余桃之罪、もしくは電光朝露

関西フィル、日本センチュリー、京都市交響楽団、大阪フィルの定期会員です。アイドルやら声優やら。妄想8割、信憑性皆無。

事業仕分けに怒りあらわ 音楽関連5団体が緊急アピール

2009年12月08日 | 音楽:クラシック
事業仕分けに怒りあらわ 音楽関連5団体が緊急アピール
http://www.asahi.com/culture/update/1207/TKY200912070349.html

行政刷新会議の「事業仕分け」で、文化予算を大幅に縮減するとの判定に対し、日本オーケストラ連盟など音楽関連5団体が7日都内で、緊急アピールの記者会見を開き、民主党へ要望書を提出した。

 会見にはピアニストの中村紘子さん、指揮者の外山雄三さん、新国立劇場次期芸術監督の尾高忠明さん、作曲家の三枝成彰さんら8人が出席。特に、学校にオーケストラや劇団など芸術家を派遣する事業を「国の事業として行わない」とされたことへの反発が大きかった。

 関西フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者の藤岡幸夫さんは、「国が子どものためだけに事業をすることは必然性に欠ける」という評価コメントに対して怒りをあらわにし、ホールがない地域の子どもたちに生演奏を聞かせる活動の意義を訴えた。「情操教育を国がやらずして誰がやるのか。地方にももう財源はない」と藤岡さん。三枝さんは「日本より人口の少ないフランスがあんなに大きくみえるのは、文化を重んじ、予算を投じているから」と述べた。

 要望書では、文化庁の総予算が国家予算の0.12%と、欧州やアジア諸国に比べても著しく低いことを挙げ、文化政策を統括的に扱う「文化省」の設立を求めている。

 また、この日、NPO法人国際舞台芸術交流センターが都内でフォーラムを開いた。「縮減」と判定された国際交流事業の助成を受けた芸術家が、体験を踏まえ事業の意義を訴えた。

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