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働いて食って寝るだけの窓@函館

不況のドン底に叩き込まれた函館で暮らすワーキングプアなプロレタリアートが取るに足らない日常をいい加減に綴る! 

アーノルド坊やDVDボックス再発だってよ

2013-10-18 00:21:21 | Weblog
娘がなんか口ずさんで、「お、エマニエル坊や?」と適当なことを言った俺。
なんとなくメロディが、エマニエル坊やがうたっていたベビースターラーメンのCMソングに酷似していたのよね。
知らないかな? CMの最後に、「ボクのベイビースター!」ってセリフが入るやつ。

「そういえば死んだのよねー」
明らかにエマニエル坊やとアーノルド坊やを混同している妻。
「シティ・コネクション」の7インチを持っている身からすると、思わず「冗談は顔だけにしろ」と口をつきそうになる。
エマニエル坊やは実業家として成功しているはず。

確かアーノルド坊や、というか「アーノルド坊やは人気者」に出ていた主要キャラが全員悲惨なその後を辿っているのはwikipediaに詳しい

そんなアーノルド坊やの吹き替え版DVDボックスが、今月の23日に再発される
ぶっ飛んだのはamazonでの衝撃プライスだ。
定価2980円のところ、なんと41%オフの1772円!
つーか原価割れじゃないのか?
この手のソフトの卸値って7掛けが相場だろ。

ま、我々カスタマーとしてはそんな心配よりも自分が楽しむほうが先決だよな。
即効でクリックしちゃったよ。
お前らも今のうちに買っとけ!
絶対損はしないぜ!







モータウン1000円シリーズ第1弾

2013-10-17 15:37:36 | Weblog
アトランティックに引き続き、モータウンの1000円シリーズが企画され、その第1弾が16日にリリースされた。
正直言って、アトランティックの1000円シリーズに比べて目玉が飛び出るようなタイトルはなかったな。大半が数年前に紙ジャケで出たのばかりだったし。そっちでは1枚も買ってないけど。
初CD化もモニターズやエディ・ホランドなんかは一瞬迷ったけど、ちょっと前にKENTからもっと充実したフォーマットで出たしなあ。スピナーズのファーストなんかもね。

とはいえ、買いましたよ。6枚。
ほとんどは何らかの形で持っているけどCD-Rだったりmp3だったりとか、盤質Bのアナログだったり、極めつけはテープだったり。いい機会だしね。
なんだかんだでCDというフォーマットで、この価格で買えるのは恐らく最後っぽいし。
しかしネット配信ってそんなにいいかね? ハズれたり、飽きたりしたら売れないじゃん。



①Gladys Knight & The Pips - Everybody Needs Love
②Martha Reeves & Vandellas - Heat Wave
③Yvonne Fair - Bitch Is Black
④Originals - Baby I'm For Real
⑤Four Tops - Reach Out
⑥Four Tops - Second Album
⑦Willie Henderson & The Soul Explosions - Funky Chicken
⑧Oscar Toney Jr - Guilty Of Loving You

今回は玉光堂で購入。
モータウンものは①-⑥の6枚で、その他は店頭で衝動買いしてしまったもの。
考えてみりゃ、イヴォンヌ・フェアーの③以外はなんらかの形で音は持ってるんだよな。C
シリータのSyreeta WrightなんかもCD-Rでしか持ってないので買おうかと思ったが、考えてみりゃ音質は悪くないしなー。ジャケ目当てならアナログを選ぶべきでは、と思い直してパス。

⑦は勢いで購入してしまった、ブランズウィック再発シリーズの1枚。1900円だっけ? 昔は拍手喝采な価格なのに今となっては高額に感じる値段だ。

⑧は店頭で300円で売っていた中古CD。愛の罪、とは演歌丸出しでいい感じのタイトルだね。ウィルソン・ミードースもゲスト参加。

こないだ江差に取りに行ったCDもあるし、当分は楽しめそうだな。
って、本当は今回よりも来月出る1000円シリーズ第2弾のほうがほしいのたくさんあるんだよな。
12月にはチェス1000円シリーズも控えているし、地味に散財しそうな気配に溢れた今年の師走だ。





