーとなりました。

僕は一日だけのトラだと思って、本当に身一つでルガノに行ったのですが、この後、1ヶ月間、ツアーに参加しました。

最初、スタン自身から僕のサマーハウスに電話が有った時に、スウェーデン語で「本当は誰ですか？」とか聞いたというのは本当の話！
丁度、NefertitiでAnders Persson Trio＋Stina Nordenstamという歌手と２日間のライブの仕事をしていましたが、温水装置が水漏れしていた為、修理の為にサマーハウスに行って屋根裏で修理をしていた時の話。
まさか、あの有名なスタンが、電話を掛けてくるとは思えなかったです。(笑)

ともかく懐かしい映像でした！
スウェーデンの森