**アロマセラピストなちゅらの日記***小さなことからこつこつと

一日一日をていねいに生きよう。
アロマ、にゃんこ、自分らしく生きていくこと。

The Beach Boys

2005年11月07日 | 音楽
1961年に結成されたアメリカのバンドです。
西海岸の若者文化、青い海、ビキニの娘、サーフィン、などをテーマにした
軽快な楽曲で知られています。

わたしはそんなに曲は知らないんですが・・・。
「グッド・バイブレーション」ぐらい。

メンバーの中心人物であるブライアン・ウィルソンが
1967年以降、曲作りには完璧主義を通したため周りに理解をされず、
すごいストレスを抱え、精神を病んでしまいました。

で、昨夜はその彼が病んでしまい、
お蔵入りしてしまった「スマイル」というアルバムに入るはずだった曲や、
ザ・ビーチボーイズ時代の作品を
彼を尊敬するワンダーミンツや
ジェフリー・フォスケットなどのミュージシャンが
サポートして行われるライブのドキュメンタリービデオを見ました。
ライブとしてはおよそ30年ぶり?

画面から察するに、まだ完全にブライアンが治っているとは
思えない感じでした。
今年63歳です。

なにより驚いたのが周りのミュージシャンたちの力がすごいのです。

すぐに鬱になりがちなブライアンがリハーサルに興味が急になくなっても
興味を持つまで待ちつづけ、
さりげなく励まし、彼を焦らせず、やる気が出るまでじっと待つのです。
リハーサル中にも彼は入院していたくらいです。
どんなに根気がいったことでしょう。
そしてブライアンにかける言葉が穏やかで、優しく、包み込むような感じで
とてもすばらしいカウンセラー達なのです。

すごい人たちだなあと感動し、
恐怖やストレスを抱えながらもみんなに癒されながら前に進もうとする
ブライアンにも感動し涙が出ました。