余桃之罪、もしくは電光朝露

関西フィル、日本センチュリー、京都市交響楽団、大阪フィルの定期会員です。アイドルやら声優やら。妄想8割、信憑性皆無。

大阪センチュリー交響楽団 特別演奏会 センチュリー名曲コンサート

2009年04月21日 | 大阪センチュリー交響楽団
09.4.21(火)19:00 ザ・シンフォニーホール
大阪センチュリー交響楽団 特別演奏会 センチュリー名曲コンサート
指揮/本名徹次
司会/どい かつえ
コンマス/太田雅音
曲目:
ベートーヴェン/交響曲第6番ヘ長調op.68「田園」
スッペ/喜歌劇「詩人と農夫」序曲
J・シュトラウスⅡ/常動曲op.257
J・シュトラウスⅡ/ポルカ「トリッチ・トラッチ」op.214
レハール/ワルツ「金と銀」op.79
J・シュトラウスⅡ&ヨーゼフ・シュトラウス/ピツィカート・ポルカ
J・シュトラウスⅡ/ワルツ「美しく青きドナウ」op.314
J・シュトラウスⅠ/ラデツキー行進曲op.228(アンコール)

この日は大植/大フィルの京都公演もあるんだけど、月に3度も京都行くほどおぢさん京都好きでもないんで ←
「ファンクラブ入ったんならこれぐらい聴きに行きなさいよ!」と、ほうぼうに無理強いした結果、ヤブヘビで引率者として参ります。
結構春っぽいプログラムで推せるし。

お天気がイマイチでしたけど、行ってきましたよ。
客が京都と割れたのか、コアなファンのお顔が少のうございます。客入りも8割ちょいと低価格の割りに少ない。
いつものケータイ切れよクズども、みたいな場内アナウンスに続いてかつえの声で「ウィーンにちなんだプログラムをお楽しみ下さい」のアナウンス。ああ・・・まあそうか、そういうプログラムか。チラシにはひとっことも書いてなかったが。
主婦2名おぢさん2名行き遅れ2名のご一行様に耐えられるかしら。

ベートーヴェン。ヴァイオリンの後ろのほうのプルトにエキゾチックなエキストラ数名。なんやろか。本名さんのトレードマークになっている古典配置のオケから出てくる音は、ピリオド奏法も視野に入れた面白いもの。ホルンが大健闘ですこぶる楽しかったが、名曲コンサートでトライする内容かと言われると・・・。しかも1階席は招待客が多いのか楽章ごとに拍手が大きく起こる。
「いいの?」みたいな主婦連の視線に即応して手で制した。
いつもならオレがぶち壊してやろうと喜び勇んで拍手に加わるんだけど ←
この拍手は裏を返せば、予想を上回る高い初心者率の証拠。実に嬉しい。
ただ、これこそプレトークをやってお客様を導いたほうが良い事例だとも言える。どうするかだね。チラシ入れるだけじゃなくて、田園を紹介して運命にも軽く触れて、その直前の第4交響曲はあまり取り上げられないけど名曲だよ、7月の第143回定期演奏会ではやるよ、来てね、と繋げたらベターだ。さらに田園のあとの第7交響曲はちょっと遠いけど11月の第146回定期演奏会でやるよ、ノリノリの名曲だよ、と言えたらベストだ。ちうか藤岡幸夫なら鉄板でそうしてると思う。依頼公演とか関係無く売ってかないと。とにかく。

休憩挟んでウィーン名曲集。
高橋さんのチェロが良かったスッペ、ちょい噛みのかつえの解説、金と銀の気品のある弦楽器と楽しめた。他所のオケのハナシで恐縮だが、関フィルのニューイヤーでは、ピツィカートの説明のためにゴギさんにまず弓で一曲弾かせて見せた。良く聞くとそれが「ポーニョ ポーニョ ポニョ」になっていて客席が沸いたもんだ。工夫のしどころ、仕掛ける場所はいくらでもあるんだなと感心した。
アンコールはお決まりのラデツキー行進曲。
最後にかつえが出てきて「株式会社オーエムシーカードは合併し・・・」とやった。おぢさん思わず、ザ・シンフォニーホールの中心でかつえーと叫ぶところだった。他に挟むとこなかったのかよ(笑)。明らかに空気が微妙だったろ。
楽しかったけど、音楽以外の部分で手直しするべきところがあるような気がした。
ファンクラブ会員も喜んでいたので良しとすべきかな。

OMCカード様(OMCカード、クオーク、セントラルファイナンスが合併してセディナになられた由)ありがとうございます。

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