CDを取りに江差へ行ってきたぜ

2013-10-13 10:46:52 | Weblog
先日の夜更け、江差のローソンまでCDを取りに行ってきた。
夜中に江差までクルマ走らせて、CDを受け取って、帰ってくる。それだけ。
フツーにしてりゃ自宅まで届くはずのものを、はるばる江差を受け取り先に指定するだなんて俺もバカだよネ。
買ったCDの値段そのものはセール品で安かったけど、結局ガソリン代含めると意味ねーし。

本当は休日に行く予定だったんだ。
イカしたBGMを大音量でかけて、秋の日本海を横目にドライブなんかして、なんか寿司でも食って、温泉も入って、ついでにCDも、とか考えたんだけど、今週は台風の影響で天候的にも、仕事のスケジュール的にも不可能。行くか、と思い立ったときじゃないとズルズル行きそびれそうだから無理してクルマを走らせた次第。
だからって平日の、次の日が仕事っつー夜にたかだかCDを取りに行くそれだけのために江差までクルマを走らせるなんて何たる酔狂か。



①Ike&Tina Turner - Sweet Rhode Island Red/The Gospel According To Ike & Tina(2in1)
②Janice - S.T
③Billy Paul - Going East
④Johnnie Taylor - Eargasm

いまのところ、聴いているのは①のみだが、これがまた、ダサい。
いや、末期のアイク&ティナが押しなべてダサいのはコンピなどを聴いて承知していたが、やはりこのCDも例外ではない。デモテープみたいな音質で、やっつけ感丸出しのヘッポコぶりが、一回りして癖になりそう・・・と思うわけないだろ。いくらB級好きの俺だからって、こんなの癖になるわけがないわな。

雪が降る前に江差にリヴェンジしなくちゃだなと思いつつ、安物買いの銭失いという言葉の意味をつくづく痛感している今日の俺である。

追記

今、ジョニー・テイラーの④を聴いているが極上のモダン・ソウルである。いやー、江差まで行った甲斐があったぜ! 
って、アナログでも持ってるから内容は最初から知ってたんだけどね。
ボートラが欲しかったのさ。



日本のフォーク&ロック史を読んだ

2013-10-06 12:41:39 | Weblog
「日本のフォーク&ロック史~志はどこへ」という文庫本を読んだ。
田川律が82年に上梓した新書を92年に加筆訂正し、文庫本にしたもの。



彼の著作をまともに読むのはこれがはじめてだ。

田川律は中村とうようと共にミュージックマガジンを立ち上げた人で、なんらかの事情でとうように粛清されてミュージックマガジンを追放されてからはフリーの評論家として活動したのだが、俺が音楽雑誌などを読むようになった80年代後半には既に一線を退いたイメージがあった。
それはたぶん、彼が主に扱っていたアメリカン・ロック、その派生である日本のフォーク・SSWというジャンルが平均的な中高生とは関係のない、おじさん音楽であったことが大きいだろう。

調べたところ、喜寿を過ぎた現在でも歌をうたい、料理をつくり、孫のような年齢の人たちと組んでイベントを行うなど、旺盛に活動を続けるようだ。それにしてもオツだね。
中村とうようの晩年を思えば、優雅な生活こそが最高の復讐であるという言葉を連想せずにはいられないのは俺だけか?

「フォーク&ロック史」というタイトルとおり、ロックよりもフォーク~はっぴぃえんどを軸にしたフォーク・ロック史観。
現在の価値観では、裕也関係、GS、サイケデリックロックなどはほぼ黙殺しているのが偏っていると批判されてもおかしくないが、だからこそ時代が反映されていると俺は思った。

サブタイトルの「志はどこへ」に顕著なように、田川が重視するものは精神性だが、フォークのニューミュージック化にかけての商業化、アティチュードや内容の空洞化へ対する批判は、80年前後に書かれたものだとしみじみ思う。現在ではアリスやさだまさしといったニューミュージックはその音楽性、精神性共に批判の対象にすらならないだろう。はじめからロックやフォークとは関係のない人たちだとしか思われていないのだから。

それよりもむしろ、イベンターとして、ライターとしてかなり近いところから関西フォーク・関西ブルースを見ていた田川ならではの記述が生々しい。特に黎明期から成熟期にかける記述は興味深い。岡林や高石のジレンマや生真面目さは胸を打つし、URCの代表だった秦のインチキくささになんとも興味深い。あれこそが日本のマルコム・マクラレンだろう。

