その道では「３本指」と呼ばれているビューレンの懐中時計です。
観てすぐ判る独特の受けの形状です。
ロンジンやウォルサムと同じく戦前は服部商店が代理店でした。
ですからコレもケースは国内モノ、裏蓋内側にＳＫＳマーク付きです。
手巻きの腕時計も同じような「３本指」機械をそのまま小さくしたような
ムーブメントでこれはモバードなんかでも大きさ違うだけで全部同じパターン
というこれは「頑固さ」なのか余程自信があるのか。
精工舎１０型で珍品中の珍品、「ビューレン型」ってのもあるくらいですから
少なからず精工舎にも影響を与えたメーカーだったのでしょう。
他に「ウィットナー」の手巻きにも載っている場合があります。
ビューレンとはどこにも書いてませんが、どう観てもそうだ！と（笑）
ウィットナーの角金手巻きではムーブメントはトノー型なんですけど
ここでもやはり「３本指」だっていう事で。
勿論、ビューレン銘の角白（サンプラケース）ではトノー型ムーブでした。
でコレなんですけど、裏蓋内側に変なマークがある訳です。
「東京都」のマークだというのですがそうなんですか？
何らかの記念品みたいですけど漢字が読めない（笑）
国内出は面白いものが沢山ありますね。
マークは東京都の紋章ですね。
明治22年に東京市のマークとして採用され、昭和18年に東京都制施行時に紋章として引き継がれました。
いわゆる『いちょう』はシンボルマークにすぎません。
『第二期水道拡張記念』とエングレーブされているようですね。
推測するに戦前の第一水道拡張事業計画の第二期拡張工事を示していると思われます。この第二期工事は昭和2年（1927）以降順次開始されまして、完了が昭和11年（1936）です。いかがでしょうか。
開始記念なのか完了記念か分かりませんが、
年代合ってるかな（笑）
懐中は分野外なので間違ってるかもです。S
相変わらずサプライズが好きなお人柄ですね。
会見中継を観てましたが、話してるうちにちょっと興奮気味になってましたね。
血圧上がって倒れないかと思いました。
石原さんは国政でなく、知事くらいが一番良い立場なのではと思いますが。。。S