オメガは大昔から「地域限定モデル」を得意として世界展開してきたという
「推測」を主張しているモキタスですが今回はモロそんな1本。
ピンクのトップゴールドでコンビ色なんて日本販売モノにはありませんよね。
6時位置のカレンダーを見ただけで初期自動巻きバンパーだと判ります。
スクリューバックもよろしい。
機械のシリアルナンバーから1952年頃の製造と推測されますが
バンパー(ハーフローター)のムーブメントは名機Cal.355です。
ホント固くて開かなかった裏蓋、よって機械のコンディションは抜群です。
現在革バンドに交換しましたけど、元は10K張りのバネバンドでした。
クサビインデックスに赤秒針、ピンクゴールドと合わせまして「アメリカン」
と断定して良いと思います。
アールデコ調デザインの出っ張りカーブラグに痺れる。
裏から見てラグの先端なんて2ミリほど「ピンクの金無垢」になってる(笑)
6時位置カレンダーのシーマスターで綺麗な文字盤ははほとんどが「リダン」だと
思って結構ですが、これくらいの状態なら許容範囲でしょう。
「目が覚めた時計」ってコレの事でした(笑)