ハードタックルをものともせず、不屈のビックに両将絶賛

　フィラデルフィア・イーグルスのクォーターバック（QB）マイケル・ビックは、現地2日のヒューストン・テキサンズ戦で何度も激しいタックルを浴びた。しかし最後までフィールドに残り、パス302ヤードをマーク。逆転のTDランを含めて3TDを挙げてチームの勝利に貢献した。

「俺たちは逆転のために最高の仕事をした」と試合を振り返ったビック。イーグルスのアンディ・リードHCは「（一度は逆転を許した）後半に見せた彼のエネルギーを好ましく思う」と、逆境でのビックの強さを絶賛した。

　敵将のゲイリー・キュービアックHCも「あの若者は私が今までにNFLで見た中でも最高のプレーをした」とビックに脱帽。「彼は特別だ。我々はビックを封じ込めようとしたが、それでも大仕事を許してしまった」と手のつけようがないといった様子だった。

＜NFL＞

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アルゼンチン、ポルトガルとの対戦が決定 イングランド戦延期を受け

　AFA（アルゼンチンサッカー協会）は現地時間２日（以下現地時間）、来年２月９日に、イギリスのロンドンでポルトガルとの国際親善試合を行なうと発表した。ロイター通信が報じている。

　先ごろイングランドとの対戦が延期となったアルゼンチンは、その代替としてポルトガルとのマッチメイクに成功。試合はイングランド・プレミアリーグの強豪アーセナルの本拠地である「エミレーツ・スタジアム」で行なわれることが決まっている。

　2010年Ｗ杯終了後に、同大会王者スペインと親善試合を行ない、それぞれ４ゴールを挙げて勝利しているアルゼンチンとポルトガル。両者が対戦するのは1972年以来となる。なお、当時はポルトガルが３対１で勝利している。

　AFAはまた、来年３月にも親善試合を行なうことを協会の公式HP上で発表した。アルゼンチンは３月26日にシアトルでアメリカと、29日にはサン・ホセでコスタリカとそれぞれ顔を合わせる。

ボローニャ、税金未払いで勝ち点１を剥奪される

　FIGC（イタリアサッカー連盟）は現地時間２日、税金の未払いを理由にボローニャ（イタリア）からセリエＡでの勝ち点を１ポイント剥奪するとともに、同クラブのセルジョ・ポルチェッダ会長に６カ月の職務停止処分を科すと発表した。ロイター通信が報じている。

　ポルチェッダ氏は今季開幕前、ボローニャを買収して新会長に就任。しかし前月、財政難を理由に早くもクラブを売却すると発表していた。そんななかで税金の未払いが発覚し、処分が決定。さらに選手への給料も未払いであることが分かり、FIGCから更なる勝ち点減の処分を受ける可能性がある。セリエＡで現在16位と、苦境に立つクラブに追い討ちをかける事態が続いている。

【MLB】M.リベラ、ヤンキースと2年契約で合意間近

　このオフにニューヨーク・ヤンキースからフリーエージェント（FA）となっている抑えのマリアノ・リベラ投手が3日、ヤンキースと2年契約で合意間近であることが関係者の話で明らかになった。年俸総額はおよそ3000万ドル（約25億円）になると見られている。

　41歳のリベラはメジャー16年目の今季、61試合に登板。3勝3敗33セーブ、防御率1.80と抜群の安定感を見せた。なお、ヤンキースでは現在、リベラとともにFAとなったデレク・ジーター遊撃手の再契約交渉が難航している。（STATS-AP）

石川遼が猛チャージの62 ６位に急浮上

　「日本シリーズＪＴカップ・第２日」（３日、東京よみうりＣＣ）
　初日最下位の28位と出遅れた石川遼が猛チャージを披露。前半を４バーディー、ノーボギーの31で折り返すと、後半も５バーディー、１ボギーの31をマーク。スタートの６オーバーから通算２アンダーまで伸ばし、６位に急浮上した。
　最終18番ではグリーン右ラフからチップインバーディーを奪い、最高の形で締めくくった。「きのうとは別人のゴルフだった。何かから解き放たれたようなプレーできた」と満面の笑み。逆転賞金王を手にするためには優勝が絶対条件。「まだ置かれている立場は厳しいが、あきらめずやるという言葉に尽きる」と決意を口にした。

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