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もなかのひとりごと ~管理人もなひろのどーでもいい日記~

ウサギ・もなか2010/9/5、モルモット・もる2009/5/13、てんてんちゃん2016/11/11永眠

映画 ストロベリーナイト

2013-01-28 | えいがのこと
テレビドラマ→映画化。
原作は読む予定がありますが、映画を観るため
悩んで未読。



テレビドラマ版のときは一度も見ていなかった
のですが、再放送をみて興味がわく。


↓以下内容にふれます。




あらすじ
Yahoo!映画ストロベリーナイト
警視庁捜査一課の刑事として活躍する玲子(竹内結子)が
率いる姫川班は、管轄内で起きた4人の殺人事件を担当することになる。

警察が合同特別捜査本部を設けて捜査に臨む中、
犯人を名指しした匿名情報が寄せられるが、上層部からは
すべてを黙殺しろとの命令が下る。

玲子は単独で捜査を続け、その過程でマキタ(大沢たかお)と出会う。



これまでの事件の捜査重視から映画版は姫川主任の
ラブストーリーをメインにしている。
捜査上に上がっているやくざの牧田勲と姫川主任が関係
持つってこれまずいでしょ。

しかも、関係もつようになるのが割と唐突って感じするね。


と、一応指摘はしておいて映画サイズにするにあたって
姫川と牧田という1点でテーマおしていく方向は客側が
迷わなくていいのかな?

個人的には「お~い菊田~頑張れよぉ」という気持ち。
菊田役の西島秀俊さんと、ライバル?牧田役大沢たかおさん
って雰囲気似てるな~。
不幸な役が似合うというか(いい意味で)


序盤の謎というか、事件のもっとも重要参考人と思える
柳井健斗を追うところはよかったけど
最終的に連続殺人の犯人は牧田の舎弟川上(金子賢)かいっ。
内部抗争説でよかったんだね。

サブタイトル「インビジブルレイン」ほぼ全編にわたって
「雨」「見えない雨」の降りかたは満足。

映画 レ・ミゼラブル

2012-12-31 | えいがのこと
帝国劇場でよくポスター貼ってあるのを見る
世界的にミュージカルとして魅了してきた
作品を映画化。






↓以下内容に触れます。






あらすじ
Yahoo!映画「レ・ミゼラブル」

1815年、ジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)は、
飢えた妹の子どものためにパンを盗み19年も刑務所にいたが
仮釈放されることに。

しかし、仕事もなく飢えから老司教の銀食器を盗むが、
司教の慈悲に触れ改心する。

1823年、工場主として成功を収め市長になった彼は、
以前自分の工場で働いていて、娘を養うため極貧生活を
送るファンテーヌ(アン・ハサウェイ)と知り合い、
幼い娘の面倒を見ると約束。
そんなある日、バルジャン逮捕の
知らせを耳にした彼は、法廷で自分の正体を明かし再び
ジャベール警部(ラッセル・クロウ)に追われることになってしまう。



凄い映画を今年の締めに観られてよかった。
2時間40分の映画長くて心配だったけど
気を抜けない、気を抜いてはいけないような
緊張感の中で観てた。

30分もしないうちに、ファンテーヌ役のアン・ハサウェイは
死んでしまうのだけど、絶望の中で歌うファンテーヌの
容姿や魂までも搾り出してしまうような歌声が
痛ましくてこっちまで苦しくなった。

どの俳優陣も本物のミュージカル俳優のように
歌がうまい。
映画前売り1300円だが、これを舞台版に置き換えて
自分なりに考えてみると130000円のチケット代くらいに
なるだろうか???

凄いな。

ジャン・バルジャン役ヒュー・ジャックマンは
ほぼ出ずっぱり、なので基本台詞は歌だから
大変だっただろうと思う。
水につかったり汚物に浸かったり、走ったり
抱えたり追われていたからね。

それぞれが誰かのために、命を懸けて
報われないかもしれない愛のために
自ら信じる正義のために、必死だった。

みんな死んでいくのだけど
繋がっている、志は消えない
最後は生き抜いた達成感で召されていって
良かったのかな。

ぜひ、多くの方に観て欲しい映画でした。

逃げているとか隠れているのに
大きな声で歌ってるとか考えてはダメですよ
映画といってもそこはミュージカルなのですから。

映画 任侠ヘルパー

2012-11-28 | えいがのこと
カラスの親指と同じ日の2本目。

草なぎ剛くん主演テレビドラマだった任侠ヘルパーの
劇場版。






↓以下内容にふれます



Yahoo!映画任侠ヘルパー

暴力団の隼会から脱退し、堅気となってコンビニ店員として
働く翼彦一(草なぎ剛)。

強盗に入った老人に店の金を渡したことから刑務所送りに
なった彼は、獄中でその老人・蔦井雄三(堺正章)と再会。

元極道であった彼は彦一に、コンビニの件の礼として出所後に
自分と兄弟分だった極鵬会の組長・朝比奈(宇崎竜童)を
頼れるように手はずを整えてくれる。出所したものの、
身を寄せる場所のない彦一は、朝比奈を訪ねることに。

