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みずほフィナンシャルグループが希望者に週休3日-4日制を導入か
みずほフィナンシャルグループでは、2020年12月から希望する行員に対して週休3日や週休4日を認める制度を始めるとのこと。
これは全行員を対象とした制度ではなく、あくまで希望者のみが対象になるとのことだが、週休を増やした行員は基本給が減額になるそうだ。
減額の割合にもよるが、これからよりいっそう多様な働き方が求められる世の中になることは間違いないので、動きとしては非常に良いことだと思う。
これまで週5日通勤をしていたのが、週4日で良いとなれば、これまでよりも郊外に住みやすくなるし、都心に無理に住む必要がなければ高い家賃を払う必要もない。
そもそも日本では東京都心の家賃が高すぎだ。
日本の大手企業のほとんどは、日本の都心にオフィスを構えているので、給与水準の高い会社に行こうとすれば、おのずと高い家賃を払って都心に住むほかない。
私もこういった生活をしているうちの一人に数えられるのだろうが、社会人人生が長くなるにつれて「いったい何がしたいんだろう、自分は」という気持ちになってくる。
大手企業に勤めて少々高い給料をもらったところで、それ以上に生活費が膨れ上がれば何の意味もない。
もちろん、大企業に入るのは簡単ではない。
厳しい受験戦争を勝ち抜いて、大学に入った後は自己啓発に取り組む。その後は、就職活動という厳しいふるいに掛けられて、ほんの一部の学生が大企業には入れる。
大企業に入ったら安定だと思う人もいるかもしれないがそうではない。
大企業に入るような人は優秀な人が多く、当然スキルアップにも余念がないから、ぼーっと毎日を過ごしていてはあっという間に窓際だ。
そういうわけで大企業でそれなりのポジションをキープするためには、それなりに努力をしていかなければいけない。
ただし、それと引き換えに得られるのは、ほんの僅かばかりに高い給料と、それ相応に高い都心の生活費だ。一体何のために頑張っているのか。
生活費を高くするのが嫌なら郊外に住んで、長時間通勤で体力と時間を無駄にしながら生きていくしかない。
これもやはり人生においては損失が多いから正直あまりやりたくない。
このような大企業の生活が嫌という人は、田舎でそこそこの給料を払って村社会で生きていくという手もある。
今まで田舎暮らしというのはあまり考えてこなかったが、コロナ禍で都会での生活のリスクが顕在化した今、相対的に田舎での生活のメリットが増してくるように思う。
話がそれたが、みずほフィナンシャルグループで週休3日とか4日が始まるそうだが、今後はこういう動きはどんどん増えてくると良いと思う。
社会人になったばかりの身軽な時代は毎日それこそ徹夜でも働けるが、子供が生まれたら育児もしないといけないし、親が病気になれば介護をしなければいけない。
こうした誰にでもやってくるライフステージの変化で、職を失わなければいけない人がいるのは日本にとっても大きな損失だ。
これまでの日本は正社員で最低限9時~18時くらいの定時で働けなければ、正社員という立場をキープできなかった。
これからは、時短や週休3日や4日を積極的に選んで、仕事を調整していける世の中になっていかなければいけない。
日本の少子高齢化はますます進んでいて状況は悪化するばかりだ。
もう日本の若者が大量の老人を支えるのは無理だ。
早く日本の若者が子供を育てやすい世の中にしていかなければならない。
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