「米民間軍事会社が、一人6500ドルでアフガン脱出を引受け」
(シカゴ発 8月25日オフィス・ファウンテン発信)
(ウォール・ストリート・ジャーナル紙8月25日を参照)
バイデン大統領が「米軍撤退期限は8月31日」と明言したことで、アフガン に取り残された多くの米軍人、軍事請負業者、米軍協力者、元スパイなどが期限日までのアフガン脱出に命をかけた行動を行っている。
まだ数万人以上いるアメリカ人とアフガン協力者たちがアフガン国内にいるにもかかわらず、バイデンは強固に8月31日の期日変更を拒否し、唯一の米国の残されたコントロール地帯であるカブール空港からの撤兵を明言している。
残された時間はあと6日間しかない。
エリック・プリンスは、元海軍特殊部隊ネービーシールズ出身で、退役後米国国務省から在外大使館の警備や、CIAの仕事を請け負ってきた民間軍事警備会社ブラックウォーター社の創業者。
プリンス氏は、カブールからのチャーター機で国外まで救出する場合、一人当たり$6,500 (約70万円)の料金でその仕事を請け負っていると言う。
しかし、大勢の取り残されたアメリカ人の中には、家やシェルターに隠れて一歩の外に出れない危険な状態の人も多く、それらの場合、家からチャーター機までの料金はさらに上がると言う。
バイデン始め米国務省は「全ての希望するアメリカ人の国外脱出をさせる」と言うが、国務省は具体的なアメリカ人の人数さえ把握しておらず、またその方法も明確に示していないため、それらアフガン国内に取り残されたアメリカ人たちは期限までの最後の脱出を自分たちでアレンジするしか道は残されていない。
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