だが、彼から破産した老人たちを劣悪な介護施設に放り込み、
年金や生活保護費を絞り取るシノギを強いられる。



個人的に草なぎ剛くんのファンですから
この映画はつよぽんのカッコいいところ
満載の映画だった。

もちろんメンチきったり、アクションもいいけど
認知症のおばあさんに、夫(蔦井雄三(堺正章))と間違われ
安田成美さん演じる蔦井葉子に促されて、遠くから
手を振るシーンが好き。
あの照れた笑顔がものすごく自然だった。


現在の日本における避けては通れぬ介護の問題
現実としてかなりリアルに感じた。
「うみねこの家」に集まる高齢者役の
俳優さんたちがホントに演技ですか?って
思いたくなるほどに名演技でした。

今回、義兄弟の風間俊介さん
NHKの朝のテレビ小説で出ている「いとし」とは
かけ離れた役柄。
演技の幅が広くて驚きました。
NHK終わったら、あちこちで引っ張りだこでしょう。


映画 カラスの親指

2012-11-27 | えいがのこと
道尾秀介氏の小説を実写化ですが
原作未読。








↓以下内容にふれます。








あらすじ
Yahoo!映画カラスの親指
ベテラン詐欺師のタケ(阿部寛)と、どこかマヌケな相棒の
テツ(村上ショージ)。

ある日、ひょんなことからまひろ(能年玲奈)と
いう少女と知り合ったのをきっかけに、二人は彼女と
姉のやひろ(石原さとみ)、その恋人の貫太郎(小柳友)と
共同生活を送るハメになってしまう。

全員が不幸な生い立ちを背負っていたこともあり、
彼らは次第に奇妙な絆を育んでいく。

そんな中、タケが過去に自分が引き起こした事件が深く
関わった大勝負に挑むことになる。
テツやまひろたちも一致団結し、一大詐欺作戦が動き出す


長めの上映時間にもかかわらず
楽しめた。道尾氏の作品だから、気持ち悪い系?って
思って身構えていたけど
ハートフルコメディってことでいいのでしょうか?
たしかに、ラストは
ここで分かれて終わりかって思ったあとに
2転3転して、ホントに親子だったのか~。
驚いた。

一番驚いたのが村上ショージさんが
標準語でしゃべってる違和感でした。

最後にはいろんな伏線を回収していって
納得のいく形でエンディングだったので
満足の1本でした。




映画 のぼうの城

2012-11-04 | えいがのこと
公開2日目に観てきました。
大きい劇場でかなり人数埋まっていた。

原作未読、のぼうの城。






↓以下内容にふれます。









あらすじ
Yahoo!映画 のぼうの城

戦国末期、豊臣秀吉、石田三成勢の2万人の大軍に屈せず、
たった500名の兵で抗戦、勝利した実在の武将・成田長親の姿を描く時代劇。

底知れぬ人気で人心を掌握した主人公の魅力や、豊臣・石田軍による
水攻めシーンなど、見どころ満載の歴史大作。


天下統一を目指す豊臣秀吉は関東の雄・北条家に大軍を投じるも、
その中には最後まで落ちなかった武州・忍城(おしじょう)と
呼ばれる支城があった。

その城には領民からでくのぼうをやゆした“のぼう様”と呼ばれ、
誰も及ばぬ人気で人心を掌握する成田長親(野村萬斎)という城代がいた。

秀吉は20,000の軍勢で攻撃を開始するが、将に求められる智も仁も勇もない、
文字通りのでくのぼうのような男の長親は、その40分の1の軍勢で迎え討とうとする。



歴史映画というよりも娯楽作品でした。

観終わったあと、わりとスッキリして、水攻めシーンのために
1年公開を遅らせたのだが、この戦が終わって新たな生活に
進んでいく印象が残った。



のぼう様とよばれる城代・成田長親(野村萬斎)のキャラクターに
スポットをあてた映画ではあるが、脇を固める
正木丹波守利英(佐藤浩市)・柴崎和泉守(山口智充)が野村萬斎さんに負けず
素晴らしい演技だった。

