今更ですが、ホタルノヒカリ２

夕べ深夜3時少し前に、鹿内さんが
「CONTROLチーム、年内撮影終了」とつぶやいてました。
今日VOICE更新あるとしたら、そのことかな(笑）

さて、今年の締めくくりに、もう一度「ホタルノヒカリ２」のこと。
ひうらさんのサイトのTOPが変わって、
ホタルと部長。
いい雰囲気ですね～（こちら）

元旦には、スカパー日テレプラスで一挙放送もあるそうで・・・。
先日、やっとDVDBOXにあったアンケートもやったし～。
書き始めると、ついつい文句が多くなってしまったような・・。
あれは、Vap宛だから、作品そのものについて書いても、どの程度伝わるかわからないけど、
書きました(笑）

ホタルとぶちょおに再び会えたのは、嬉しかったし、
もちろんドラマは楽しんだし、
終わりよければ全てよし・・なんだけど、
やっぱり、ね～。
もっとこうだったら・・・、何でああなっちゃったのかな～と思うことが多くて・・。
この前、アクターズマガジンでMくんのインタビュー読んだら、
またフツフツと湧いてくる思いがありまして・・・。

読みました？
始まる前、Pさんは、恋すらうまくできなかった干物女が結婚へ向かう物語だと言っていたし（Pさんは、結婚ということを通しホタルが成長する話とも最終回前に言ってたけど）、あの2人がまた見たいよね、ということで２の構想が始まったとも。
それが、最終回直前には、ホタルやぶちょおまで番宣で、「ぶちょおとセノとどっちを選ぶ？」と言う事になって・・・。
そういう話だったの？　最初は楽しかったのに、どんどん？？なことも増えてきて・・。
まあね、あのポスターだから、制作サイドは（水橋さんはわからないけど）、最初からその気だったんでしょうけど、でも、それを具体的に聞いたことはあまりなかったので・・・。

Mくんのインタビューによると、
セノはオリキャラなので、自分がイメージするように作ろうと思った。途中、プロデューサー、監督と話しながら立ち止まることもあり、役作りは難しかった（自分と違うのはいつものこと。今までで自分に近かった役はないそうです）。
結末はみんな薄々わかったいるのに（部長と結ばれる）、ポスターの位置(部長と同じ位置）まで持っていくのが大変。部長とセノ、どっちを選ぶ？という風にしなくては。ホタルを好きになり、またホタルも揺れる男にしなくては。
インタビュアーが、「作品中のポジションを考えずに、ただホタルに向かっていくのではいけないんですか？」と聞くと、
それでは薄っぺらくなる。ただホタルを好きな男というのではなく、”セノくん”を好きになってもらう。ホタルノヒカリの視聴者は女性が多くて、ホタルに共感してる人が多いと思う。
だから、部長と同じくらいセノくんを好きになってもらわないと、ただの邪魔者。部長とホタルを邪魔している男。
ライバルではない。ライバルだと、あのポスターでの衣装が、部長は白でセノは黒になる。部長と同じ白ということは、アプローチは違うけど、同じ立ち位置でホタルに向かう。部長派、セノ派が生まれればいいと思っていた。

え～と、立ち読みなので（ゴメンなさい）、違ってるところもあるかと思いますし、
解釈違いもあるかと思います（結構長いんですよ～。そして、いつも思うけど、Mくんの言うことは長いわりにイマイチよくわからないこともあるし・・）。
「ホタルノヒカリ」の世界が好きな私にとって、その立ち位置にセノをもってこようとしたことが、２に感じた違和感なんですよね。
もちろん、Mくんが勝手に思ってやったことではなく、Pさんの考えだと思いますが・・。
部長と同じ位置に立たせるために、ホタルにいろいろアドバイスをさせたんだと思うし・・。あれが、「１」から見てる人にとっては不自然で仕方なかった。
「１」でぶちょおがホタルに言ったこと(結果的にアドバイス）は、自分の失敗を通してだったり、身近にいて見ていたからこそのもので、しかも押し付けっぽさがなかった。
でも、セノのアドバイスは、唐突で、何を知ってるっていうの？という感じで、ホタルが自分で考えられない子のように見えてしまって・・。
逆に、ぶちょおとホタルは、っぽくないことも多く・・・。
もちろん、ぶちょおは「１」とは状況も変わり、水橋さんも書いているように、「１」がB面だとすれば、今回はA面を見せなければいけないし、そうなっていたと思います。
それはいいんだけど、
でも、それとは別に、キャラ的に言わないんじゃないかな～と思ったセリフは、今も引っ掛かっています。

