メキシコ発新型インフルエンザ

「桝添大臣が横浜の17歳学生で感染疑いが・・・」というニュースが、結局従来のインフルエンザだった・・・　　　
という落ちで終わったのは喜ばしい事だったけれど、全然喜ばしくない影響が水面下でうごめいておりましたよ。

発端は桝添大臣が「横浜と連絡が取れない」と言いだし、「状況は横浜に聞いてくれ」発言をしたあたりから転がりだした雰囲気が。
各自治体での対応を迫られたわけで・・・

大臣なのにややこしいこと言うな！


患者が『修学旅行帰り』の学生だったことが波紋をいっきに拡大。
そこの学校、学生何人いるんだ・・・？　家族を含めると・・・？（－－;;
まずインフルエンザを検出するキットがあるんですが、毎年の恒例インフルエンザ騒動とでも申しましょうか、普通の年でさえこのキットを確保するのが大変なわけで、今回のような国を挙げての騒動になるとメーカーにも在庫がない状態になり、あちこちで争奪戦がはじまるわけです。

日本ではそろそろインフルエンザも出なくなってきていたのに、ここでいっきに爆発。そろそろメーカーの生産がゆるやかになってこようかというこの時期に！
（メーカーさん大変・・・がんばれ～）



さらに追い打ちをかける桝添大臣。
「新型インフルエンザのワクチンを大至急生産する」の大号令に、製薬会社幹部も従業員ももバタバタ。

なんでか？

ワクチンの生産過程って、すぐに切り替えができないんです。できあがるまでに時間がかかるから。
今から新型のワクチンを製造にかかってもできあがるのは何ヶ月か先。
しかも、次の秋にはまた通常のインフルエンザが（たぶん）流行するはずです。
ってことは、通常のインフルエンザワクチンが製造間に合わなくて足りなくなる可能性が出てきた・・・ということで。

製薬会社も困ってると思う。こういう多種のインフルエンザを想定してのワクチン開発なんて、今まで考えられてないんじゃないかなぁ。

やっぱり、予防。手洗い・うがいが基本ですよ。

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のど真っ赤にして風邪引いたばかりの私が言うなって？