12月11日に、自分が応援してきた音楽グループ、ふぇのたすがメジャーデビューを発表しました。
なんだか随分前のことのように感じます。
あの日はクアトロのホールに入った途端に『祝 ふぇのたすメジャーデビュー』の文字が見えて。
てっきりアンコール時にドラムロールがあって…とかの定番の発表だと思っていたので、
受け身がとれなかったという感じで、めちゃくちゃ興奮しました。
多分声とかデカくなってたと思います笑
1曲目のおめでたすからもう本当におめでたすって気持ちで感極まったんですが、
2曲目のスピーカーボーイにやられました。
この曲を何度聴いてきたか。
何度ライブで見てきたことか。
スピーカーボーイってふぇのたすの曲の中での好みで言ったら特段好きな曲ではないんだけど、 個人的にふぇのたすといえばやっぱりこの曲だと思っていて。
そんで勝手に自分は「みこさんはこの曲を完璧にモノにしてるな」ってぐらいに思ってるんですよ。
そしてあの日、メジャーデビューが決まったなんていっても変わることなく、いつものように楽しさ全開のスピーカーボーイが目の前にあって。
だけどみこさんはいつもより伸びやかに、きらびやかに見えていて。
ライブで何度も見ているから、着実にパフォーマンスが成長していることは当然実感としてあったんです。
だけど、その実感以上のものを、クアトロでのスピーカーボーイは見せてくれました。
「こんなにスピーカーボーイって凄かったんだ！」って。
みこさんの表現力が際立つ曲といったら、ヘッドホンガールなり夜更かしメトロなりタイムトラブルなり沢山ある訳ですが、
スピーカーボーイの会場全体をPOPで包むパワーも、みこさんの表現力、更には表現力に限らないボーカリスト・パフォーマーとしての総合的な力が際立っている瞬間だなぁと感じます。
観客が「グイッ」じゃなく「ふわっ」とみこさんの魅力に惹きつけられる。って感じ。
オーバーなアピールをしている訳じゃないのに、気付けばみこさんから目が離せなくなるんです。
これはひとえにライブを通して培ってきたスキルかと。
こんな風に書くと
「他の曲に比べて男性陣が前面に出てこないからだろ」
とか思う人もいるかもしれません。
だけどそれだけじゃないと思います。
みこさんのポテンシャルの計り知れない高さが、ワンマンでのスピーカーボーイから感じ取れたんです。
スピーカーボーイってみこさんは特に煽らないんですよね。
更に、既存の音源と大きく異なる歌い方をしていたり、既存の音源にはない遊びを挟んだりする、いわゆる「ライブ仕様」がある曲でもない。
ともすれば何度もライブに来ている身からすると「あ、いつもの感じね」で終わることになりかねない曲な訳です。期待値が下がっていくような感覚に。
(てか自分がそんな感覚になってた時期もありました。WWWでのワンマンの前あたりまでは。)
でもそうじゃないんです。
常に飽きさせない何かをみこさんは掴んでいる気がします。おそらく意識的に。
それはみこさんの「一緒に楽しもう」って気持ちが生んだ成長なのかなと。
だっていつも楽しくなるから！
(本題から逸れ続けましたが)
とまぁ日頃からスピーカーボーイは素晴らしいのですが、
それを上回る凄さを見せたのがクアトロでのスピーカーボーイという訳です。
多分40回ぐらいはライブでスピーカーボーイを見てきたにもかかわらず、感激のクオリティでした。
「まだこの曲は良くなっていくのか！」って思いました。
クアトロでのスピーカーボーイは、
今後どれだけふぇのたすが大きくなっても安心だと思わせてくれるパフォーマンスでした。
スピーカーボーイはファンに限らずみんなを惹きつける、
現時点でふぇのたす最強のポップスなんじゃないかと思っております。
だけど、まだまだ良くなっていくんだろうなぁと、みこさんのポテンシャルに期待し続けますね。
ちなみにスピーカーボーイで自分が泣いた理由のひとつには、
「立派すぎて近寄れない、別世界の人たちに見える」
って感じてしまったということもあるのですが、
その感情はライブが進むにつれてなくなっていきました。
ふぇのたすがふぇのたすじゃなくなる、なんてことはないなーとライブを通じて思いました！安心だ！
結局スピーカーボーイのことしか書いてませんが、このまま3曲目以降を書き進めると終わらない気がするのでやめときます。笑
全てが主観のベタ褒め記事だけど、あの日の気持ちと今の気持ちに嘘偽りのないように書きました。
あと読みやすさとか文章力とかでいったらそれはそれはひどいものだろうけど、
大事なのは気持ちだよ、うん笑
ではでは最後に、
ふぇのたすメジャーデビューおめでたす！
これからも応援します！
最後に初めてライブに行った時に撮った写真。
ぶれてるけどそれはご愛嬌。
自分の姿を適当に隠してるのもご愛嬌。
この日があったから今がある！