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中田浩二、旅立ちに向けて その3

2006年01月19日 08時09分56秒 | 中田浩二



またもや長編シリーズ化されつつある
浩二の移籍騒動ストーリー。
前回までの内容はコチラ


どうしても浩二を移籍させたいマルセイユ…
どうしても浩二がほしいベイタル・エルサレム…

「おだいかんさま~、これで何とかひとつ
浩二殿を説得しておくんなせぇ
「イッヒッヒ~そちも悪よのぅ~えちごや~~」

的な会話が交わされたかどうかは分かりませんが
マルセイユは何とか浩二を売って移籍金をガッポリ頂こうと
躍起になって浩二をイスラエルに向かわせます。

その頃イスラエルでは
「イヨイヨ、ナカ~タ(コウ)ガ、サインシニ来チャウウヨォォ~~」
と話題騒然(一部地域のみ)

アニゴGMが直々に同伴し、エルサレムに向かった浩二を
待っていたのは、完全に移籍が決定したかのような演出の数々。

チームのタオマフをかけられて、カサブランカの花束まで渡され
地元のファンや報道陣に囲まれて大歓迎を受けます。

内心、いつの間にか入団しちゃったんだろ~か?( ̄□ ̄|||
       フランスで使ったクレジットカードのサインが
       実は移籍のサインだったんだろ~か?
       このあいだファンサービスで強面のオッサンにサインしたアレが
       実は移籍のサインだったんだろ~か?

などと思ったりしませんでしたかね(・∀・)?
もちろんそんな理不尽な事はありませんが。

浩二は施設などを視察して、名将ルイス・フェルナンデスと会談します。
そこでは名将から直々に具体例を挙げられて、
「コノ試合ヲ見テ、チミヲホシイトオモッタンヤ~!」
と告白を受けます

どの試合みたん?

それでも浩二の保障されたポジションはボランチではなく
やはりココでもサイドバック。
何よりロシア人石油王オーナーによる財力で、
チーム力をUPさせようという少々胡散臭い(失礼)
未知のチームでありましたので、浩二は迷った挙句
この移籍を断りました。
いくら名将の評価が高くても現実的ではないでしょう。

「今から会社を立ち上げるんだ。このビジネスはきっと成功する。
どうしてかって?
だってお金がいっぱいあるんだも~~ん$$$」

っつー感じかっ?日本でも似たような話がありましたねぇ、スケールは違うでしょうが。
人気をあげるためにトルコの王子様「イル飯」を呼んだチーム三木谷。

ただ今回の場合、純粋に監督が中田浩二を戦力として必要としていた所が
大きな違いでしょうが。
話題性なら、もう1人のナカ~タが不遇の扱いを受けてますし、
そちらを呼んでも良かったでしょう(まぁ移籍金の違いはあれど)
中田浩二の方を選ぶとは渋いッスね~

マルセイユの思うツボにはハマらずに、浩二はイスラエルの街を堪能して
帰ってきました。ところが最終日に食したお寿司には呪いが~~。

「サインセ~ヘンカッタラ、オナカコワス…コワス…コワス…コワス…

…ってな事はありませんでしたが精神的疲労もあったのでしょう。
浩二はしばらく体調を崩してしまいました。

最終回に続く~

 


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