モグラ放浪記

生きていくこと、それこそが旅。まだまだ旅の途中です…

+雨上がり+

2008-06-30 23:47:34 | Weblog
気をつけていないと

どんどん忘れていくから

ふとした時に思い出すようにしている


時間の早さとか

人のぬくもりとか

あの頃感じていた気持ちとか


どうでもいいことや

当たり前すぎたこと

それが今となっては眩しくてしょうがない



でも

変わっていくことを受け入れることだって

大切なんだ

きっと

+夜風にBGMを添えて+

2008-06-25 23:15:02 | Weblog
僕は風になる すぐに歩出せる
次の街ならもう名前を失った
僕らのことも忘れたふりして



急に思いたって飲み行ったら、
いつもの店で思いがけない人と出会えた。
偶然とは不思議だ。
だから素敵だと思える。

1人でよりも誰かとなら、何倍も美味しく感じてしまう。
なぜだろう、いや答えは分かっている。

なんかニヤついてしまうくらい楽しかった平日の夜。



絶望の果てに希望を見つけたろう
同じ望みならここでかなえよう
僕はここにいる 心は消さない


+Candle Night+

2008-06-21 22:15:46 | Weblog
電気を消して、キャンドルに灯をともそう。

これだけで世界が変わるとは思わない。

でも、何かしなければ何も始まらない。

エゴでもいい。

身近なことから始めてみよう。

自分レベルでエコを考えてみよう。

だってそうだろう、自分の暮す場所はこの星なんだ。

+夏を待ちわびて+

2008-06-21 21:59:58 | Weblog
雨が降り出しそうな空。
それでもかまわず出かけて行く。

行かなければ後悔するかもしれないが、
行けば絶対に納得する。
そんな根拠のない確信を与えくれる場所、それが鎌倉。

横須賀線の窓を流れる風景。
濡れた草むらの向こう側にそびえ立つビルは別世界のようだ。

目の前の雰囲気に浸る、所謂「たそがれ」る時。
そこに音楽も活字も必要はない。
静かに自己の宇宙の中へと沈んでいくような感覚。

いつしかそんな感覚さえも消えて、人はたそがれている。


晴れだろうが、曇りだろうが昼から飲むビールは
どうしてこう美味いのだろう。
鎌倉駅前のソンベカフェのテラスに座り、
行き交う人や電車を眺めてベトナムビールを一口。



前回食べてすっかりはまったフォーをすすり、
異国のビールをもう一口。
た、たまらん!休日最高!!


食後はソンベの隣にあるCHAHATでii(アイアイ)の財布を購入。
ワイルドだが、しなやかな風合いのレザー。
使い込めばどんどんいい色になるそうな。

ソフトクリームをなめながら、
鶴岡八幡宮までぷらぷらと散策。
鎌倉に来れば必ず海に向かっていたので、
こうやって歩くのは新鮮な感覚だ。



鎌倉といえば紫陽花が有名だが、
鶴岡八幡宮にあった蓮池も見事だった。
もうすぐ極楽浄土を想わせるきれいな花が咲くのだろう。

さて、これからどこへ行こうかと鎌倉駅へ戻ると
逗子マリーナまで無料で乗れるシャトルバスを発見。
徒より高いものはない、というけれど
タダと言われたら乗ってしまう困った性格。

某マリーナに着いたはいいが、
雨とトンビに襲われたので早々に鎌倉駅へと引き返す。


天気が良ければもっと足を伸ばしているのだけれど、
こればっかりは仕方がない。
だけどこれでいいんだ。

いつもと違う経験をするから、
人は自己の世界を広げていける。
己の中に無限に広がる宇宙を創造できるんだ。

もう少しの辛抱だ。
じきに夏がやってくる。

それまではこのじめついた季節を
思いっきり楽しんでやろうじゃないか。

+夜遊び+

2008-06-15 23:35:01 | Weblog
学生の頃は飲んだ後にカラオケで朝まで、
ということはざらだった。
あり余る体力をいいことに、
小金が入ると仲間を誘ってついつい夜遊びを繰り返していた。
次の日の授業なんて知ったこっちゃない。

澄み切った国道沿いの朝の空気とは反対に、
濁りきった目と頭でカラオケ屋の前で立ち尽くす大学生。
そんな4年間を送っていた。


そして昨日、というか今朝まで久しぶりの夜遊びを敢行。
メンバーは最近何かとお世話になっている◎山兄貴。
そして若人、H野君。

騒がしい渋谷の居酒屋で酒を飲み、
池尻大橋の狭いカラオケ屋で歌う。

仕事疲れのせいか、
途中約1時間ほど記憶が途切れ途切れになっている。
マイクを握ったままデタラメな歌詞で歌っていたそうな。
しかし奇跡の復活を果たし、
喉よ潰れよとばかりに再び歌い上げる。


am5:00の池尻は予想以上に明るかった。
もう夏が近いんだな。
兄貴の御厚意により、お部屋で仮眠をさせてもらうことに。
皆、泥のように5時間ほど眠る。

そして起床。

お二人は仕事なのでまたの再開を誓い、別れる。
いってらっしゃいやし!
僕は休みなのでふらふらと駒沢公園の方へ向い、
久しぶりにOrominaへと足を延ばす。

梅雨入りしているにも関わらず、
湿気が少ないせいか気持ちが良い。
紫陽花がいたるところで奇麗に咲いている。

Orominaで思う存分、天然繊維な時間を過ごし、
バスで恵比寿へと向かう…
そして兄貴とH野君との再会の約束は無事に果たされた。



学生の頃なら、確実に家に帰ってシャワーも浴びずに寝てしまっている。
それがどうだろう。
自分でも驚くほどに活動的。
学生の時には見逃してた「自由な時間」
今となってはそれが少なくなってしまったのを感じている証だろう。