ぶちょおとセノを同じ位置に・・というのは、誰得？って思います。
ホタルとぶちょおが好きな人にとっては、邪魔者でしかないし（しかもそのために2人の描き方がおかしいと思うこともあり）、
２から見て、セノに魅力を感じた人にとっては、「比べたらセノくんの方がいいのに、この話は部長とくっつくこと決まってるから仕方ないのかな」と感じるだろうし・・。
ただホタルのことが好きで、ちょっと邪魔者で、部長が軽くヤキモチ妬く程度でよかったのに～。
好きな人がいても、他の人にドキドキすることはありますよね。それは誰しもあることだけど、
ホタルの気持ちは揺らいだことはないことはないというのに、「ドキドキしたり気になったり、そういうのは恋だと思う」とホタルに言わせたのは、どうしても納得がいかないんですよね～。
「ぶちょおとは違う、愛だから」といわせるためかもしれないけど、「恋」という言葉は使ってほしくなかった。

水橋さんは干物女・ホタルを描くドラマで、ホタルの成長を描く話ではないと書いてましたが、Pさんは「干物女が結婚という問題を通して成長するという話」と言っていて・・。どっち？(笑）
まあ、終わってみれば、結局はホタルとぶちょおの話ですよね（これも水橋さんは、干物女を描くドラマであって、ホタルと部長の物語ではないと言ってますが・・）
干物女のホタルがホタルらしくあり続けるには、ぶちょおが不可欠なんですよ。
だから、もっともっと2人を見たかった
そちらに焦点を絞ってもらえれば、逆にホタルの仕事っぷりもちゃんと描けたんじゃないのかな～（２は、仕事面が・・・・）
別に、ドラマは視聴者に迎合して、見る側が望むようなものにしなくちゃいけないということはないけれど、
「ホタルノヒカリ」は、「１」でキャスト・スタッフが作り上げた世界があって、それを好きな人たちがいて、その世界を再び見ることを待っていた人たちがいる時点で、
作り手が勝手にしていいということはないと思うのですが・・。
実際、キャストのファンじゃなくても、「１」が好きだった人には、「２」は不評ですよね。

それにしても、相変わらずご自分のことしか語ってませんが・・。まあ、自身が演じたキャラについて話してるから仕方ないんだろうけど、作品全体に関することや共演者に関することはあまり話さない人なのかな。

もうひとつ、セノくんのクランクアップ現場レポというのが１P載っていましたが・・。

直人が「俺の女が迷惑かけてすまなかったな というセリフは嫌じゃない？」とセノくんにいったそうです。
そこで、監督交えて話して、Mくんが「とどめを刺されるようで嫌だけど、女の子は好きな人にそういう風に言われたら嬉しいかもしれない」と言って、そのままあのシーンになったみたいです。
脚本家の思いをくみとった発言ですねと記者さんは書いてたけど・・。
あれは、私は引っ掛かったセリフです
まあ、「俺の女」と言われたら嬉しいという人も多いみたいだから、感じ方は人それぞれでしょうけど・・（１のマコトくんに言った言葉にかけてるんだろうし）。
でも、自分に向かって「俺の女」って言われるのと(プロポーズの時みたいに）、セノくんみたいな立場の人に向かっていうのは、違うと思うけど・・。
直人がそういったのは、自分なら嫌に感じるからじゃないかな～。私もそう思うけど。

クランクアップでの挨拶は
「気心がしれているスタッフが多かったのでなんとか乗り切れ ましたが、真面目なセリフを言った時に綾瀬さんがくしゃみをしてNGになったのが忘れられません」と言ったそうで、最後まではるかちゃんのNGネタを出すのね
ドラマのこととか話してないかな～と、雑誌のインタビューなども読む機会が多かったのですが、どうしても、拭いきれないのが、何で偉そうなんだろう？という感じ。
偏見入ってるかな～？
役を演じたのに、邪魔とか言われるのはファンにはツライですよね～、P大作戦でその思いはしたのでわかるけれど・・・、でも、それだけじゃないから、ついね。

「２」は「１」より視聴率よかったですが、どうなんだろう？　始まる前の期待度が高かったし（１は本放送時より、再放送、口コミで人気広がったと思う）、初回、2話の数字が高かったから、別に三角関係～みたいにしなくても、数字は取れたんじゃないかと思いますけどね。
もったいないよね～。
だから、ぜひ、ホタルとぶちょおのそれからの話を書いてくださいませ。
楽しい掛け合いだけじゃなく、外デートも見たいし～。
閉じられた世界でも、それを待っている人の方が多いと思いますから。

すみません、最後の最後でまた愚痴タップリになってしまいました。
でも、年内に書いておきたかったから・・・。
思いは口に出さなければ伝わらないから・・・。ホタルのBBSは早々に閉じてしまったので、日テレのご意見、感想をお寄せ下さい(視聴者センター）には、ご意見・感想を送りましたが(笑）
直友さんが、外伝を書いています。←のトラックバックから飛べますが、
こんな2人も見てみたかった(笑）