弁慶伝説

2012年07月29日 17時49分42秒 | Weblog



紀伊田辺の駅前には大きな弁慶像が「生誕の地」として展示されて
おりまして、他にも「弁慶保存会」という弁慶を主役とした舞台劇を
闘鶏神社で毎年「奉納」しております。

田辺市は「弁慶」を毎年募集しております。

過去には小西博之さん、我らがアントニオ猪木さん等そうそうたるメンバーで
弁慶を盛り上げているのでありますが、果たして本当に生誕の地なのかどうか?

FM TANABEの社長も8代目の弁慶です。

ここまできたら言ったモン勝ちみたいなところも思わないでもない(笑)

「弁慶伝説」といわれるくらいですから、実在した人物なのかどうかも
実は定かではないという「オチ」。

いや、大オチかもしれない。

大蛇痴話伝説で有名な「安珍清姫」の清姫は確かに田辺市が生誕の地
だという記録が残っているらしい。

で、弁慶(?)。

「弁慶の泣き所」という言葉もあるくらい日本人に馴染んでいる弁慶
ですが、熊野水軍のカシラの息子であり義経の家来というキャラ設定。

奈良県にも「生誕の地」があるとされ、今更田辺ももう後には引けません。

ちなみに岩手県に「弁慶の墓」とされるものがあるそうです。

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3 コメント

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弁慶の墓 (老人)
2012-07-29 18:05:18
中尊寺の登り口の国道のど真ん中に有ります。歩道橋を渡ってゆきます。大きな「弁慶の墓」なる石碑があり、皆それに手を合わせています。「チャウ、ちゃう!墓はこっちヤ」と、小さな崩れた五輪塔と傾いたこれまた小さな祠を指さして、しばしガイドをした記憶があります。どこやらの「大関碑」(本物は両隣の四角い奴)と同じです。
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Unknown (moki)
2012-07-29 18:56:38
義経はそのまま北海道へ抜けてチンギス・ハン伝説へとなる訳ですが、本間カイナのヨタ話、ファンタジーです。
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Unknown (老人)
2012-07-29 20:03:43
平泉では義経一行は嫌われています。奥州藤原氏は義経一行が来たために滅んだのだと半ば本気で考えているようです。
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