透析人間ベム!不当解雇をぶっ飛ばせ!

透析人間ベムへ続く道が突然不当解雇の道に迷い込んでしまいました。これは過酷な運命過ぎます。

逆転勝訴!

2014-07-29 08:12:46 | 民事訴訟
女房はパン焼きのパートが相当草臥れるのかもう夏ばて気味です。
「老後を考えたらぞっとするわ」
そう言われると心が折れます。
透析は死ぬまでの永遠の繰り返しです。
その中で常に何か新しいことに目を向けられるのかそれが一日の一歩になります。
汗をぬぐいながら大川沿いをこれも飽きないで歩きます。
「どうもホテルの社長のチームが勝訴したようですよ」
珍しく相棒の部長のメールが入っています。
この裁判は刑事裁判から始まって不起訴になり、民事でも1審は敗訴しました。
私の労働裁判の元となる事件なので何度も証言台に立ちました。
「いやご無沙汰です」
社長たちの担当弁護士です。
「あなたの証言が認められ高等裁判所で逆転勝訴です。会社側が提出してきた証拠があなたのパソコンのデーターからねつ造と判断されました」
「おめでとうございます」
「また最高裁で争うことになりますが。でも勝訴判決を送りますよ。きっと労働裁判の有利な証拠になりますよ」
歩く足が軽くなったような気がします。
編集室に入るとホワイトボードに電鉄の地図が貼っていて選挙さながら完了の花が咲いています。
「若い子たちは主要駅に張り付いています」
そうです今日からフリーペーパーの配布が始まりました。
思わずかかってきた携帯に励ましの言葉を叫んでいます。
「なんだか室長今日は元気ですね」

商品モニター

2014-07-26 08:52:31 | 透析
透析が終わって駆け足で1時から始まっている商品モニターの教室に出ます。
着いたのは2時半を過ぎていて担当の弟子の女性が汗をかきながら奮戦しています。
編集長がカメラを構えて手を上げます。
今日は年齢制限がなく30歳代の主婦から70歳のシニアまで様々です。
「今回はフランスのサラダ菜のあまり栽培されていない種袋3種類です」
と実際に育ててもらって収穫、食べてもらうところまでの長丁場のようです。
クライアントは種の通販会社で向こうの担当から提案がありました。
それで室内で揉んで30人で3か月で写真つきのブログをアップしてもらいます。
1人IT社長もアップ前の相談に乗ります。
「こんなのでお金がもらえるのかね?」
シニアの方が質問します。
「まずこれは初めての試みですので、双方無理のない金額で出発です。ただ同様の商品モニターでの実績はあります」
私は透析前にITの会社で同様の事業をしていました。
この商談を決める時の実績でも見せました。
1人IT社長が用意してくれた過去のブログを見せ、アクセスグラフを見せます。
「これは他のシニアNPOでのシニアシューズの優秀アンケートのブログです。約3か月でこれだけのアクセツが上がりました」
「それがどうしてお金になるんだ?」
「これは新商品で通常の宣伝費の10分の1で同様の売り上げ実績を上げたのです」
いつの間にか講師をバトンたちしています。
編集長は今回の商品モニターを記事にするようです。

結団式

2014-07-22 09:37:42 | 透析
毎晩ボルタレンゲルを塗って寝ます。
これで朝にはまたパソコンが打てるようになりました。
今日は大手電鉄のフリーペーパー設置の確認作業とマニュアル作りです。
部員総出で何度も電車を降りては駅の設置場所の写真と簡単な地図を作ってきます。
これに基づいて20人のサポーターに毎月設置をお願いします。
私は難波から10駅担当ですが、それぞれ15駅ほど担当して走り回っています。
編集長は電鉄の担当者とルール決めと広告の打ち合わせです。
朝9時からスタートして3時には難波の喫茶店に集合です。
私は2時に戻ってきて編集長と打ち合わせです。
「当初各駅に10部と言うことでしたが、社内の評判がいいので20部にしてくれとなりました。主要駅は30~50部です」
「それなら割り当ての駅数を変える必要がありますよ」
私は40歳代にフリーペーパー設置の事業をしていました。
「1人当たり平均15駅ですが、10駅に修正ですね。100部束で200束が持ち運びの限界です。それに改札を出ないといけないのが9割です。サポーターは?」
「思ったより集まっていますから20人体制から30人体制にしてみます」
私は予算の組み直しを始めます。
「予備費を使いますが予算内ですね。配布時間はラッシュを避けて1時から3時間となりました。広告は巻末の1ページを毎回と」
「それは豪勢ですね」
3時になると部員の4名が戻ってきてそれぞれ報告です。
今日はみんなで久しぶりにバルで結団式です。

ボランティア脱皮

2014-07-19 08:32:53 | 透析
ここ数日手のしびれが続いていてパソコンは控えています。
今日は台風の影響で雨が降っているので傘を差してとぼとぼ大川沿いを歩きます。
歩くことで浮腫んだ足の血が体中に回るのです。
今日は登録されているシニアサポートリーダ-の人と会議です。
新理事と編集長と私が参加してコーヒーを飲みながら15人ほどがテーブルを囲んでいます。
「ご無沙汰しています。フリーペーパーの発刊時期はボランティアで40人ほどで配っていただいていました。その他行政の説明会や相談会の応援やパソコン教室の補助もお願いしていました」
「現在は商品モニターに参加してもらっていますが登録会員はどれくらいになりましたか?」
「そやなあ。数だけは100人を超えた。だがモニター以外はこれと言った仕事がなく歩こう会になっているわ」
「ボランティアだけじゃ続かんわ」
「それでNPOでもう一度シニアサポートリーダ-の制度を見直してもらおうと思っています」
これは新理事からやはり宿題でもらっていました。
「現在貸室事業を始めました。管理部屋数は現在45室でここの管理をお願いしたいのです。管理の仕事はそのレジメに書いてあります。月に延べ30人ほど必要です」
「それはお金が出るのかあ?」
「原則今後のNPOは賃金を払います。フリーペーパーも大手電鉄との設置契約が始まります。これは各駅に月1度配布するのに20人ほど予定しています。それに地域紹介の記事もお願いしようと」
「よし!もう少し会員を集めよう」

 

持てるものは友

2014-07-19 08:32:31 | 透析
新理事からもう1か月前から宿題を貰っています。
今日はNPO再生教室の初日で新理事が開講の2時間を持っています。
私は次週に2時間担当して、編集長は次次週の2時間を担当します。
「どうでしたか?」
「いや50人も入ると凄いね。質問の時間をもっと採らないとダメだな」
杖がいらなくなった編集長がアイスコーヒーを入れます。
「宿題は?」
彼は理事長からの行政の要請を事業化させようとしています。
行政は今回の空室対策で気をよくしたのか中心地の空室のリストを出してきたのです。
「これは今の管理していると同等ありますよ」
編集長は呆れています。
「行政にあの条件を提案してもらえましたか?」
「今回は無料期間は6か月にしてほしいそうだ。その代り通常賃料の7割で貸し出すということなんだ」
「異業者交流会などに紹介をかけています。これでもまだ3割です」
「自前の教室を入れても5割が精一杯ですよ」
「一つ昔のベンチャー仲間にお願いしてるのだが?」
これは前もってベンチャーブースを運営している社長に提案をしていたのです。
「例の提案の空室リストを送るが検討できるかな?」
彼は昔私の会社にいて今不動産会社を運営しています。
「いい場所が多いですね。このうち3か所を検討してみますよ」
「何とかなりそうですね?」
編集長が笑っています。
持てるものは友です。