母親の携帯を解約してきました。

履歴を恐る恐るのぞいてみました。

今年１月が最後・・。
以降は、なんのやりとりもなし。

最も、私は頻繁に会いに行ってましたが、
コロナが施設で出た・・とか、徐々に疎遠に。
ただ、通院は毎週のように行ってましたので。

親しい友達とも・・　なし。
認知の進行に併行してもいます。

認知・・　ありもしないこと・・・
信じ出しましたね。

〇ランプさんと結婚するんだとか・・
さっき、実家に一緒に行ってきたとか・・。

ドクターにもそんな話を真顔で話していて・・。

私もドクターと話しましたが、
「やたら薬使うよりも、信じてあげる」ことが、一番の薬かも・・と。

それなんで、
「ほほ～・・　そりゃ式が楽しみだね」とか、
「なかなか人に言ってもわかってくれないだろうからここだけの秘密でね!!」とか。

ドクター・・
「健常な方でも、ある話だから」ね。「それが心の拠り所」ということもあるしね。と。

救命センターでドクターとお会いし、ドクターもがっかり。
「治療はギリギリの線を行ってましたが、まさかこんなに急とは」
「腫瘍も小さくなってきいたのにね」と。
「食事もとれていて、体重も減ってないし・・」「数値も悪くなかった・・」と。

途絶えた履歴のない携帯電話から
湧き出てくるそれ以降の記憶。

記録に残っていない時間だからこそ、私自身の記憶にしっかり残ってます。
文字、数字・・　記録で残せるけど、
記録に残せないことがとても大切な思い出ですね。

履歴のない携帯をジッとみていて母親との気持ちの通い合いを
思い出していました。

ついつい・・・。今日は、事務的な手続なのに、
強烈なカウンターパンチを喰らってしまいました。

失礼しました。