最も胸に染みたのは春一番コンサートとその主催者である福岡風太に関する記述だ。
あの時代の音楽と音楽にかかわった人たちのもっとも良質で純粋な部分を代表していたのがあれではないか、とかつて大枚はたいて72年春一番コンプリートボックスを買った俺は改めて思う。













10月20日はBOUTに行くのだ

2013-10-06 12:41:39 | Weblog
10月20日は桔梗の流通ホールまでバウトを見に行く。



つか、バウトってなにさ?
キックボクシングを中心に総合格闘技、フルコンタクト空手といった形式の試合を行う北海道ローカルの格闘技イベントだ。
ファウンデーションは2006年に遡り、今回の流通ホール大会で15回目を迎える。
札幌を拠点としているが、函館や釧路、苫小牧など北海道各地でイベントを開催している地域密着格闘技イベントだ。
格闘技ブームが去って久しいが、全国的に見ても健闘している部類だろう。

函館でバウトが開催されるのはこれで3度目かな。
1回目はまだ格闘技ブームの余熱があった頃で、市民会館で開催された。
あの当時は函館でしょっちゅう格闘技イベントやってたよな~。Uさん、お元気でしょうか・・・。

あれから4年を経て、格闘技シーンは想像を超えるほど様変わりした。
正直なところ世間の格闘技への注目度が比較にならないほど下落したのは否めない。
かつて俺は格闘技オンリーのブログをやっていたものだが、そんな俺ですら興味を失って久しい。

昔の格闘技ブログでは観戦するイベント前には、下調べを兼ねて出場する選手のひとりひとりのデータを丹念に調べてプレビューをアップしたものだが、もはやそのような情熱に欠ける。

とはいえ、やはり血が騒ぐのは事実。
今回のバウトも、なんだかんだで楽しめるだろう。これは数々の観戦経験で体が覚えている。
熱を失ったが、格闘技にはそういう魅力があることは知悉している。やはりライブで見てこそだ。

今回のメインを飾るのは坂本優起。
シュートボクシング・スーパーウェルター級チャンピオンだ。
特筆されるのは、彼が函館出身だということだが、俺が熱心に格闘技を見ていた頃には函館からSB王者が出て来るだなんて予想だにしなかった。彼が頭角を現したのは、俺が格闘技への興味を薄れさせてからだ。
かつての学び舎は統合により名前を変え、その土地を寄贈した梅津も今年になって倒産してしまったが(しかしイヤな時代だね)、今後の活躍により坂本を輩出した高校として東高校を人々の記憶に残してもらいたいものだ・・・って、なんか俺も東高校のOBみたいな言い草だな(親戚縁者含めて一切関係はありません)。

対戦相手は正道会館王者・平尾大智。確か神戸のローカル団体・アクセルのチャンピオンでもあり、こないだのパンクラスにも出た小西とやったりしていたよな?

セミファイナルはパンクラスルールの試合。
かつて華々しい時代を思えば、函館でパンクラスというのもシュールな気がする。
出場するのは地元在住のMMAファイター・武田光博。
パレストラ函館所属として修斗の新人王になった経歴を持つ選手だが、パレストラから独立し、パンクラスルールで試合というのも諸行無常。
対戦相手は黒木慈仁というノヴァ・ウニオンの選手。

率直に吐露するが、いずれの試合もその展開や結果を予想することが俺には出来ない。そうしたイマジネーションを働かせるには、あまりにも格闘技から離れすぎているからだ。

ま、今年足を運んだライブイベントはジャンルは違えど吉田美奈子もみちのくプロレスも、どっちもよかったからな。
そういう意味で、今度のバウトもかなり楽しめるイベントであろうと勝手に信じている。
今回のBOUT 15が格闘技への熱を再度湧き上がらせるような、ボルテージとクォリティの高いイベントであることを切に期待!



