♪音の広場♪ サウンドジムあしかがはアマチュアプレイヤーのプラットホームです。

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生徒さんへのアドバイスから・・・ ⑰

2019年08月15日 20時09分33秒 | オーナーのひとりごと

コピー曲も数をこなしてくると、いよいよ・・・の感です。

アドリブとは・・・ 即興です。
よって、「何を弾くか??」 は、あらかじめ下書きのあるコピーものとは、まったく別世界だと思ってください。

ルールは、キーと曲調くらいなものです。
それも、その場で提示されるわけです。

今回は、講座でもありますし、事前にアナウンスさせていただきました。

下手、上手も良いも悪いもない世界です。
ただし、チューニングはしっかり。それと、ソロを弾く小節数は守ります。

あとはご自由に。です。

しかし、コピーものとは別の世界とはいえ、コピーもので鍛えた技・・ たとえば、チョーキングとか・・・が、
即興性の高い場面で突発的に出てくることでしょうね。

また、ぜひそうあってほしいです。

コピーの話しになりますが、
何ためのコピーなのか・・・。
ただ、真似するだけのコピーなのか・・・ それとも、技巧のしくみや手法を得るためのものなのか・・
その両方なのか・・です。

アドリブだからといって、コピーものとは違うタイプのものやらなくてはいけない・・という
ことではありませんし、そんなこと私もできません。

よく弾く曲で使われているテクニック、フレーズ・・ が、突発的に出てくるのは、
自分の持ち物になっている証拠でもあります。それは「自分のひとつ」ということにもなります。

「手癖」といってもいいですね。その方の話し方、歩き方・・ に、特徴があるように
習慣となっているものです。 ネタ切れになると、ついついまた同じフレーズを繰り返してしまったり・・・
それもまた然りです。

よって、コピーものとは、好きなタイプのギターを得るための
教科書であり、目標であり、トレーニング材料でもあるということなんです。

もちろん、コピーしたフレーズをセッションで、そのまま弾いている方もいます。
コピーしたフレーズを、自分なりに改造するまで至っていないということもあるかもしれませんね。
それはそれでこれからの課題となるでしょう。

コピーで技巧やしくみを得て、それで自分なりの考えやアイデア、構想を展開する・・
そんなことになるのではと思います。

それが、即興的な場面でどれだけ対応できるか・・・
考える間もなく、繰り出すフレーズ・・・ 自分の今、持っているもので対応する。

そんなトレーニング。自分探しにはもってこいかもしれませんね。






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