次の休みがいつかは分からないが、
きっと僕はまたどこかへ出かけるだろう。
嬉しそうな、楽しそうな顔をして。

+アロハ!+

2008-06-11 22:47:52 | Weblog
父の日が母の日に比べて、
何かしら地味な扱いを受けている思うのは僕だけだろうか。
そもそも6月の第三日曜という、
いかにも忘れやすい位置付けが父の日らしい。


仕事を始めて、実家を離れ、
今まで自分の中にあった父親の存在が変わってきている。
仕事の辛さや家庭の問題は、自分が経験して初めて分かるのだ。
子どものままじゃ分からない。

そんな父親に今年は何かプレゼントを贈ろうと決意。
定番のものは避けて、
自分の好きなものを送ることにした。

両親の新婚旅行がハワイだったことを思い出して、
LeiがプリントされたアロハなTシャツ。
うーん、僕が欲しいくらい。


問題はサイズ。
父モグラは最近流行りのメタボリックを20年以上も前から取り入れている。
夢の100キログラムも夢じゃない。

服のこだわりもあるようで無いのだが、
着れたら何でもいい訳ではないという困ったオヤジなのだ。

たまに、靴や帽子を買ってきてはニコニコしているのだが
それを身につけている姿を見たことがない。
いつも同じような格好ばかりしている。
不思議な父モグラ。


悩んだ挙句、「大は小を兼ねる作戦」でXLを購入。
恵比寿のOne Life全面協力の下、
無事に京都のモグラ村へ郵送。

後で母親に電話を入れた時にサイズのことを訪ねると、
はやりXLで正解のようだ。
下手したら、これでちょうどいいのかもしれん。
よかったよかった。
てか、少しは痩せよ!!


ビールと甘いものと寝ることが好きな父モグラ。
職場の学校と家族が何よりも大切な父モグラ。

…そして、自分のことばかり気にしている僕。

まだまだ大人になりきれない、
子どもな僕からのささやかなプレゼント。

+お祭りわっしょい+

2008-06-07 00:15:49 | Weblog
近所にある鳥越神社が何やら騒がしい。
仕事帰りにぷらっと立ち寄ると、境内には提灯が灯されている。
境内の奥では御神輿が組み立てられていた。



そうか、あれから1年経つのか。
早いもんだなぁ、としみじみ思う。

普段は静かなこの街に人と神輿が溢れかえる。
マンションの前に屋台が並ぶ。



話は変わって。
2年程前に購入したガラス製のお香立てがある。
しかもキノコ型というかっこよすぎる一品だ。



1回きれいに掃除したことがあるのだが、
ぼんやりと眺めているうちに無性に気になりだした。

気になりだしたらもう最後。
風呂場で古歯ブラシでシャコシャコ磨いていた時のこと。


…パキッ。

小さな音を立ててガラスが割れた。



ああ、やっちまった。
ボロシリケイトとはいえ、ガラス製品。
繊細なのだ。

以前も落下させて同じ部分をボキっと折っていたので、
局部的に弱くなっていたのだろう。

また不死鳥のように蘇るだろうか…

+東京お風呂事情+

2008-06-03 22:44:34 | Weblog
久しぶりに銭湯へ行って来た。
マンションから徒歩3分くらいなので、
思いたったらすぐに行けるのがいい。

雨上がりの涼しい夜道をサンダル履きでいざ出発。

ラッキーなことに、誰もいない貸し切り状態だ!

普段はシャワーで済ませてしまうし、
湯を溜めても狭い浴槽なので体を縮めて入らねばならない。
大変窮屈だ。


大きな浴槽で思う存分手足を広げ、
壁に描かれた富士山を眺める。

体から疲れが溶け出していくような、至福の時間だった。

+めもりある+

2008-06-02 00:51:19 | Weblog
6月1日

東京という街に来て1年が経った。

1年前の今日はとてもよい天気で、
まるで笑顔で見送られているような気持ちになった。

東京で暮らす。
思いもしなかった現実が日常になっている。

そんなメモリアルな今日は天気も良かったのでブラリと鎌倉へ。

江ノ電に乗る前に鎌倉駅前のソンベ カフェで遅めの昼食。
ベトナム料理のフォー。
そしてビール!





昼間から飲むビールはどうしてこんなに美味しいのだろう。
ほろ酔い気分で江ノ電に乗りこむ。



江ノ電ののんびりとした車窓から、
湘南の気持ちにい風景が流れる。

まずは鎌倉高校前で降りて、辺りをぶらつく。







1日乗車券を購入しているので、乗り降りは自由。
七里ガ浜の砂浜で缶ビールを飲み、
稲村ケ崎まで戻っては江ノ島に向かっ波打ち際を歩く。



砂浜にはこんなものも打ち上げられている。



雲が多かったのでサンセットは見れなかったけれど、
ここには毎回違う風景がある、発見がある。
潮風で湿ったTシャツ。
気持ちいいのはなぜだろう。



湘南新宿ラインで恵比寿に戻ってからは、
ワンライフの方と楽しい宴。
オリオンビールと沖縄料理をしこたま食べる。


1年という時間は長いけれど、あっという間に過ぎていく。
思った以上にたくさんの経験をした。

一番大きな収穫は「東京も悪くない」と胸を張って言えるようになったこと。
地元には無いものが本当にたくさんある。
あふれかえる物事に押しつぶされないように、
染まりきらないようにこれからの日々を過ごしていこう。