大野でお買い物

2013-10-05 22:04:23 | Weblog
HMVでCDを買うときは、いつもローソン受け取りにしている。
そしてちょっと遠いローソンへ受け取りに行く。
出不精なので、そうでもしないことには外の光景を見ることがないからだ。
とか言って、出かけたのは午前1時だから外の光景もへったくれもないんだけど。

今回はローソン大野本町店。真夜中の大野新道、ひとりで聴くアン・ピープルズはいつになく染みたぜ。



届いたのは5枚。

①Graham Central StationのOriginal Album Series

②Bettye Crutcher - Long As You Love Me

③Master Plan Inc. - S.T

④VA - No Boundaries

⑤David Porter - Gritty,Groovy, & Gettin' It


何をいまさらなメジャー・タイトルをブチ込んだ5枚セットだが、そのうち持っているのが1枚、CD-Rでコピーしたのが2枚、まるで持っていないのが2枚ということで購入したのが①。

②はSTAXのライターだった人。コンピに入った7インチの曲がよかった印象があったけどアルバムはイマイチだな。ボートラで入ったnot onの楽曲のほうがよかった。

③は予想どおりのレア・グルーヴ。ゴキゲン。文句があるとすると、良くも悪くも予想どおりということぐらいだな。

④Outtasightのモダン・ソウルコンピはまあ、グッドではあるが、前回出たやつのほうがよかった。後日聴き直せばまた感想も変わるかも。

⑤はまだ聴いてないが。結局は超メジャーな①が最も印象深かったというのはなんつーか。去年、フジテレビスカパーでやった来日ライブもよかったよな。これからも頑張ってもらいたいもんだ。

SOUL DEEP

2013-10-02 02:18:05 | Weblog
今年の春、アトランティック1千円シリーズ第3期のリリースに合わせて、シンコーミュージックから出版されたソウルのムック本に掲載された広告で告知された、ワーナーミュージック・ダイレクト限定のアルバムが先日届いた。



「SOUL DEEP」、70年代に故・桜井ユタカが編んだアトランティック・ソウルのレア・コレクション、その現代版だ。アナログでは第3弾までリリースされていたが、CDでは2枚組み。今回コンパイルしたのは鈴木啓志。

広告では4月だか5月だか、とにかく春のうちにリリースされると告知されていたが、一向にリリースされることはなく、サイトにも延期の告知すらなく、いい加減本当に出るのかと疑念を抱き、実際に何度もワーナーに確認のメールを送っていたのだが、一応形どおりの延期に関する謝罪メールは届いたものの、具体的なリリース期日は記されておらず、サイトにも何の告知もなされず、これはもう消滅したのだろうとあきらめていたところ、当初の予定から半年ほどが過ぎてようやくリリースされた。

ほとんど不意打ちで、金はないが、以前ソニーから出た「ロスト・ソウル・ジェムス」を買いそびれたトラウマがあるから、こればかりは借金をしてでも買うしかない。

4400円とやや高額な印象を受けるが、マニア心をくすぐる7インチレコードサイズの紙ジャケは、まあ、グレートだと言っておこう。もちろん、内容も。

このところ、仕事場で毎日かけている。特に印象に残ったのはオーティス・クレイだな。

どの曲が高値だとか、どのシンガーがマニアに高評価だとか、その他の内容については俺の拙い文章で触れるまでもないだろうし、興味のある人はぜひ実際に購入して鈴木さん入魂のライナーに眼を通してくれ。

ソウル・ミュージックは本当に最高の音楽だ。自分なりにいろいろなジャンルの音楽を聴くが、最後の最後はこれだけでいい。

そして、鈴木さんのライナーのしめくくり同様に、アナログ版のSOUL DEEPを編集した桜井ユタカさんの冥福を祈って、今回はおしまい。

パンクラス旗揚げ20周年記念大会@テレビ観戦

2013-09-29 23:43:13 | Weblog
仕事の都合で途中からになったが、パンクラスの20周年記念大会をテレビ観戦した。

二つのタイトルマッチは求心力の強いしのぎ合いの試合で、目が離せなかった。メモリアル大会、そしてタイトルマッチという舞台にふさわしい内容の試合だったと感服。

北岡や金原もよかった。凋落して久しい日本のMMAだが、その中では上位に位置する力量と、アメリカMMAへ対する意地を示した試合だった。

何より高橋義生。アップになった表情を見て、老けたなあとつくづく思った。
煽り映像で何度もリピートされた旗揚げ戦の映像、俺はあれを生観戦している。93年9月のNKホール。
PRIDEなど格闘技大会は多く生観戦しているが、今まで見てきた中で、ラモン・デッカー対港太郎の95年のMAキック、96年のUVF、そしてこのパンクラス旗揚げ戦の3つこそが自分の中では突出して印象に残っている。

