「森のグレンタ」

このブログは下記に移りました。
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BBB、来年の予定表

2006年11月30日 08時04分05秒 | Weblog
昨日、BBBから来年2007年度の予定表が送られてきました。
まだ概要だけなのだが、なかなか面白い一年になりそうです!
色々なコンサートやらスクールコンサートの予定もあるのですが、主な概要は下記の通りです。
1月:デューク・エリントン特集(アメリカで一番のエリントン研究者が来て・・)
2月:Ulf Wakenius
3月:Ulf Wakenius(上旬)/ Cecil Norby(下旬)
4月:ミュージカル「City of angel」(中旬~下旬)
5月:ミュージカル「City of angel」(中旬)
6月:
8月:ジェリー・バーガンジー(中旬)
9月:スティーブ・スワロー&アダム・ヌスバウム(上旬)コンサート&録音

ざっと書き出してもこういった感じ!10月以降の予定では、11月中旬にEUのプロジェクトでオーストリアに行く事になるそうです!
ラーシュ・ヤンソンの録音とかも有ると思います。

来年のボーヒュスレーン・ビッグバンドも乞うご期待です。今年はまだ終わった訳でも有りませんが・・・・。(笑)

でもこれを見て、また色々な他の予定の事も色々と頭の中を過ぎる!
もう予定表がゴチャゴチャになりそう!
ミュージシャンの宿命ですネ!マネージャーの人が居て、全部そう言った事を任せられれば最高なのですが、・・・。

スウェーデンの森

Jesper Odelberg(2)

2006年11月27日 13時43分30秒 | Weblog
昨晩、スウェーデン放送テレビ2チャンネルで、夜20時から21時まで、Jesper Odelbergのドキュメント・フィルムが放映されました。
ボーヒュスレーン・ビッグバンドとのリハーサル、Nefertitiでのコンサートの模様も挟んで、彼の生い立ち、考えている事等、なかなか良いドキュメントでした。
痛々しかったのは、彼が6歳の頃、医者の実験台の様な形で記録された映像!周囲に30人程の医者が彼を取り囲んで、こういう動きにはこういう様な痙攣が起きる・・・といった映像。
彼がこの時、どういう気持ちだったか・・・と云った事も語っています。

"Winduo" ~ 映画 "バベル・BABEL"

2006年11月22日 07時46分20秒 | Weblog
"Winduo"~"バベル・BABEL"
今日は朝からBBBの練習場で、久々に"Winduo"というデュオ・グループの練習。色々と新曲をやる。難しい・・・しかも恐ろしく速いインド風の曲とか、タンゴ風、ヨイク、フリー風・・・と色々とやってみたがどれも面白かった。
なにせフルート・ソプラノサックスとのデュオ・グループで、しかも昨年で結成20年!もう今年もそろそろ終わりだから、22年目に入ろうとしている。

帰り道に牛挽肉を買い、茄子やフルーツもしこたま買い込み、帰宅早々に料理に掛かる。小生にとっては、料理をしている時が、一番リラックスする時間なのである!
茄子は古い友人に教えて貰った方法で調理し、挽肉でハンバーグを作る。息子がこういう肉系が好きなので、こういうモノを作ると直ぐ食べる。(笑)でも彼は小食!一体誰に似たのだろうか?

さて、その後、18時にカリンとイェーテボリ交響楽団のバイオリン奏者のクリスティーナ、彼女の兄のお嫁さん、そして更にもう一人の兄のインドネシア人のお嫁さんのイーダと映画バベルを観に行った。

素晴らしい映画だった!スウェーデン放送の映画評では、5点満点の満点を獲得していたが、人間~コミュニケーションといったとても大きなテーマを取り上げて、一見するとモロッコ~メキシコ~日本という、地球上の全く環境の違う背景を設定して、見事に演出している。確かにカンヌ映画祭で監督賞だか何かを獲得したというのも頷ける!

