透析人間ベム!不当解雇をぶっ飛ばせ!

透析人間ベムへ続く道が突然不当解雇の道に迷い込んでしまいました。これは過酷な運命過ぎます。

理解していない

2014-01-31 15:41:36 | 民事訴訟
「携帯忘れたでしょう?」
女房は採用面接に落ちてまた今日もハローワークです。
透析が終わって今日は助成金の作業をします。
8時間ほどの時間がかかるので最近は机に張り付いています。
携帯をとるとあの元社員たちの裁判を引き受けている弁護士です。
「工事課長が行方不明になったのはご存知ですね」
「ええ、聞いています。彼の性格からすると金にならないものからは逃げだしますね」
「それでもこれ以上欠席が続くと会社側が勝訴します」
「彼には財産はないですよ。弁護士に金を払うのも嫌なのでしょう」
「でも会社側はなぜ取れない金額を増額したのでしょうか?」
「この会社の十八番の脱税ですよ」
弁護士は税法には案外暗いのです。
「それより経理課長の方は?」
「こちらも誰も協力してくれる人もいません。それで顧問税理士が親しいというので会いましたが、彼に指導したことも相談を受けたこともないと冷たいのです」
「経理課長は・・・」
と言いかけてこれ以上話する気になりません。
「やはり前の専務はだめでしょうか?」
「電話番号だけ教えますので口説いてください」

パワハラ

2014-01-30 09:15:51 | 不当解雇
今日は歯医者によって喫茶店で労働裁判の講演会で知り合ったメール友に会います。
もう3度ほどメールで相談に乗っています。
会うことになって約束の赤い紙袋がテーブルに乗っている席を探します。
「わざわざすいません」
メールで話している時は元部下の彼女を思い描いていましたが思わず若いので吃驚しました。
彼女は上司からパワハラを受けていて労働審判を受けようと講演会に来ていました。
「あの講演会に参加するまでは労働審判の準備が生きがいでいろいろと証拠を集めていました。それがお話を聞いてまたブログを読ませてもらったり、メールでお話をさせてもらって、少し考えが変わってきました」
「ということは弁護士の先生から言うと反宣伝になりましたね」
「私の場合も単純な残業代ではなくて会社というより上司との問題で、この上司は誰構わずお尻を触ったりするのです。でも本人はそれがスキンシップと思い込んでいる節があります」
昔の会社にもそう言う上司がいましたね。
「問題は他の女性社員から証言をもらえる状況ではなくて、逆に上司よりの証言が出そうなのです。そんな中で長い時間を裁判するのには耐えれない気がしてきたのです。それよりその労力を新しい就活に向けようと」
「それも選択ですね」
「でも会社都合だけは取りたいと思います」
「そうですね。私も若かったらそうしていたように思います。労働裁判はあまりにも時間がかかりすぎて嫌な思いの連続です」

病気を知る

2014-01-29 16:02:22 | 透析
昨晩から歯茎が腫れて眠れません。
それで透析の後歯医者に行こうと家を出ました。 
私は糖尿の影響で部分入れ歯にしたのですが、肩がこるとすぐに歯茎が腫れます。
女房は面接が決まったと、頑張ってスーツ姿で出かけました。
働かない私に自らくすぶっていますが、新しい働き方を見つけるまでは辛抱です。
「歯医者に行こうと思いますが?」
「気を付けてください」
針を刺す医院長がいつになく強い調子で言います。
「血液は体の外に出ると固まります。透析で使用する血液回路も「体外」であり、血液が固まらないように抗凝固薬(ヘパリンなど)を使用します。透析中ならびに透析後数時間、その影響が体内にも多少残ります。そのため、出血した場合には血が止まりにくくなるので注意が必要です。通常、抜歯や手術などは透析のない日に行ってください」
元々私は同様なことで大変な失敗をしています。
膀胱がんの抗がん剤で血尿と激痛で睡眠が全くできなかった時期がありました。
それで膀胱科でボルタレンと言う痛み止を服用していたのです。
それがクレアチニンを急上昇させ透析の道にまっしぐら突入しました。
ということで安心な痛み止をもらって歯医者は明日に伸ばしました。
それでシニアNPOに顔を出します。
今ここにいる時だけ明日への光が差し込んでいるように思えます。

分かれ道

2014-01-28 08:57:23 | 民事訴訟
ようやく障害年金の2級確定の通知が来ました。
これで少し生活が楽になりました。
でもこれでもまだまだ残りの人生は見えません。
労働裁判はそう簡単には終わりそうありません。
シニアNPOの砂栽培のハウスも完成したようで農業訓練の校長と中を覗きます。
「凄いもんやなあ」
「助成金と融資は私の得意分野ですから」
「あの時頼っていればよかったなあ。生徒という見方が抜けなかったよ」
「いえ、あの時は今のような意欲も元気もなかったですから」
労働審判が暗礁に乗り上げ、また一から一般裁判を始める結果になり、透析の覚悟もできていませんでした。
「そちらの教室はどうなんですか?」
「3つぐらいあるコースも人が集まらないうちに、毎月貯金を取り崩しているよ。また昔のブドウ栽培に戻ろうか迷っている。今回の半農半xの教室が最後の勝負だな。もう一人の若い弟子もほとんどここで拾って貰ったようなものだ」
「このハウスでは?」
「彼がイチゴの栽培を考えている。それで教室の授業で植え付けをやろうと準備をしている」
「私も参加したいですね」
「一人IT社長がパワーポイントの打ち合わせに昨日来てたよ」
シニアNPOの教室の窓から理事長が手を振っています。
どうも晩酌のお誘いです。

仕組まれた罠

2014-01-27 15:54:46 | 民事訴訟
経理課長から3度の着信がありました。
彼は脱税の主犯にされるのが怖くて会社を逃げ出したのです。
それまで何人の社員をいびり放り出してきたか反省してください。
その後ついつい相棒?の部長が妙に懐かしくて携帯に出ました。
「仕事はどうや?」
「だいぶ慣れましたわ。今トラックに荷物を積む仕事をしてます」
「不動産部長は?」
「この会社では運転手の勧誘や荷受けの営業をしてますわ。昨日経理課長と会ったようですが、もうあの弁護士のところは前の社員が溢れています」
「それで今日はお願いか?」
「さすがに経理課長だけは助けようという気になりまへんわ。部長では脱税のことはさっぱりわかりませんし。でも部長が彼奴ちょっと変になってると言ってましたよ」
今回は社長が相当前から経理課長を国税の生贄にする準備をしていたようです。
専務はそれを察してか経理には一切タッチしていません。
経理課長は自分を守るために仕事を抱えてきたのが今はあだになっています。
「ああそれと工事課長が連絡が取れなくなっているんです」
「使い込みで民事訴訟が起こされていましたね?」
「それが3審で新たな使い込みの証拠が出されて金額も大幅に増えたということです」
この辺りは社長がよく見ていて総務部長に指示をしているようです。