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中岡元の推定学歴

AUTHOR: 虚実歴史研究家 TITLE: 中岡元の推定学歴 DATE: 09/18/2013 23:39:00 PRIMARY CATEGORY: 昭和初期 STATUS: Publish ALLOW COMMENTS: 1 ALLOW PINGS: 1 CONVERT BREAKS: 1 CF50_USERNAME:navy.ap.teacup.com/monogatarekishi/ ----- BODY: ゲンの学歴推移
1944年(昭和19年
4月、ゲン(中岡元)が小学校入学(推定)。 
1945年(昭和20年)
4月、ゲンが小2に進級(推定)。 1945年(昭和20年)4月、中岡元は神山国民小学校(表札は縱書きで「神山國民小學校」)2年白組(汐文社単行本第1巻、巻数は汐文社の全10巻の単行本による)。 ここから推定するとゲンの生年月日は1938年4月2日~1939年4月1日の間(中沢啓治は1939年3月14日生まれ。終戦当時6歳の小1で、ゲンは中沢啓治自身より学年が一つ上である)。 
1945年(昭和20年)8月6日、被爆(1巻末)。大吉、英子、進次没(2巻)。君江が友子を出産(2巻)。 
1945年(昭和20年)8月9日、長崎原爆投下、ソ連軍が満洲に侵攻(2巻)。ゲンがコメをもらいに出かける(2巻)。ゲンが夏江を出会う(2巻)。コメをもらって戻ったゲンと君江が隆太と出会う(2巻)。 ゲンと君江は江波の知人宅へ(2巻)。 ゲンと君江は一度は追い出されるが、引き戻され、続けて住めるようになる(3巻)。 
1945年(昭和20年)8月15日、終戦。ゲンと隆太が昭の疎開先に行き、昭が中岡家に戻る(3巻)。 
1945年(昭和20年)8月30日、マッカーサー来日(4巻)。中岡浩二が予科練から戻る(4巻)。中岡家が江波の家から追い出される(4巻)。焼け跡に小屋を建てて住むことにする(4巻)。 
推定1945年(昭和20年)9月の2学期または1946年(昭和21年)1月3学期(?)、ゲンと昭が久しぶりに登校(4巻)。ゲンの通う学校は元川小学校に変更となり、ゲンは2年1組(4巻)。野村道子登場。道子の姉・スミコはパンパンとなって米兵と付き合っていた(4巻)。友子が誘拐される(4巻)。 1946年(昭和21年)2月前後(推定) 原爆投下から半年後、ゲンが友子を奪還(4巻)。 1946年(昭和21年)4月、ゲンが小3に進級(推定)。 1947年(昭和22年)4月、ゲンが小4に進級(推定)。 1947年(昭和22年)8月6日、第1回平和祭式典(4巻)。ゲンが友子を助けようと読経で金を稼ぐが足りず、朴さんと再会し金を貰うが友子は死亡(4巻)。 1947年(昭和22年)12月、ゲンは元川小学校4年2組(5巻)。隆太、ドングリ、ムスビ(勝二)と再会。勝子と出会う(5巻)。 ヤクザ同士の闘争でドングリ死亡(5巻)。 1947年(昭和22年)12月7日、天皇が広島を訪問(5巻)。ゲンは前日から天皇を「戦争を起こして原爆投下の原因を作った犯罪者」として批判し、「広島に来るならお詫びにコメで持って来い」と毒舌全開(5巻)。 1948年(昭和23年)1月1日、小4の冬休みだが全校生徒集合の日で、ゲンが学校で天皇への敬礼を拒否(5巻)。鮫島伝次郎(元町内会長)再登場(5巻)。元小説家の男・平山松吉が隆太たちの親代わりに(5巻)。 君江がABCCで標本扱いされる(5巻)。 浩二は九州の炭鉱へ行く(5巻)。 ゲンと隆太が骸骨を集めて賣る兄弟と出会う(5巻)。ゲンたちが骸骨を集め、平山松吉が「怨」の字を書く(5巻)。ゲンたちが米兵に骸骨を販賣(6巻)。 ゲンと隆太、ヤミ米を仕入れに行く(6巻)。横暴な朝鮮人が現れ、隆太は怒ったがゲンは朝鮮人に理解を示す(6巻)。 君江が倒れ、隆太が賭場荒らしをして君江の入院費を手に入れ、隆太は警察に自首(6巻)。 1948年(昭和23年)4月、ゲンが小5に進級(推定)。 1948年(昭和23年)7月、ゲンは推定小5の1学期~夏休み(6巻)。ゲンが夏江と再会。隆太とノロこと年男が感化院から脱獄(6巻)。ノロの実家は回想シーンの看板によると「中里油店」(右から読む横書きなので「店油里中」と書かれてある)だが、原爆投下直後の回想シーンの防火用水には「大里油店」とある(6巻)。 年男から財産を奪った男が詫びとしてゲンたちに金の延べ棒を提供(7巻)。 朴さんの協力でヤミの紙が手に入り、平山松吉著『夏のおわり』完成。平山松吉没(7巻)。 