宮城の作家希望

作品など

5アカネの杖

2020-09-27 14:52:00 | 小説
『この辺りか?』
二人は杖を探す為にアカネの出現地点を探すことにした。そこには一面美しい花が咲いている場所でピクニックでもしていたい気分にしてくれる。
しかし杖はどこにも見当たらなかった。
『元の世界に落ちたのかも?』
『イヤ反応はある特別な反応が..』

『はっ人間になれた凄い』
小さな女の子が杖を持ってはしゃいでいる。
しかも着ている服は木の葉を集めてつないだ格好である。いうなれば木の葉のワンピースだろうか。そのまま街中へと消えて行った。

まだ二人はそこを探していた。
ーーおかしいな反応は確かなのに、しかもこの反応は、、ーー
『その反応は、どの位の反応なの?』
『ここから半径5キロかな、、もう少し捜索範囲を広げるか!』

それにしても、反応がこれほど残るのは、、何も無ければ良いが

一方元の世界に現れた鬼はあまりの民度の高さに何もできず震えていた。


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