木造校舎を訪ねて

私が訪ね歩いた木造校舎を、写真と文章で紹介していきます。

№17上田市立川西小学校

2009-11-09 13:19:26 | 旅行

木造校舎データ
校名:長野県上田市立川西小学校
創立:昭和63年 校舎竣工:不明 部類:現役
現状:校舎として活用
所在地:長野県上田市大字仁古田508
撮影年月日:平成14年10月19日(土)

川西小学校は、昭和63年3月に室賀・小泉の両校の統合により、新設した学校である。ここは元川西中学校の跡地で、同校も昭和63年3月に第六中学校に吸収され閉校。残された木造校舎を利用し、後に鉄筋校舎も竣工して、現在の川西小学校の姿となった。中学校の閉校した年、災難にも火災が発生し、一部校舎を残して焼失したそうである。
既存の木造校舎は二階建て、寄棟造り、赤色トタン葺き、外壁はモルタル吹きである。
尚、前述に記した室賀・小泉の両小学校も、温もり溢れる木造校舎だった。現在は取り壊されてしまい、その姿を見ることはできない。

№16上田市立塩田中学校

2009-11-09 11:42:44 | 旅行

木造校舎データ
校名:長野県上田市立塩田中学校
創立:昭和33年 校舎竣工:昭和32~34年 部類:消失
現状:平成21年度取り壊し
所在地:長野県上田市大字中野377
撮影年月日:平成14年10月19日(土)

まるで長屋のように幾棟の校舎が平行して建っていた。生徒たちの吹くリコーダーの音が高らかに鳴り響き、木造校舎の存在も実に生き生きとしていた。7年も前の話である。しかしこの校舎も今は無い。新校舎建設のため解体されたのだ。上田市内唯一の中学校の木造校舎ということで、市民の愛着も強かったものと思われる。それだけに惜しまれる結果となってしまった。