ゲンと隆太とムスビは米軍政部に連行され、一時、投獄される(7巻)。 君江退院。昭によると君江は余命4箇月(7巻)。 ゲンと隆太が肥料収集で金儲け(7巻)。 中岡浩二戻る。中岡家と隆太が京都旅行。君江死す。ゲンがマッカーサーと昭和天皇を犯罪者として批判(7巻)。 1949年(昭和24年)4月、ゲンが小6に進級(推定)。 1950年(昭和25年)3月、ゲンが小学校卒業(推定)。 1950年(昭和25年)4月、ゲンが 中学に進学(波川中学校1年A組)。 1950年(昭和25年)6月25日、ゲンは波川中学校の1年(8巻)。雨森と朝鮮戦争の話。相原が反論。太田先生登場。相原が先生にも反論(8巻)。 1950年(昭和25年)8月5日(?)、8月10日の警察予備隊設立が決定(8巻)。ゲンと隆太がチャプリンの映画『殺人狂時代』を見て、帰りに路上で太田先生が泥酔しているのを見かける(8巻)。3人で飲み屋に入る(8巻)。 第8巻では太田先生がゲンたちに飲み屋で「マッカーサーの命令で日本に警察予備隊を作ることが8月10日に決まったんだぞ」と言っている。これだと8月10日以降の台詞に思えるが、次に太田先生は「原爆がおとされた8月6日に平和の祈りと誓いをするあしたの平和集会を(アメリカが?)禁止させたんじゃ」と言っている。その次に8月6日の平和集会中止、ゲンたちの行進の場面になっているので、太田先生が警察予備隊の設立に怒って泥酔したのは1950年8月5日と思われる。 1950年(昭和25年)8月6日、広島での平和式典は禁止され、ゲンたちと太田先生が行進(8巻)。 太田先生が辞めさせられることになる。夏江が入院(8巻)。 太田先生が1949年の国鉄三大ミステリー事件(下山総裁事件、三鷹事件、松川事件)の話(8巻)。 ゲンと隆太が「死の商人」倉持と喧嘩(8巻)。 1950年(昭和25年)秋(ゲン、推定中1の2学期)、広島市で「平和都市建設」のためバラックが次々取り壊されることになり、ゲンの家も1箇月後に壊されることになる(8巻)。夏江が病院を抜け出す(8巻)。ゲンと隆太がイワシ獲りに五日市へ行き、夏江と再会(8巻)。 帰宅途中のゲンが屋台で酒を飲む浩二と会う(8巻)。浩二と交際中の広子登場(8巻)。浩二は広子とアパートを借りて住みたい様子(8巻)。 昭は大阪に行くと言い、ゲンは昭と浩二を送り出すことにする(8巻)。 1950年(昭和25年)10月、ゲンは自立への決意(8巻)。 広島カープ最下位に隆太号泣(9巻)。ゲンが隆太たちの家に住むことになる(9巻)。 夏江は自分の骨壺を作ったがゲンが故意に割り、占い師に化けて夏江に希望を持たせる(9巻)。 1950年(昭和25年)12月30日、ゲンたちの努力も空しく、夏江は病死(9巻)。アイゼンハワー将軍の進言でトルーマン大統領が朝鮮での原爆使用を許可したが国際世論の反対で中止(9巻)。 1951年(昭和26年)1月、ゲンが夏江の骨壺を中岡家の墓に埋葬することに決め、直前に天野星雅の息子・達郎に盗まれるも奪還(9巻)。 ゲンが『羅生門』の看板を壊してしまう(9巻)。帝国軍人の鬼軍曹・中尾重蔵が登場(9巻)。ゲンが天野と再会。天野が看板を完成させる(9巻)。 1951年(昭和26年)4月、ゲンが中学2年に進級(推定)。 1951年(昭和26年)4月10日付、マッカーサーが日本を去る(9巻)。ゲンが絵の修業(9巻)。ゲンの喧嘩の相手も小6で被爆したことが判明(9巻)。鮫島伝次郎が県会議員になっていたことが判明(9巻)。 1952年(昭和27年)4月、ゲンが中3に進級(推定)。 1953年(昭和28年)3月、ゲンが中学を卒業(10巻)。 第5回波川中学卒業式(10巻)。ゲンが君が代斉唱を拒否し、「 三光作戦」(中沢啓治はこれを見ていたはずがなく、情報を鵜呑みにしただけであろう)などについて語る(10巻)。 ゲンが光子と出会う。中尾が光子の父と判明(10巻)。 ムスビが麻薬中毒になる(10巻)。 光子死す(10巻)。 ムスビ死す。隆太が仇討(10巻)。 ゲンが久間元防衛大臣の「原爆しょうがない論」と同じような原爆容認論を言う(10巻)。 隆太と勝子はトラックの荷台に隠れて東京へ避難(10巻)。 ゲンも機関車で東京へ行く(10巻終了)。 ↓ 中岡元の推定学歴・補足tweet 前後一覧 2013年9月 関連語句 はだしのゲン 参照 『はだしのゲン(戦中編)』の劇中の歴史 - Yahoo!ブログ 『はだしのゲン(戦後編)』の劇中の歴史 - Yahoo!ブログ ----- --------
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