余桃之罪、もしくは電光朝露

関西フィル、日本センチュリー、京都市交響楽団、大阪フィルの定期会員です。アイドルやら声優やら。妄想8割、信憑性皆無。

値上げ。

2006年10月24日 | 音楽:クラシック
センチュリーさんのHP。ついに値上げですか。まぁ母体の大阪府文化振興財団の議決事項としてとっくにweb上で出ていたことですが。 色々厳しいのでしょう。楽団統合なんて話題もありますし。楽団員に皆さんも頑張ってはおられる様子。でもね、センチュリーさんの定期演奏会のチラシ一つとってもまだまだ意識低いですよ。あれ見て、「わぁどんな曲なんだろう」とか「どんな演奏するんだろう」とか興味持ちますか。皆さんにぜひとも聴いて欲しいっっっていう気持ちが伝わるチラシですか。数多くのチラシが毎回刷られて配られて捨てられるわけですが、それでもお客様の手のひらで長くひっくり返されるチラシ、演奏前のひと時を奪うチラシ、演奏会の余韻の中で次への期待を呼び起こさせるチラシになってますか。あれで。

たとえばシンフォニカー。裏面に指揮者の一言が書いてある。その演奏会にかける意気込みだとか曲目解説。ブル7を振った児玉さんは曲の初演時の歴史的な出来事を交えて読み物として面白く出来ていた。こういう書き物が出来る人なのだと感心した。さらにその他の定期演奏会のご案内。あそこの年間案内とシリーズ構成はよく出来てきている。なんせ事務局が分からないことはどうやっても分からないと悟った様子で首席指揮者に企画ごと丸投げした結果の賜物。京響も似てきてはいますが。HPなんて頑張りすぎですよ。コンサート前に曲目解説を読んで行けるのはありがたい人にはありがたいのでしょう。批評はよく分からんですが。
関西フィル。表面は煽り文句がうざいぐらい。たとえば8月のこれ。これ続けてたら最後は「聴かない人は地獄へ行く(by細木数子)」ぐらいに行き着くんじゃないかと思わせる勢い。ソリスト呼ぼうがうちの人気は藤岡だとなればこういうこともやる。もうソリストいらんじゃないかと。裏面はもちろん次回公演のご案内。わずかなスペースも無駄にしない。DMの登録をすると3ヶ月に一度ハガキが来る。これも涙ぐましいぐらい所狭しと公演案内。最近HPもリニューアルした。まだまだのところがあるとはいえ、今までよりも公演内容が見やすい。過去の演奏会もシーズン分は見れる。出来れば第1回からの定期演奏会記録ぐらいは載せてほしかった気もしますが。

大フィル、センチュリー、京響は母体が母体だからおっとりしてますけど、もうちょっと気合入れろと。
まぁ値上げしてもセンチュリーさんはまだまだお安い価格帯ですけどね。

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