ぐぐぐーっと

ライブの感想か、人に読ませる気のない文章か

物語は夢

2015-08-24 04:30:05 | 音楽
今日も今日とていつもと一緒で、なんてのが当たり前の毎日を過ごしてきたら、
明日も明日でいつもと一緒、なんて思いそうなもので、
実際今日と明日で大きく変わる事象なんて身の回りを見たところでそんなに無いはずなんだけど、
たまーに現実は思いがけない幸不幸や、予想だにしない出来事をもたらしてくる。

現実を綴った文章は、フィクションなんかよりよっぽど直接的に、喜びや苦しみが心に入り込んでくる気がします。

だから逆にフィクションの物語には、夢の世界に引きずり込むようなストーリーや筆致を求めたいですね。
夢といっても主人公が凄い力とか、巨人に街が襲われるとかいう意味ではなく。今生きてるこの現実に対しての、夢。


現実の話をしましょうか。

ふぇのたすが解散を発表した時、自分は笑ってました。
完全に無理が伝わる笑顔だったと思います。もちろん解散なんてして欲しくない。
でも、なんとなく自分の中で、1番しっくりくる結末はこれだな、って思ってました。
だからその思いを表情で伝えた。

無念を晴らして欲しい、って気持ちも確かにあったんだけど。

2人になったふぇのたすは、かつて体現していた1から10まで「楽しい!」しかない「いい感じ」のバンドにはなれない気がしたんです。
もっとも、1年2年と活動を続けることで改めてそれが可能になっていたかもしれない。
でもそんな理由で、2人に苦しみの中を進ませたくなんてありません。楽しくなきゃ活動の意義がない。

なんて暗いことを書きましたが、音楽ってやっぱり素敵なもので。
復活して最初のライブはさすがに感極まってばっかだったけど、2回目の名古屋はとっても楽しくライブを見てました。
(時折、というかそれなりに涙流れたけど笑)
やっぱり演奏に身を委ねて、純粋に音楽を楽しめる瞬間が訪れるのがライブなんだなぁって。ハッピーでした。

特にありがたす。きっと沢山のファンの記憶に、ミキヒコさんの印象が残ってる曲。
ドラムセットから立ち上がってパッドを叩いて、BメロのPPPHでジャンプして、サビはスティックで+を作ってたすジャンプ!って感じで。
だからこそ演奏できないのかなぁなんて思ってたから、アンコールで聴けて本当に本当に嬉しかった。
やっぱりシメはありがたすなんです。個人的には。


とっても素敵な曲がいっぱいで、とっても素敵なライブをしてくれるからこそ、解散はもったいない。
けど、だからといって「解散しなかったら」とか「3人のままだったら」みたいな夢物語、今更どうでもいいですよね。

今日は今日だけ特別にしてね。

8月24日、今日は由比ヶ浜でめいっぱい楽しめたらなと思います。


この時間まで起きてる時点で昼過ぎのローテンション率高そうだけど。

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