透析人間ベム!不当解雇をぶっ飛ばせ!

透析人間ベムへ続く道が突然不当解雇の道に迷い込んでしまいました。これは過酷な運命過ぎます。

助成金に頼らない

2014-10-14 08:56:33 | 透析
「いよいよ裁判ね?」
パートで手を腱鞘炎になった女房に、
「ああ」
と生返事をして今日は非透析日でリュックを背負って大川沿いを歩きます。
私の頭の中には控訴を覚悟してます。
「金が尽きるまで裁判を続けると悪も勝つのだ」
今でもこの声が残っています。
もう理事長が引退する噂が飛び交ってます。
今日は朝からNPOの一番広い会議室に開発室と編集室が引っ越しです。
今回から編集5人、半農半X教室5人、空室対策5人に分けました。
昼からは室長と各リーダーで初会議です。
「空室対策はようやく市内の行政のビルをすべてアップしましたから、次は黒字化が目標です」
「何時には?」
副部長となった編集長が計数管理をします。
「9月末には初黒字、年内にはすべての黒字を解消できると」
「半農半X教室は年内に開講教室が1000教室になります。それで年内には講師育成NPOを2NPOから5NPOにする必要があります」
「利益は?」
「今の2倍に。半農半X教室だけでNPOの黒字は確定します」
「次は助成金を当てにしない運営を今からシステム作りですよ」
「部長そこまで考える必要があるのですか?」
「今の国の財政では独立運営の基盤を模索しておくべきです」
今までNPOの弱体化の原因はここにあるのです。
「編集室も半農半X教室だけに頼る運営から新しいゾーンの開拓を考えています。独自出版で年内で5冊発刊を考えています。それと半農半X教室のテキストも独自出版と考えています」
逞しいですね。

新陳代謝

2014-10-14 08:56:15 | 透析
今日は時々話していた隣のお婆さんが緊急入院です。
肺に水が溜まったのです。
透析をして10年という山を越えるところです。
ここの山を越えられるのは10人に2人です。
今日は理事長と行きつけのレストランで夕食です。
「先にやっているよ」
ワインを手に川沿いの席に座っています。
「理事と話していたがようやく空室事業が軌道に乗ってきたようだねえ?」
「そうですね。ようやく公務員から脱しましたよ。現在市内全域の行政のビルをHPにアップし、免許の申請もしました」
「当初はNPO倒産と言われて・・・」
「私が入った頃は倒産状態でしたがみんな無関心なんで吃驚しましたよ」
それで唯一将来性を感じた編集長を応援しました。
そして私が夢としていた半農半Xの教室を彼女の応援で事業化が出来ました。
「半農半Xの教室では助けられたなあ」
「あれは先輩のNPOの理事長のところでモデル運営ができたのが成功の扉だったと思います」
「半農半Xの教室の利益でNPOの経費を賄っているものな」
「理事長は幾つになられたのですか?」
「今年で80歳になるさ。新理事に交代の話をしたが君の理事入りが条件だと言われたよ」
「実は私は透析を受けていて」
「今の調子でいいよ」
「どうされるのですか?」
「新理事が部下に任せている経営塾の塾長をしてみようかと」
「では同じビルですね。時々こうして飲みましょう」

想定問答集

2014-10-02 08:12:39 | 労働裁判
2日後労働裁判の想定問答集がメールで送られて来ました。
本人や証人は手控えを見ず返答を求められているのです。
それでこれを持ち歩いて頭に叩き込みます。
でも秋らしい風が吹き始められていて気持ちよく大川沿いを歩きます。
「コーヒーを飲みません?」
こういう時の編集長は何か相談事があります。
「これは雑誌社での打ち合わせの中で出てきたものです」
と提案書を広げます。
「ここ2年間の街の旨いどころのシリーズの書籍化です」
これは大半彼女がコツコツとカメラを提げて歩いた歴史です。
「雑誌社は初版で10万部と言われていますが?」
「それは向こうの販売力から見ても問題ないですね。それよりこのシリーズは単なるお店の紹介ではなく編集長の日々の試行錯誤が出ていて面白いと思いますよ」
「これからどういう作業をするといいのですか?」
彼女は記事毎の整理はファイルに保存しているのでその作業はいりません。
「載せる店を選定したら電話をかけて存続確認と大きな変化があったかを聞いてみることです」
「再訪問で写真の撮り直しですねえ?」
「メニューもよく調べること」
編集長も新しい道が見えてきたですね!
私は労働裁判を終えないと前に進めません。