野村萬斎さんvs上地雄輔さん(石田三成)残念だがこの時点で勝敗は
着いていたな。
これが野村萬斎さんvs市村正親さん(豊臣秀吉)だったら
どっちに勝敗つくかわかんないけど。

2時間以上の長い映画でしたが
あまり長いとは感じなかった。

野村萬斎さんの渾身の田踊り(特に小船の上)や、
でくのぼう→戦況を読む才能が開花したとこ・
百姓などの弱き者を慈しむところ観て欲しいです。


映画 北のカナリアたち

2012-10-30 | えいがのこと
珍しく、試写会で観てきました。





↓以下内容にふれます。








あらすじ
Yahoo!映画 北のカナリアたち
日本最北の島で小学校教師をしていた川島はる(吉永小百合)は、
ある事故をきっかけに島から出て行ってしまう。それから20年後、
東京の図書館で働いていた彼女は、教え子の一人が事件を起こしたことに
疑問を抱き、かつての自分が受け持っていた生徒たちに会うため北海道へ向かう。
恩師と再会した教え子たちは、それぞれに抱える複雑で苦しい胸中を明かす。



湊かなえの小説「往復書簡」の一編「二十年後の宿題」
原案未読。



北海道礼文島寒そう~。
雪が真横から吹雪いてる。

20年前の記憶をたどる旅と、かつての教え子の殺人事件を理由に
場面が、20年前と現在が交互になったり
パズルの破片が収まるように明らかになっていくとこが
面白かった。

サユリスト世代が多かったせいか
ほぼ満席の劇場だったけど終演後も
粛々と?黙々と?みんな退場して行った。

教え子(6人)に順に再会するので
どうしてもひとりひとりに割く時間は短くなりがちですが
皆よい若手俳優さんばかりで
短時間でも、濃かったです。

それぞれが、心に重荷を背負って
降ろせない苦しさでもがいてる。
もちろんはる先生も。
でも、それでも生きていいというのが
メッセージなのかなって、人はひとりぼっちではないのだよね。

はるの夫が「たとえ明日世界が滅びるとしても、君は今日リンゴの木を植える」
言ってたなぁ。
マルティン・ルターのことば
堂本光一クンのSHOCKでも何度も聞いたな。

映画 天地明察

2012-09-24 | えいがのこと
原作本を映画観にいく当日に読了。




↓以下内容に少しふれます。




あらすじ
Yahoo!映画 天地明察
太平の世が続く江戸時代、算哲(岡田准一)は碁打ちとして徳川家に仕えていたが、
算術にもたけていた。
もともと星を眺めるのが何よりも好きだった彼は、ある日会津藩主の
保科正之(松本幸四郎)の命を受け、北極出地の旅に出ることになる。
算哲らの一行は全国各地をくまなく回り、北極星の高度を測り、
その土地の緯度を計測するという作業を続ける。


いや~難しかった。

算哲が生涯をかけて日本独自の暦をつくる。
暦(カレンダー)がずれてるなんて
今の時代じゃまったく思いつかないけど
初めて作る人がいなければ、今日には
至らないからね先人たちに敬意。

原作本を読んでいないと、言葉の意味ほとんど
理解できないと思うけど、読んでいると
原作とはちょっと離れすぎていてガッカリするかも。


エンドロールの最後に「原作 天地明察とは一部ことなる」
みたいなの流れたけど、むしろ初めに云って欲しい。

安井算哲の名を、自分で改名して渋川春海としてる
ところや、主役二人の何年にもわたる想いとか、
算哲の人物像が、離れすぎてずっと違和感があった。


役者さんは割と違和感感じなかったな~
大物いっぱいでてたし。

あの、難しい内容を2時間20分に娯楽作品としてまとめるのは
滝田洋二郎監督の手腕なのかな。



向かって左が滝田洋二郎監督のサイン
右が横山裕くんのサイン



映画 アベンジャーズ

2012-08-17 | えいがのこと
「日本よ、これが映画だ」とんでもない
上から目線のキャッチコピーにまんまと踊らされて
観にいきました。

 


↓以下内容に触れます。




あらすじ
Yahoo!映画 アベンジャーズ

人知を超えた悪によってひそかに進められる地球壊滅の陰謀。
それを食い止めるべく、大富豪で天才発明家アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)、
神々の国から地球ヘと追放された雷神ソー(クリス・ヘムズワース)、
感情の爆発によって容姿を激変させる科学者ハルク(マーク・ラファロ)などを
集めた部隊アベンジャーズが結成される。

しかし、各々が抱えているつらい過去や苦悩が浮き上がっては
衝突し合うようになり、人類史上最大の危機に立ち向かうチームとしての
機能が消失しかけていた。



マーベルコミックのヒーローを集めて、地球を守るって映画。
日本で云うならば、タツノコプロのヒーロー大集合のようなものか?

