余桃之罪、もしくは電光朝露

関西フィル、日本センチュリー、京都市交響楽団、大阪フィルの定期会員です。アイドルやら声優やら。妄想8割、信憑性皆無。

京都市交響楽団 第496回定期演奏会

2007年01月19日 | 京都市交響楽団
07.1.19(金)19:00 京都コンサートホール 大ホール
京都市交響楽団 第496回定期演奏会
指揮/外山雄三
曲目:ショスタコーヴィチ/祝典序曲 op.96
               /喜歌劇「モスクワよ、チェリョームシキよ」op.105による組曲
               /交響曲第5番二短調op.47「革命」

いってきました京都。寒いね流石に寒い。学生時代を思い出した。京都の寒さはこうだったなと。

首席客演指揮者だった岩城宏之さんが亡くなったので今夜は盟友(?)外山雄三先生が代演。
8割超えるお客様。寒いのにありがたいことでございますね。

祝典序曲。管弦楽法の達人ショスタコーヴィチらしい、派手で手堅い作品、手堅い外山先生と音の軽い京響とで大人しくも華やかな演奏でした。大した曲でもないんだからもっとハチャメチャでもいいとは思いますが。
モスクワよ、チェリョームシキよ。元来がややもすれば荒唐無稽なオペレッタですので、外山先生のやり方はちと真面目すぎた。シリアスで美しい歌はあったけども、これは岩城さんで聞いておきたかったね・・・。あとホルンが酷い。外山先生の日記は更新されてないようですが、もしあれが続いていたら名指しで酷評は間違いないね。

休憩を挟んで第5番。
期待しづらい外山先生とはいえ、ミッチー、キタエンコと続いてきた京響のショスタコ名演があるだけに頑張って欲しいところ。出てきた音はいつもながらのふんわりした京響の音を基本にしつつも、外山先生に「お前たちが頼りだ」とばかり、ひたすら鞭を入れられるCbのうなりが響くという不思議に圧力のある演奏でした。第3楽章が間延びせずにかなりの緊張感があって良かった。終楽章はなんとか息切れを隠せたかな、ぐらいの演奏でしたが・・・まぁ盛大なブラボーに包まれて良かったんではないですか。

来季の発表もされています。50周年の06/07シーズンに比べるとやはりスケールの小さな内容でねぇ。どうしましょう継続。

次は30日。

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