余桃之罪、もしくは電光朝露

関西フィル、日本センチュリー、京都市交響楽団、大阪フィルの定期会員です。アイドルやら声優やら。妄想8割、信憑性皆無。

非破壊検査Presents読売日響名曲シリーズ大阪公演

2010年05月03日 | その他のオケ
10.5.3(金)18:00 ザ・シンフォニーホール
非破壊検査Presents 読売日響名曲シリーズ
《シルヴァン・カンブルラン 第9代常任指揮者就任披露演奏会》
指揮/シルヴァン・カンブルラン
曲目:
バルトーク/二つの映像op.10
モーツァルト/交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」
ストラヴィンスキー/バレエ音楽「春の祭典」
ストラヴィンスキー/サーカス・ポルカ(アンコール)

ここ最近ヘンスラーなどから出ているCDを聴いて、こいつはエロいと。
顔を見て、やはりエロいと。
指揮姿を見て、とにかくエロいと。
おぢさんと同じ匂いがする。人生は所詮エロスだと悟りを開いた方とお見受けした。
読響の首席指揮者にご就任になられるというので関西でもお披露目の演奏会がある。
行かぬ手は無い。幸い招待券を貰いました(ヤフオクにも溢れるほど出ていた)。

バルトーク。
どうでも良さそうなこの曲からしてすでにおかしい。バルトークの初期作品ならもう少し土俗的な演奏でいいのに、貴族が乞食やロマに扮装して舞い踊るような倒錯した気品に満ち溢れていた。曲者以外の何者でもないことを確認して喜ぶ。

モーツァルト。
純白の演奏。一聴するとのっぺりとした、起伏の無い演奏に聴こえるかも知れないが、その質感が会田我路の作品ばりに艶かしい。柳腰のユピテル。後日35番38番のCDを聴いたが緩徐楽章はことごとくこのタイプの演奏だった。

休憩挟んで春の祭典。
テンポの伸縮が異常でオケが大変そう。メシアンBOX買ったんだけどさ、あれも変なところで音楽が止まったり突然伸びたりする。結果的に顕微鏡的なフェティシズム溢れる瞬間が産まれる。耳とか臍とか足の指とか舐めるタイプだと思うね。
最後のいけにえの踊りはその反復するリズムがまさにセッ(ry

アンコールは普通だった。
よみうりテレビが収録してたから楽しみ。

この指揮者なら東京まで遠征したい。

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