遠藤周作氏と河合隼雄氏の対談集を読み返していて
胸にストンと落ちる言葉に出合えたので一部抜粋してみます。
遠藤 結婚というのは自分の孤独を発見する場所ですから。
河合 うまくいってる夫婦はおのおのが孤独感を
どれだけ知っているかということでしょう。
おのおのが孤独感を十分に味わって、
戦友として一緒に住んでいるわけです。
遠藤 奇麗なもの、素晴らしいものに心惹かれるのは
誰でもできますからね。
それは情熱です。
しかし年を取ってお互いに奇麗でもなんでもなく、
しかも互いに孤独であり、
死に向き合っているという連帯感を持ち合うのが
夫婦でしょうね。
河合 自分たちはハッピーでお互い
うまいこといってるという夫婦がいるなら
恐らくどちらかがすごく
辛抱しているんじゃないでしょうか。
私たちもこの夏で結婚４７年。
結婚当初からそれぞれ
単独行動の多い二人でしたが、
それはこれから先も変わらないでしょう。
その方が気が楽というか･･･なんちゅーか｡
おまけは桃太郎。
おかーしゃん
４７年も一緒にいられる秘訣ってなに？
お互いに
相手に期待し過ぎないこと、かな。
ふ～ん。