書きたい事は沢山あるのだが、ともかく出演者の演技が全て最高に良かった!まるでドキュメントフィルムを観ている感じで、主演者をはじめ、モロッコの警察官役から米国の国境警備隊役の役者さんまで、迫真に迫る好演!

日本の聾唖者の女子高生役を演じている菊地凛子さんもそのお父さん役の役所広司さんも良かった。ある意味で日本をこのストーリーに組み込んだのは、正解だと思う。理由はここでは長くなっちょうので書きませんが・・・。(笑)

もの凄い音のディスコテークのシーンでは、時々、彼女の様に全くの静寂になるシーンもあり、聾唖者の立場で見るとこうなるのだと、改めて考えさせられた。でしかも母親が自殺してしまった彼女のちょっと難しい役なのに、かなりの好演!

3日前の日曜日に、カリンはイェーテボリ・コンサートハウスにマンハッタン・トランスファーを聴きに行っていたが、僕は日米合作の何とかいうホラー映画を観に行った!
心臓に良くなかった!(笑)
拙宅の近所に北欧で最新設備を誇る映画館が出来たので、観に行ったのだが、周囲は若い人ばかり!怖いシーンでは、女の子達がキャーキャー叫んでいたが、だんだん慣れっこになってくると、何故か馬鹿馬鹿しくなってきてしまった。なんで俺はこんなホラー映画を見に来ているのかと・・・。映画のタイトルは、なんだか覚えていません。リングの続編みたいな作品。日本人が監督かな?

先週木曜日には、スペインの監の映画も見たが、彼の作品は今週の木曜日にも観に行く予定なので、その時にまた書こうと思っている。マァー、小生がどう感じようと、皆さんの興味の対象になるモノでは無いと思うけど・・・、マァ~、こりゃあ日記ですからネ!
(笑)

ともかく、バベルは久し振りに観た、良い作品でした!
是非、一見をお奨めします。

Joe Locke & Anders Bergcrantz

2006年11月09日 02時45分10秒 | Weblog
現代米国の新種流派のビブラフォン奏者Joe Lockeと、スウェーデンを代表するトランペット奏者Anders Bergcrantzをゲストに迎えて、ボーヒュスレーン・ビッグバンドのコンサート・ツアーが有ります。
予定は下記の通りです。
11月10日(金)Höör
11月11日(土)Nefertiti(イェーテボリ)
11月12日(日)Vara Konserthus
11月13日(月)Kungsbacka
もし来られる方は、森までご連絡下さい!
+46-708-996695

ジェスパー・オーデンベリ&ボーヒュスレーン・ビッグバンド

2006年11月01日 07時44分30秒 | Weblog
CPハンディーキャップというのは、日本語で何というのでしょうか?
要は、出産時に臍の緒が絡んで一時的な酸欠状態になった事から引き起こされて、歩けなかったり、喋れなかったり、手も痙攣状態になっているハンディーキャップの事だと思います。ジェスパーは、そういうタイプのハンディーキャップなので、一人で生活をする事は出来ません。でも彼の目から見た世界観が、彼の素晴らしい語り口で語られると、その中にかなりペーソスが有ったり、笑える要素があって、面白いのです。そして、彼のリズム感の良さ!勿論、生まれつきの身体障害者ですから、歌手が歌うのとは違いますが、中には有名な曲に彼が作詞をした作品もあって、素晴らしかったです。
アレンジは、一曲を除いて全てボーヒュスレーン・ビッグバンドのメンバーのアレンジによるモノばかりでしたが、これがまたまた素晴らしかった!

色々なストーリーがあったのですが、中でもレイシストに関したモノは、面白かったです。その内、この欄でご紹介します。

このジェスパーですが、丁度、今、スウェーデン放送が彼を取り上げたドキュメンタリーを作っています。僕達とのリハーサルやコンサートも撮っていきました。11月27日に放映される予定だそうです。もしスウェーデンのテレビが観られる方がいらしたら。是非観てみて下さい。