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氷月神示 他の暗号解読編 368

国之常立神より皆様へ

翠さん (=イブ=ミロク) の前世についての語りの続き

翠:
私は満足だった
日に日に充実し、やはりここへ来てよかった、私が求めていたもの全てがここにある、
お釈迦様、宇宙の教え(=ダルマ=法)、仲間、おいしい食事、(仲間と食べれば何だっておいしい、)
労働、清く正しく生きるための瞑想、世の全てと隔絶はしないが喧騒にまみれない静かな生活…
だが、集団生活をしている以上、どこにだっていつだって問題は発生する
誰かが先輩に頼み事をし、それが原因でもめたのだの、修行が嫌でトンズラしたものなどーー、
極めつけは檻に入れられたようだとイライラし、しまいに人を殴り付けて脱走した者などだー(彼は通りすがりに、ただ寝泊まりできるというだけで出家したふりをし、現実との壁に突き当たった、)
また盗みも発生した
せっかく町で誰かがもらったお布施が紛失したことがあった
盗みは大罪だ
何日も経って元の所へ返されていた
お釈迦様は犯人が自分から返すのを待っておられたようだ
盗みが発覚するとここに居られなくなる
自分から返せば、改心のチャンスはあるからね
…そのようなわけで、(町へも用事で出向くから) 出家したからといって俗世との縁が絶たれるわけ
ではなく、集団も小社会だから時折問題が起きた
ある時、或る後輩集団と先輩集団とが、対立した
(年齢ではなく、先に入門した者が先輩と呼ばれる)
後輩集団に言わせると、そこの何人かの先輩達が、同郷の後輩達を、つい昔からの顔なじみだということで、ひいきしたり優先的な処遇をしたりしたらしい
それに抗議を申し込んだ
もっともなことだ
しばらくもめたが、自然におさまった
他の集団に対しても、見苦しいということで、自主的におさめたらしい…
みな、お釈迦様の善い意向に沿おうと、懸命だった

上手 (うわて) なのはクーメルンだった
彼は、良い意味で先輩に取り入るのがうまく、いつの間にか気に入られていた
賢くて行動もすばしこく、気が利いていたので重用されたのだ
班長になるのも当たり前だった
その点、引っ込み思案な私は万年、班員でいいとも思っていたぐらいだ

ある時、峠越えというのをやった
みんなで山を歩き、鍛えるのだ
その時に黙っていることになっていた
黙って歩くことは、黙想になる……自然と、心が磨かれる
感覚も研ぎ澄まされる
頂上へ行くと、気持ちよかった

その頃から、友達のテーマッセがふさぐようになった
前はいろいろと論争しあったのに、あまりしゃべりたがらず、言葉数が少なくなった
どうしたのかと思っていると、夜、就寝してから抜け出して外にしばらくいたりするようだった
私は気がついたが黙っていた

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