旗揚げ記者会見での映像を流れたが、高橋とその隣にいた船木誠勝や鈴木みのるの若さに驚いた。いや、当たり前なのだ。20年もの年月を経ているのだから。

ガウンを脱いだ高橋の体を見て、先述の印象を更に深めた。20年前と違って、鼻は潰れている。
対戦相手は川村亮。彼の試合を見るのも相当久しぶりだ。
試合は一方的で、かつ呆気なかった。
なすがままにパウンドされている高橋を見ていた、サブレフェリーの和田良覚の悲痛な表情が印象的だった。

試合後、川村が船木を筆頭に旗揚げメンバーへの感謝を表明したが、彼らは会場に足を運んでいたのだろうか? 謙吾などは何度かセコンドで見たけれど・・・。
柳澤や国奥にも出てほしかったな。

試合後、川村がゴッチTシャツを掲げたのもよかったな。
パンクラス旗揚げ前後に、パンクラスというネーミングの由来を船木が語っていたことを思い出したし、なにより以前の金原弘光戦や今回の高橋戦で、川村が最後のUWF、すなわち最後のゴッチイズムの継承者というイメージが強まったから。



最近は格闘技への興味が薄れて久しかったけれど、よい大会だった。
これからも続いていけ、パンクラス。

それにしてもエキシに出た近藤と、解説の布施サンの変わらなさは異常すぎるだろ・・・。








ノーライフキング

2013-09-29 00:41:42 | Weblog
いとうせいこうの「ノーライフキング」を数十年年ぶりに再読した。
1988年の小説だから、25年前の作品ということになる。
世の中は様変わりしたが、この小説で提示されたものがなにもかわらないと卒然とした。

この小説で描かれた86年の子供たちと、現実を生きる一部の2013年の大人たちはほとんど相違ないのだ。

テレビゲームと都市伝説が、インターネットとデマに代わっただけ。
88年の子供たちは2013年になってバカな大人になってしまったんだなあ。



センズリ、プロレス&ロックンロール

2013-06-15 21:53:35 | Weblog
みちのくプロレス函館大会に行ってきた。
会場は亀田福祉センター。こんなところでプロレスが開催されるとは、予想だにしなかったことだ。

仕事のtwitterで興味はあるが行くにはどうも、と迷っている意味のことをつぶやいたら、なんとご当地レスラーのカツオ選手が仕事場に営業にきたのがきっかけだった。
プロレス観戦は10数年ぶりだ。まだハヤブサが元気だった頃のFMW。
昔に比べて中高生のファンの姿が少なくなったのは時代だろうか。

かつては熱狂的なプロレス少年だった。
ロック聴いて、プロレス見て、寝る前にセンズリ。
ただのバカなのに、俺はほかの奴とは違うと信じていた。そんな思春期だった。
東京にいるときは頻繁に見ていた。ライブとプロレスを見るために上京したようなもんだった。93年の8月から9月にかけては二ヵ月足らずで10大会ぐらい生観戦したのではないだろうか。メジャー、インディー、U系、女子、手当たり次第見ていた。あんまり見すぎて、何を見ても全部同じにしか思えないぐらいよく見た。だから見るのをやめてしまった。

今回のみちのくプロレスだが、最高の出来だった。
いままで函館で見たプロレス大会で最もよかったのではないだろうか。
スリルあり、笑いあり、極上のエンターテイメント。そしてアットホームで。
ハコのサイズも臨場感や一体感を感じられて最適。レスラーたちのキャラも、試合のクオリティもよかった。
もしも俺が中高生だったら、こんなことをやりたいと思わずにいられないだろう。いいトシこいてこんなことを考えるぐらいだから、本当に良かったんだろうな。

本当にいいものを見せてもらった。
プロレスって面白い!
センズリ、プロレス&ロックンロールな毎日だった頃から20年を経て、改めて痛感した。
ありがとう!