友人のお母さんが作ってくれた「カルヤラン・パイスティ」。
「カレリア風シチュー」ですね。
フィンランドとロシアの国境に近い東部地区をカレリア地方と呼ぶのですが、その地方の郷土料理です。有名料理らしい。
フィンランドのヒトにとってカレリア地方ってのが、どうやらワイルドな、野生にあふれたところみたいで。アメリカのアラスカ、日本の知床?クマとかオオカミとかウロウロしている深い山、みたいな。山といってもフィンランドは標高一番高いところで1000M程度だけど。
いずれにせよ、なにか彼らにとってそそられる、地域のようですな。
特に友人のお父さんお母さんはその地方の出身だとか。一般的な(?)フィンランド人も知らないような、独特な風習を持ってました。コーヒーに焼きチーズ入れて飲む、とか。
…いや、僕の友人の家庭だけが特殊だという可能性もありますが。
僕にはフィンランドの北、ラップランド地域が「ワイルド極まれり」なイメージでしたが、なんかもうあそこまでいっちゃうとホントに別世界扱いでした。日本人がイメージする北極南極よりは行きやすいかな~、くらい?
写真の説明をすると、左から、肉、ベリー、ジャガイモ、ピクルス、そして下にスープというか汁。
シチューのイメージとは微妙なズレが。
どんな味かというと…おいしかったことしか憶えて無いや。

食後に食べたベリーのゼリー「キー(ッ)セリ」
ゼリーといっても固まってない…缶飲料の飲むゼリーみたい。
で、ぬるい…
ここにもイメージのズレが。
たとえが変かも知れないけど、完熟の、酸味と甘みが絶妙なオレンジを期待して食べたら、皮のブカブカしたでかくてパサついて大味なミカンだった感じ。
いろんな意味で、世界は広いっす。