この映画を観にいくならば、予習は絶対に必要だと思う。
アイアンマン
インクレディブルハルク
マイティーソー
キャプテンアメリカ

見る時間なければ、ざっくりあらすじ読んでいくとかね。


それぞれヒーローではあるが、協調性にかけ
いつになったら、世界を救うのかと焼きもきしましたが
コールソンの死によって、ひとつにまとまって
戦っていく。
世界を脅かす地球外生命体をちぎっては投げ、
ちぎっては投げ最終的には核ミサイルで
敵母艦を爆破。

こういうのはハリウッド映画だね。
ストーリーはあまり気にしないというか、前半や退屈
後半のスカッとするアクションやVFXのために
ある。

この映画の主役って、アイアンマンなのかな?
予告で観た時は、キャプテンかなって思ったけど
ま、ヒーロー全員ということにしておこう。




映画 劇場版ROAD TO NINJA -NARUTO THE MOVIE-

2012-08-12 | えいがのこと
ROAD TO NINJA -NARUTO THE MOVIE-
このタイトルは、各国へ売りに行くための
タイトルなのかな?

「NARUTO -ナルト-」
テレビアニメ化10周年企画ということで
原作者岸本斉史先生がカナリ頑張ったらしいです。

例年の映画よりも、出来はいいです。

結構泣きました。





↓以下内容に少し触れます


あらすじ
Yahoo!映画 ROAD TO NINJA -NARUTO THE MOVIE-
十数年前、木ノ葉隠れの里を守るため、ナルトの父母は命と引き換えに息子・ナルトに九尾を封印。時は流れ、ナルトの前に死んだはずの忍の集団「暁」が現れる。迎撃には成功するが、喜んでくれる家族がいないことにナルトは一抹の寂しさを感じていた。すると突如、仮面の男が出現。男の繰り出す瞳術が、ナルトとサクラを襲う。


コミックスの52巻辺りからのエピソードになっているので
原作しらないと厳しいかも。

コミックスといえば最新刊についてきた「巻ノ忍」にはいってる
ショートストーリーとリンクしてるから、劇場に行く前に
チェックしてさらにもどってもう一度見るのもいいね。


映画ならではの、マダラによる限定月読の幻術にて
故人のミナト、クシナとナルトの家族団らん風景は
本編でみられないからよかったよね。

操られた黒幕として仮面の男が黒ナルトだったけど
声優さんが一緒の時点で、バレバレ
仮面の意味なしなのは残念。


映画版になると、急にガッカリすることが
あるから今回は個人的には満足。
入場者特典DVDももらえました。




映画 「臨場 劇場版」

2012-07-02 | えいがのこと
臨場劇場版観て来ました。


原作既読、ドラマ未視聴。






↓以下内容に触れます






あらすじ
Yahoo!映画 臨場劇場版
都内で無差別通り魔殺人を起こした容疑者の心神喪失が認定され、
刑法第39条によって彼の無罪が確定。

それから2年後、容疑者の無罪を引き出した担当弁護士と
精神鑑定を務めた医師が何者かによって殺される。

警視庁と神奈川県警の合同捜査本部は、通り魔事件の被害者遺族たちの
遺恨が絡んでいるとして捜査を進めていく。
そんな中、敏腕検視官の倉石(内野聖陽)は、死亡推定時刻に関する
疑問点を理由に犯人は別の人物ではないかと推察する。
合同捜査本部の方針とは違った独自の捜査を展開し、事件の裏側に
隠された思いも寄らぬ真相にたどり着く。



今回問題となる、刑法39条や、刑法41条など
いつまでたっても、法の壁って不平等だと
感じさせる、そんな問題提起の意味も含め
よく出来た映画に思えた。

原作と若干主人公倉石の年齢や、周りの人間関係が
違うことで、多少戸惑いも感じたけど
おおむね、よかった。

主人公以外の出演者の演技がすばらしく
特に、むすめを殺された母としてでた
若村麻由美さんの演技は、涙でた。

刑法39条で守られた犯人役、柄本佑さんの
キレっぷりも、凄かった。

犯人はある程度、前半で目処がついてしまいますが
途中で、「コレ」も絡んでるの?
って最後まで目が離せませんよ。

ほぼ、救われない雰囲気の映画でしたが
若村麻由美さんが、目にするものが
唯一、救われた。

オープニングとラスト繋がっているようなので
エンドロール始まっても、終わりまでは
観た方がいいですよ。