「森のグレンタ」

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本日、日本へ出発!

2006年05月30日 07時44分12秒 | Weblog
本日、5月30日の午後4時40分のフライトで、イェーテボリからロンドンへ飛び、ロンドンから19時半頃のANAのフライトで成田に向かいます。
成田でコントラバスのフライトケースを預けてから、国内線に乗り換えて千歳空港へ向かいます。
今回は、第27回目のスカンジナビアン・コネクションです!
Ewan Svensson TrioにLinda Petterssonの歌と、Antoine Herveのピアノが加わった、新クウィンテットです。
ミカエル・ローベリというスウェーデンでかなり高く評価されている作編曲家でトロンボーン奏者がいるのですが、彼の書いた作品を通して、Linda Petterssonの事を知り、また昨年春のKenny Wheelerとボーヒュスレーン・ビッグバンドのツアーでEwan SvenssonとLinda Petterssonも出会った事が原因でLinda Petterssonが、Ewan Svensson Trioと協演する機会が増え、またAntoine Herveとは、トリオでグルジアの首都・ティブリシで出会った事が原因となり、彼のESQへの参加となった次第です。
素晴らしいのは、人と人の出会いですネ!

Linda Petterssonは美人でメチャクチャ強力に歌が巧い人。目下、スウェーデンでは、Lina Nyberg、Viktoria Torstoj,等に続く新しい女性ジャズ歌手として注目の的になっています。背景には彼女の巧さやチャーミングな人柄、またミュージシャンに尊敬されているローベリの信頼を受けていると云った事実が有るのだと思います。

Antoine Herveは、フランスのジャズ界を知っている人ならば、必ず知っている筈の代表的ピアニストです。


今回は、北海道の札幌、苫小牧、そして福岡、新潟、そして東京の「Body & Soul」で2日間演奏するだけですが、お近くの方、特にジャズ・ヴォーカルの好きな方はお見逃しの無い様に、お奨めしたいです。

Ewan Svensson+Magnus Gran+小生のコンビは、なかなかゴキゲンです!
スウェーデンには、Ulf Wakenius以外にも良いギター奏者が居ます!

それでは、コンサートでお待ちしております。

スウェーデンの森

SC-28th ツアー詳細
http://www.music-net-jp.com/morimusic/index.html#sc27

ストックホルム郊外

2006年05月27日 19時44分04秒 | Weblog
5月25日(木)にイェーテボリを車で出発して、ストックホルム郊外の長女の借りていた家まで引っ越しの手伝いに行ってきました。
ストックホルムの辺りは、かなり入り込んだ湖が沢山あります。そもそもストックホルム自体が、海に面しているとは云え、バルト海なので大西洋に面しているイェーテボリとは、また違った趣があります。そのストックホルムの周囲は、多くの湖に囲まれています。イェーテボリからストックホルムまで、湖だけを通って行く事が出来ます。湖と湖の間は、運河によって結ばれていてヨータ運河と呼ばれています。
何せこのヨータ運河、着工したのが1798年、政治家で海軍軍人だったBaltzar von Platenという人が着工し、全線が開通したのが1832年ですから、結構古い運河です。
スウェーデンは森と湖の国とか呼ばれますが、本当に今の季節が最高に美しいです。

スウェーデンの森のグレンタ

2006年05月25日 10時03分22秒 | Weblog
スウェーデン在住のコントラバス奏者、森 泰人です。
森の中を歩いていると、まるで森の中の集会場の様な趣がある広場の様な所に出る事があります。こういう場所の事をスウェーデン語では、グレンタ(Glanta)と呼びます。翻訳すると「森の広場」という感じになります。
このブログ「森のグレンタ」を使って、スウェーデンに住む一人のコントラバス奏者として、また一人の人間として、感じた事、考えた事を思いつくままに書き綴っていきたいと思っております。
出来れば、更に発展させてこのウェッブ上の空間を、ブログのタイトル通り、皆様との有意義な意見交換の広場にも出来ればと願っておりますので、Mori Music KBのホームページとともに、何卒、宜しく致します。

スウェーデンの森
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